kakera


微かな kakera 引き合い重なる…偶然か必然か
夢か現か 吉か凶か

2002年08月29日(木) 実らなかった恋(偽)

 入学式の日、私のクラスの担任として先生に出会った。凄く厳しくて、怖い。そう思ったけど、勉強も、部活も苦手なスポーツも頑張った。先生の、
 「良く、頑張ったな。成果が出ているぞ」って一言が聞きたくて。
 課外授業も休まず出席。日曜日に“授業”だなんて嫌だったけど、それでも、先生に会えるから。
 あんまり笑わない先生が、少し微笑んで(本当に微かだったけど)
 「君の学習態度は、感心する」って誉められたくて、いつも必死だった。本当は疲れちゃうけど、「次回も参加するように」って言われたら、また参加しちゃってた。頑張っているって思って欲しかったから。
 あんまり頑張りすぎて疲れていた時、息抜きに、素敵な景色を見せに連れてってくれた先生。そういう優しいところがあるって、初めから知ってたんだよ、私。

 お正月、ダラダラしてたらいきなり先生から電話。初詣に誘われて出掛けた。まさか先生から電話があるなんて……♪
 凄い人混みの中を先生の服の裾をキュッと掴んで歩いた。小さな子みたいでメチャクチャ恥ずかしかったけど、いつもより先生の側で歩けたのが嬉しかった。先生も少し、恥ずかしかったみたい。もっと近づいちゃえば良かったかなぁ?
 
 修学旅行は先生を独り占めできて、本当に嬉しかった。旅行とはいえ、学校行事だからやっぱり先生は、いつも通りの先生で。全然進展がなくて、「ちぇー!!」って思った。
 バレンタインデーの時には、すんごく気合い入れて作った手作りチョコを、「教師へのチョコレートは平等に分配される」なんて言った先生。
 私が朝早くから作ったのに!ってショック受けてしょんぼりしてたら、「味見だ」って一口食べてくれた……。それが凄く嬉しくてやっぱり先生が好き!って思ったんだから。

 でも、私の想いは伝わらなくて先生と生徒のまま卒業式を迎えてしまった。
 入学してから3年間、ずーっと想いを伝えたくて頑張ったのになぁ。あーあ。
 ……いいもん。次の3年間で、絶対振り向かせてみせるから!!

★★★★★


 以上、PS2専用ゲームソフト『ときめきメモリアル Girl's Side』初プレイを終えた私の想い。
 乙女チックに仕上げてみました。(笑)
 ……くそう。運動パラメーターも重要視されるのか……。よし、2ndプレイ、始めるか!!



2002年08月23日(金) 始められない恋(偽)

 今年に入った頃から、噂は聞いていた。「どうも、違うらしいよ」と。
 でも、気にしていなかった。どう違うのか、見かけだけでは分からない。問題はやっぱり、中身でしょ?
 そして春も間近な頃、噂は真実性を増していた。「何だか、本当に良いらしいよ」それでも“らしい”止まり。過去の印象があるからね、すんなりとは信じられない。
 ところが春も盛りの頃には、出会う人皆が「本当に良いってば。やっぱし、チャレンジでしょ!?」グズグズするな、とせっつかれた。

 噂の出始めた頃から、本当は気になってた。でも、自分はそんな気はないって思い込んでいただけだった。
 そう、そんな気はないって思い込もうとしていた。だけど、本当の自分はその気、なのだから隠しようがない。で、もちろん実行!

 決戦は先週の土曜だった。半ば勢いついでとも言えるが先ずは成功。
 でも、この1週間、放置。ごめんね、明日必ず遊んであげるから♪

 〜PS2専用ゲームソフト『ときめきメモリアル Girl's Side』〜明日は本体を買ってこなくっちゃ♪



2002年08月16日(金) 仰げば尊し

 昨日はライブイベントを見に出掛けた。
 「どうせウソだとわかっているさ」というイベント。本命はもちろんGARGOYLE。しかし、裏の本命は他にいた。それは、TOUCH-ME。遠藤ミチロウさんと中村達也さんのユニット。
 いや〜!見に行って良かったわ!!

 もう、なにしろパワーが違う!なんじゃこりゃ?ホント、度肝を抜かれた。もう、凄いとしか言えない……。(ってKIBAさんもWEB日記上で発言してた)
 あんなにピンと集中したステージはなかなかないよ。二人が出す音がぶつかって凄いエネルギーになる。爆発加減も倍増。本当、見に行って良かった。

 イベントライブだからこそ、出演者のファンや関係者によってワンマンよりも雑多な人が会場に集まり、賑やかな空気を生むけど、下手をすると、空気感が薄くなることがある。
 昨日は決してそんなことはなく濃密なライブになった。毒々しい……もとい、独特な出演者ばかりだったが、TOUCH-MEの引力はとても強くて、他の出演者の印象が薄れるほど(GARGOYLEさえも!)強くて怖かった。
 でも、格好良かった。



