ある音楽馬鹿の徒然カキコ♪...みゅう太

 

 

「強制」に思う - 2004年06月15日(火)




昨日の新聞に
“PTA会長が「君が代強制おかしい」と言った一言が非難される”
という大きな記事が載っていた。


こういう問題というのは
なかなか込み入ってて安易なことを言ってはいけないのだろうが、
さりとて、これを言い訳にして何も言わない、
というのはなんだか卑怯な気がしてすごく嫌だ。



…と言いつつ、私に「君が代・日の丸」問題を論じる力などないのだが
そんなことは関係なく、ものすごく憤りを感じた。



だって、聞けばその会長さんは
そのことに対して断固たる態度で朗々たるスピーチをしたワケではなく
日頃の疑問を問題提起のように言ってみただけでしょう?


それを周りでよってたかって
「PTA会長がなんてこと言うんだ、反省しろ!」と区議から怒鳴られ
「私たちに何の相談もなく」と周りの役員にはオロオロされ
あげくのはて、校長からは辞任を要求される、など
一体どういうことさ!!??


自衛隊の問題より、もっとあからさまな思想的脅威を感じる。私には。



私は「君が代」問題にどうしても敏感になってしまうのだが
それには理由があって
「君が代」は音楽として好きでない、魅力を感じない
という単純な理由がひとつ。


もうひとつは、


私はかつて教員採用試験を受けて音楽の教師になろうとしたことがあった。
音大では教育学科だったし
先生になりたかったし
それが自然な成り行きだった。


で、試験は通り、しばらく中学校で講師などをし、
いざ3月に東京のある区で正採用の面接があった。
その折のこと。



面接では色々なことが聞かれる。
それは比較的ニコヤカに進行したが
出し抜けに険しい顔で
「あなたは生徒に『君が代』を歌わせますね。」
と聞かれたのだ。

こうして言葉で書くと、大したことに見えないかもしれない。
しかし実際はかなり露骨な威圧感があった。


私は「普通にやることはやりますが、イヤだという子や親がいてもそれはそれで放っておきます。」と答えた瞬間、面接官の顔色が変わった。

「じゃ、あなたは歌わせないのですね。」



こんな問答を5分くらいしたと思うが
終始彼の口調は威圧的で
歌「わせ」る、歌「わせ」ないという、あきらかに「強制」が前提にある
言い方だった。




そのことがあって、
− それだけの理由ではないが −
私は今、このように教師はしていない。



音楽をやっている人間だから
人一倍こういうことに意識的になるのかもしれないが
断じて人の心に強制などできない。







...

夢 - 2004年06月10日(木)




昨晩はナゼか深い眠りに落ちず
眠りの浅い中、夢うつつだったり
意識が戻っていったりの繰り返しだった。



そんな中であるひとつの夢を見た。


マイハニーの横でこんな夢を見るなんて!
という話なのだが
(ごめんよ。。。)


何年か前に別れたモトカノの夢だった。

正確にはフラレた、というべきか。



西暦2000年を迎えた途端に別れたので
私とマイハニーの間では「ミレニアム」と呼んでいる。
(なんじゃそりゃ。)



あの時は本当に突然だった。
何も前触れもなく、
つい2日くらい前までラブラブ♪だったのに
デートの途中あるカフェで急に口をきかなくなり
駅で振り向きもせずに去っていった。


それから電話を何度かけても切られ
メールを出してもFAXをだしても1か月音沙汰ナシ。



しばらくしてFAXで
「もう終わりにしましょう。」の主旨の長い文面が流れてきた。



もうワケがわからなかった。
電話やメールをたくさんして
「とにかく一回話しをしようよ。そうじゃなきゃ終わるにも終われないよ!」
と必死だったが
何もナシ。


結局それっきりだった。
今もその女性が私の知っている職場で元気で働いていることは知っているが
話すことはもちろん、
見たことも会うこともなかった。


なんで別れることになったのか、
一生懸命色々なことを思い出して
「ああいうところが悪かったのだ。いやこういうことかも…」
と思い当たることはあったとしても
所詮、それは未だに闇の中。

しかし人間とはよくできたもので
養老さんの話じゃないが
人間は絶えず細胞が変わっていって
物理的にも精神的にも本当に人は変わる。(悪い意味でなく)

「時間が全てを解決する。」というのも本当だ。
今では知りたいとは全然思わなくなった。(興味くらいはあるケド)


そして数年後、マイハニーに会った・・・




そんな新婚生活の中、だしぬけに夢の中にでてきたのだ。
考えてみれば、B型でペガサスの彼女らしいやり方だ。


その女性は私に言いたいことを言っていた。
「あなたも結婚したのね。私も結婚したのよ。(あくまで夢の中の話)
もう私たちは関係ないわ。あなたはあんなとこが悪かったし、良くなかったけどいい人だったわよ。」
みたいなことを言われ、
でもその「あんなとこ」というのが夢の中でもさっぱりわからなかった。



でも目が覚めたとき、私は妙にスッキリしていた。
清清しかった。

長い間、もう忘れていたとはいえ
胸の奥底にあっただろうモヤモヤが一掃された気がする。



マイハニー、こんなことを日記で書いたらイヤかい?
一人でスッキリしたらダメかね?



これで今の幸せがさらに確かなものになった気がするんだよ。






...




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