ある音楽馬鹿の徒然カキコ♪...みゅう太

 

 

旅行から帰って - 2004年07月05日(月)




しばらくぶりでした。


実は私、先日まで約10日ほど新婚旅行に行っておりました。
えっへっへ。(← またしてもバカ)


行き先はスイスです。

いやーーー!!!
すっかり牧歌的な大自然を満喫しました。
マッターホルンやユングフラウ、
地球に生まれてよかった〜、と何度も思いました。



で、今日はそんな旅行記を書きたかったのですが
帰りの飛行機で久しぶりに見た日本の新聞のあるコーナーに
目が釘付けとなり、
大変ショックを受けており、
どうしてもそのことを書かざるをえません。



それは、脚本家、野沢尚さんの死。
しかも自殺。



本当に目を疑いました。


私はこの日記に何度も書いていますが、
大の野沢さんのファン。

ファンという以上に彼の作るドラマにしろ舞台作品にしろ小説にしろ
ほとんど畏敬の念を持っている。



極端なことを言えば、もう私には野沢さんと三谷幸喜さんがいれば
ドラマなど見なくてもいい、というくらいだ。



野沢さんの作品には今まで本当に感動してきた。

織田裕二と浅野温子が主演した「親愛なる者へ」
鈴木保奈美、岸谷五郎、佐藤浩一、鈴木京香の「恋人よ」
トヨエツと夏川結衣、鈴木杏の「青い鳥」
そしてキムタク、ミポリン、仲村トオル、ユースケらの「眠れぬ森」

「眠れぬ森」など、放映日の夜は本当に眠れなくなってしまうほどだった。


それから日記にもいつだか書いた舞台、
役所広司、永作博美、國村準の3人芝居、「ふたたびの恋」

また小説「深紅」、「破線のマリス」、
それに何と今まさに読んでいる最中で
旅行にも文庫を持っていってたのだが
「砦なきもの」。


錚々たる作品群だ。
どれも圧倒的感銘を与えられた名作ぞろい。


記事のあちこちにも載っているように
(ところで意外に関係記事が少ないのにちょっと驚いている。)
緻密で完璧(もう息詰まるほどの“完璧”だ)な構成、
徹底した取材と、登場人物の話にはでてこないような設定など
およそひとつの作品にかける仕事量は想像を絶したものだったらしい。

それは彼の作品を見ていればよくわかる。

そして繊細さ。

数少ない記事の中でも
倉本聡さんや市川森一さん、役所広司などがみな異口同音にそう語っていた。



しかしそういった言葉だけで語れば
それがものすごい高い次元なものだったことは確かだとしても
もしかすると、他にもそういう作家がいたかもしれない。



でも野沢さんがいつも決定的に、
そして絶対的に私を捉えていたのは

(これも前に日記に書いた。)

彼の言うところの 「祈り」 だ。


だいぶ記憶が薄れてしまったが
「ふたたびの恋」の中で役所広司演じる、
かつての売れっ子脚本家が言う言葉。


「やっぱ台本書いててさ、いい台本って以上にさ、
なんか“祈り”っていうのかな、そういうの込めたいじゃない。
そうじゃなきゃ、お客さんに向けてこういう仕事してるのに味気ない、っていうかさ…」
(ちょっと記憶が不確かでスミマセン)



野沢さん、どうして死んでしまったのだろう。
こういう思いがもうムリなことだと思ったのですか?
それともみんなが言うようにプレッシャーで息詰まってしまったのですか?



私には想像するしかできないけど。



どうか天国では安らかに。

今までいただいた感動を心から感謝しています。






...

マイポニー? - 2004年06月22日(火)




私は寝起きが大変悪い、
という話を前にも何回か書いたが、
先日、マイハニーにこう言われた。











「みゅう太ってさぁ、朝、
生まれたての子馬
みたいだよね。」











…!!?










ははは。





確かにうつろな顔で一生懸命腕を立てて
何度も起き上がろうとするけど
力尽きてまた横になる、
って動作の繰り返しだもんな。





うまいこと言う。。。






...




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