2002年08月11日(日) 納涼・Dancing All night!Non stop drinking

 昨日は“某”祭典に集った友人達と、年に数回の、飲んで唄って納涼オールナイトで遊んじゃおうの夜だった。
 ここんとこ仕事で疲れているせいか、酒の回りが早い。胃腸が弱っているとも思われる。その為、セーブしてゆるりと飲む。
 一軒目の食う為の店ではビールをグラスに2杯、泡盛をロックで1杯しか飲んでいないが、唄うために入ったカラオケで、ワインのボトルを都合5本も頼むとはどういうことだ!
 ワタクシ一人でそんなに飲んじゃいないが、酒の飲める奴はワタクシを含めて3人。いくら朝まで6時間あるとはいえ、3人で5本は……全然セーブしてないじゃん!しかも途中、飲める奴は眠気に負けて爆睡してたし。凄いボリュームで唄ってノリの良い曲では部屋中みんなが踊り回ってるのに、そんな中で寝てるんだもん。眠気は強いよね。
 酒の他にウーロン茶等飲んでいたおかげで、体に酒が残るようなことにはならなかったけど、でも、セーブして呑もうっていう心構えは、これじゃあ伺えない。 まったく、我ながらおかしいよ。体も疲れるはずだよね。

 朝まで呑んで唄ってヘロヘロになり、家に着いて真っ先にした事は、『仮面ライダー龍騎』を見たこと。
 寝たのはその後だった。まったく我ながらおかしいよ。



2002年08月07日(水) 悪、まっしぐら!?

 先日、新しいマシン情報を収集しようと秋葉原を歩く。とある、ソフトショップにて、新作ゲームのデモ画面に目を、心を奪われた。

 その名も『悪代官』
 プレイヤーは悪代官に徹底し、悪を極めるという内容らしい……。中味はどうあれ(笑)悪者好き、時代劇好きは少なくとも一度はプレイせねばならないだろう。
 バッドエンディングに落ちると漫画家、ほりのぶゆき氏のイラストが拝めるという、バッドの割には非常にマニア心をくすぐる配慮も感心。

 ふむぅ〜と一人呟きながら、店内のデモ画面に10分程見入っていた。既に、このソフト、ワタクシの絶対購入ソフトにランクイン!その為には本体のPS2をまず購入せねば!安さ追求で前モデルか、\2,000程の差ならば新カラーにするか……。そんなことをデモ画面の前で思案。
 閉店が近かったためか店員が声をかけたそうにしていたが、そんなうっとおしいシチュエーションを切り抜け、店を後にした。

 ふっふっふ。これだ、これだろう!これを買わずしてどうしろと言う!?
 ワタクシの笑みは既に悪代官風情となっていた。

 ワタクシの心を掴んだ『悪代官』は明日発売。  



2002年08月03日(土) 「一人ごっつの世界」展

 友人に誘われて、原宿へと出掛けた。

 8月1日から8日まで、原宿はラフォーレの特設展示フロアにて、松本人志「一人ごっつの世界」展が開催されている。それを見に出掛けたのだ。
 入場料は1000円と正直「ええ!?高いんじゃないの?」と思ったが、来場者には特製手ぬぐいのプレゼント付き。前言撤回、お手頃値段(に思えてくる)。
 さて、入場料を払い中に入ると、松ちゃんが大きく口を開けた顔を描いたアーチをくぐり、松ちゃんのイラストを左右の壁に配置した、細い通路を抜けると正面に、お堂の中に安置されている師匠(笑いの神様)がお出迎え。
 「うわ、かなり大きいんだ、師匠は」とびっくり。別コーナーには小さくなった師匠もちゃんと居た。ホントに小さかった。
 師匠を中心とするように『一人ごっつ』シリーズの中でも非常に好評だった各コーナーの紹介がされていた。

 もう、ずいぶんと前の番組になるから殆ど覚えていなかったり、見忘れた回が多かったりで懐かしい、というより新しいと感じた『一人ごっつ』シリーズ。
 お互いは見知らぬ人たちだが、展示品に同じタイミングで笑ったり、「これ知ってる?」と言葉を交わしたり……展覧会を見に来た、と言うよりは面白いことに参加しに来たといった感じ。
 ワタクシが中でも気に入ったのは、面雀というゲームで勝利した言葉“かわいいかわいい3つで1000円”
 それから、ミニスカポリスのコスプレで世間の運転マナーについて問いかける松ちゃんポリス。そして“腕牧場”
 なんじゃそりゃ?って思うだろうけど、見れば分かるから(笑)。っていうか、見ないと分かんない。だから行って参加した方がイイ。
 開場期間が短いから、早く行かなくちゃ!



