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おお!「のだめ」が - 2005年08月08日(月) 日曜日のNHK教育テレビ「芸術劇場」で ついに「のだめカンタービレ」の特集やりましたね。 遅いっ!つーか NHKで「のだめ・・・」特集やるのもどうかって気がしたんだけど、 かと言って、クラシックの情報を色々伝える番組で 一回も触れないってのもおかしな話だから まあ、いいのか。 今日、事務所でも今まで「のだめ・・・」を知らなくて 昨日の特集を見た先輩たちが 「これ、何かに利用できないか?」って騒いでたけど できねーよ。 てか、できるかもしれないけど あんな素敵なコメディで底抜けに笑わせてくれる背景, あんだけたくさんのファンを獲得した背景には 作者の、ちょっと今までの(クラシックを題材にした)漫画では想像できなかったくらいの「音楽」への洞察と的確な把握があって (「オルフェウスの窓」なんかは別として) それが、たとえクラシックを聴くのもやるのもしたことなかった人をも 強力に惹きつけたんだと思うんですよ。 これ、ゲストの音楽家たちも言ってたケド。 もう、利用も何もそんだけたくさんの人が クラシック音楽に興味持っちゃってるワケ。 だから、私たち業界の人間は そういう人たちが実際にコンサートに来たときに 「あれ?全然ワクワクしない。面白くない。」 てな失望をさせないような環境や質をもたなきゃいけないワケさ。 絶対期待を裏切っちゃいけないよ。 私はそう思う。 そっちに全力注がなきゃ。 だって「音楽」そのものが ものすごくドラマティックだったり、詩的だったり それだけで(誤解を恐れず言うならば) エンタテインメントに満ち溢れているのだから。 私はそう思うよ。 ... なんでかな? - 2005年08月05日(金) イタリアの高貴な大指揮者、 巨匠カルロ・マリア・ジュリーニが亡くなってから まもなく2ヶ月。 訃報を新聞で知った時、本当にショックだったのですが 私、ナゼカ日記には書いてませんね。 ナゼカ、ってか実は何書いていいかわからなくて ここまできています。 なんでわからないのか 自分でもわからんのですよ。(ん?) でも今日までのこの間色々聴きました。ジュリーニのCD。 追悼盤(1987年ウィーン・フィルを指揮したモーツァルトの交響曲第40番とマーラー「大地の歌」)も買ったし。 やっぱりどれ聴いても素晴らしいですよ。 どんな曲からも、ここには高潔な人格の音楽家がいる、って手ごたえ満々。 ウィーン・フィルとのブルックナーなんて 「第7交響曲」も「第8」も最高。 でもCD棚を見てたら、あるハズのロスアンジェルス・フィルとのベートーヴェンやらブラームス(80年代前半)がなく、 そういえば世評高い、シカゴ交響楽団を指揮していた70年代のCDがない。 あれ? ということは、私は言うほどジュリーニの熱心な聴き手ではなかったということか? いやいや、ブルックナーの「第8」なんて 学生時代、毎日のように聴いてたハズだ。 あれでナゼかとっつけなかったブルックナーに近づけたんだ。 う〜ん。 やっぱり本物の手応え。 実演を聴けなかったのが残念。 …またいつか書きますね。ジュリーニのこと。 ...
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