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大熱演のウィーン・フィル - 2005年01月12日(水) 大晦日、元旦とベルリン・フィル、ウィーン・フィルと 立て続けに生ライヴがあって、 両者とも「やっぱり世界最高のオケだなあ〜。」と感心した余韻の覚めやらぬ折、 また日曜日にウィーン・フィルとベルリン・フィルのコンサートが オンエアされましたね。 今回はあの野生のカリスマ、ワレリー・ゲルギエフが指揮した ウィーン・フィルの演奏に大興奮させられ、 大いなる感銘を受けました。 ところで巷でウワサにはなっていましたが ゲルギエフ、ホントに爪楊枝で指揮していましたね(@@) 全身全霊で振るすさまじい指揮に、ウィーン・フィルが全力で応える。 嵐のようにあそこまで魂からエネルギーを放射するゲルギエフは本当に凄い。 オーケストラを煽り立てるような、ああいうゲルギエフを悪く言う人も多いが、 (業界ではどういうワケか本当に多い。カリスマ的な人気者に対するいわゆるアンチ?不思議である。) この真実の激情を、好き嫌いはともかく、誰が否定できるのか見てみたい。 そして、これが他のオーケストラなら途中で崩壊してしまうだろうどころが、 さすがウィーン・フィル。 崩壊どころか、それを「全身全霊の凄絶美」というくらいの大演奏で音にしてくれました。 こないだのニューイヤーも素晴らしかったけど、最近のウィーン・フィルは一時期の低調から、世界最高のオケの名に恥じない力を取り戻してきたのではないかな? 演奏者も大変なエネルギーの消費だったでしょうが、 テレビで見てる私も3キロくらい体重減ったんじゃ? ... ナニワの蝶々さん - 2005年01月07日(金) 楽しみにしていた 三谷幸喜さんの新作舞台、「なにわバタフライ」を観に行きました。 チケットとるのが大変だったこともあるけど いや〜、素晴らしい充実感。 戸田恵子さんは今までにもいくつかの舞台で (もちろんテレビやたくさんのアニメや洋画の吹き替えでも) 観てきているけど、あそこまで力のある人だと思わなかった。 セリフのあいまいにならない明瞭さ、リズム、 その時々の感情に応じた身のこなし…。 一人舞台だからこそ、それははっきりわかりすぎるくらいわかりました。 でも三谷さんらしい笑いにあふれた舞台ながら ペーソスっていうのかな、じわーっと悲哀がしみでてくるんですよね。 三谷さんって、テレビで見るとあんな人(?)なのに いつのまに人生をこんなに深い眼差しで見ているのかな。 どうしてこういう台本が書けるんだろう? ...
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