2002年07月29日(月) クラッシュ寸前

 ま、まずい!本当にどうしよう…。何度目かのPCのトラブル。処理をする為のメモリ残量が少ない。少なすぎるのだ!
 どうしよう。このままではクラッシュして取り返しが付かないことが起こってしまう……。

 さて。新しいPCを購入するためには……。
 やるか?やっちゃうか!?定期預金、崩しちゃうか!?

 人間、崩れちゃうか?



2002年07月23日(火) 反逆精神・夏編

 連日の暑さ。日中、外を歩くときにはどうしても日射しを避けて歩く。
 日焼けをしたくないからだ。しかし、陽の向きによっては容赦なく照りつけられる。そんな避けられないときのため、夏場も長袖を着て歩くワタクシ。
 足下もジーンズか、長いスカート。
 何年か夏の陽をまともに浴びない生活をしていたら、日光アレルギーのような反応を示す体質(極端に日焼けをしやすくなったってくらいなんだが)に変化してしまった。人間ってぇのは簡単に変化してしまうもんだね。

 それにしても、真夏の日射しが照りつける中を、長袖・ロングスカートは端から見たらきっと暑苦しいだろう。着ている本人はそうでもないんだが。それほど暑いと思っていないから痩せもしない。

 ノースリーブやミニスカートだって持ってはいるんだが、そういうのは曇り空とか秋冬に着用する。

 ワタクシ、季節に反逆中。
 



2002年07月20日(土) 不思議接点

◆ワタクシが出来るだけライブに出かけているバンド、GARGOYLEのファンクラブ会員向けインフォメーションメッセージを聞いて驚いた出来事◆ 


 その日、ベーシストのTOSHIさんがインフォメーションナレーターを担当。先日TOSHIさんがビックリした出来事を話していた。

 知り合いのバンドのライブを見に出かけたTOSHIさん。そのライブに対バンとして出演していたとあるバンド。そこのドラマーを見たことがある?あれ、知っている人かも?でも、モヒカンで、ごっついタトゥー入れてて怖いわぁ〜。そう思いながらも声をかけたら……何と、GARGOYLE・大阪時代によく一緒に呑んでいた人だったそうだ!
 「うわっ。何年ぶりやろ〜?」
 と、偶然の再会に驚いた。

 そんな話。そこまでは“酒の上での知り合いが多いTOSHIさん”という事で、さほど驚く事でもないのだが、なにしろ相手が誰かと聞いて驚いた。
 相手は、これもなるべくライブを欠かさないように心がけているバンド、THE WILLARDの現ドラマー、MATAROだ。しかもMATAROさん、そのイベントライブには 死ね死ね団のヘルパーとして参加していたという。

 何という繋がり。大好きなバンドのメンバーが実は縁続きだったとは……。パンクとメタルで接点無さそうなのに……。(笑)
 いや。接点は音楽以外の、お酒とサッカーかもしれん。
 人生、不思議模様。

 はっ!ひょっとしたら、これをキッカケにGARGOYLEとTHE WILLARDの共演ライブなんてあるかも!?
 TOSHIさんは、(実はGARGOYLEのボーカル、KIBAさんも)昔THE WILLARDのライブを見たことがあるって事だし。
 そうしたら……チケット一枚の値段で、なんてお得なイベントライブになる事やら!(ワタクシにとってだけかもしれんが)
 ともかく。正に、一粒で二度美味しいとはこの事☆



2002年07月17日(水) 無意識と仮意識下の連続した行動

 ピッ。
 
 何処か遠くで電子音が聞こえる。……ああ、朦朧とした意識は、次第に穏やかな呼吸と共に安眠の縁へ……。

 体は少し丸くなり、手は何かを捜している。自分の体の周りを手が動き回る。捜し物は、薄く柔らかなタオルケット。ん〜、何処だぁ?
 何だか涼しいな、もう秋……なわけがない。いけない。
 クーラー付けっぱなしは体に毒だわ。どうりで少し寒いくらいに感じるわけか。

 ピッ。

 フカフカのタオルケットが体を包む。フラフラと倒れていく意識。ああ、このまま安眠の縁へ……。…………。

 ズルズルッ、バサッ。

 何処か遠くで何かが落ちた音が聞こえた。何かが体にまとわりつく。なんだろう?体全体を、いや、脳髄すらもすくい上げて泳がせるほどの何か、不快な空気。
 瞼の裏に、熱帯地方の原生林を彷徨っているワタクシを見た。そんなところ、行ったことなど無いのに。

 「ぅ。ぁあー」
 意味の為さないうめきが漏れる。手は何かを捜している。自分の体の周りを手が動き回る。捜し物は、手のひらには少し大きい硬いプラスチック製の、リモートコントローラー。ん〜、何処だぁ?
 ようやく探し当てたリモコン。指はパネルの上をノロノロと這い回り、電源ボタンを押した。


 < キラメキ  ツナガリ  トキメキ >


桜 [MAIL]