kakera


微かな kakera 引き合い重なる…偶然か必然か
夢か現か 吉か凶か

2003年05月29日(木) 体の不思議

 右目に違和感。
 目の奥がゴロゴロする。異物が入っている感触。

 風が強かったから埃か?それとも睫毛?何だ?何が入ってしまったんだろうか?気が付いてしまった異物の正体を突き止める。

 手鏡を覗き込むが、原因は見あたらない。おかしいな?
 瞼を閉じて眼球をクルクル動かす。再び目を開ける。鏡を覗き込む。

 あ!細くて黒い……、やはり睫毛だったか!?
 眼球に張り付いているために、取り出すのが難しそうだ。よし、目薬で瞳に潤いを与え、流し出す作戦だ!

 目薬ばかりが流れ出て、出ていって欲しい異物は居座ったままだ。しかし、指でつまみ出しやすい場所に移動した。
 そぉっと、誘い出す。触れた感触がある。だが、つついてしまって換えって奥へ押し込んでしまった。
 ……くぅ!ちょこざいな!ええい、者ども。手合え、手合えぇ!!

 奮闘の末、出てきた物は、細い、細い髪の毛。長さは約20mm。

 何で、こんなモンが入っていたんだ?



2003年05月26日(月) 浄化

 最近、天気がぐずついているが、昨日の日曜日はまだ少し晴れ間が出ていた。

 なぁんか、近頃パッとしない。やる気は色々あるし、大好きな俳優さん、ミュージシャンのスケジュールはキチキチなので、こちらのテンションも高い。はず。それなのに、何かがもたついている。
 天気以上にぐずっていたワタクシの気持ちを、どうにか前向きに転向させるため「えいや!」とある行動をとった。

 布団を干して、カーテンを洗い、床に掃除機をかける。床にひいていたラグマットも洗う。おお!これだけで部屋が浄化されたようだ。
 性格上、整理整頓は難しく、床に散らかった雑多な物をしまい込む場所もないので、物の山が少し整った程度なのだが、なんだか、部屋が広く見える。

 心も少し広がったみたいだ。



2003年05月24日(土) 荻窪新名物!?

 今日はface to aceのトーク&ライブイベント。先月発売されたシングル『ノンフィクション』購入者のみ、特製ハガキにて応募、目出度く当選した方のみが参加できるというCDショップ新星堂の企画。

 くじ運はからっきしなワタクシが何と当選!ウキウキ弾みながらの道中、イベント開始を待つ。
 イベントは定刻通りに始まり、楽しくも穏やかな語りの合間に曲演奏という(笑)彼等らしいスタイルのひととき。
 全5曲を演奏し、会場のみんなと握手、直筆サイン色紙をお土産に約一時間のイベントは終了。

 実はワタクシ、こういったイベントはもう三回(まだ三回!?)参加させてもらってるのだが、未だに彼等と握手する時には慌てている。「うっきゃ〜!本田さんがぁ、ACEさんがぁ〜〜〜!!目〜の〜まぁえ〜にぃぃ!」で、目の前で全開の笑顔!もっと落ち着け〜、自分!

 さて。時間は5時を回ったところ。初めて訪れたこの東京は杉並区の荻窪(会場は新星堂本社だった)さっぱり分からない。とりあえず、トーク中にACEさんが「駅ビルのセブンタウン内にある“好味屋”(こうみや)のインディアンプリンが美味しい!」と言っていたので訪れてみる。「普通、プリンと言われて想像できない形状で、甘さ控えめ」な当の商品は「一回目のイベントでも言ったから皆さん大挙しまして、インディアンプリンは売り切れの情報が入ってます」とも言われたんだけどね(笑)
 やはり売り切れのカードが出ている。そして、ケーキの並ぶショーケースの前にはイベント会場で見かけた方々が!
 類は友を呼ぶ……というのか、朱に交われば赤くなるか。はたまた一蓮托生か。いや、同じ穴のムジナだな。
 いつになるか分からないけど、再び荻窪を訪れた際には、インディアンプリンを食してみようっと♪

 インディアンプリンは甘さ控えめだそうだが、face to aceは甘さと辛さそして寒さも……。でも、一通りの味が過ぎると暖かくなるよ。感覚総動員して感じよう!



2003年05月14日(水) SARSの影響

 まだまだ勢いの衰えない原因不明(とされている)SARS。
 国内の生産では足りず、日本からマスクの輸入もし、それでも足りずに大わらわな中国。
 工場をフル稼働させているにもかかわらず、需要と供給の差が埋まらない!しかし、マスクは欠かせない。商品は生み出さなければ。
 苦肉の策で生み出された新型マスク。女性用下着――ブラジャーのカップ――をマスクに仕立て上げるという。
 すげぇ、アイデアだ!ある筋からも買い手が付くだろうな。

 しかし、顔を半分覆うほどのカップ数ってどれくらいのサイズなんだろう?



2003年05月06日(火) 祭りの場所

 いつに眠りに落ちたか分からないほど疲れていたらしい。気が付けば携帯電話のアラームが鳴っている。モーニングコールだ。今朝のモーニングコールにつられて笑ってしまう。
 目覚めたときから笑顔になっちゃうなんて、凄いパワーだわ。そんなパワーをくれるのは、松田悟志さん♪
 もう、ズブズブとはまっていってるよ。余りの勢いでゴールデンウイークの後半を九州は熊本の遊園地、三井グリーンランドへトークショー観覧に出掛けてしまったほど!(観覧は中日と楽日二日間のみ。3日通しは資金がきつかった)
 一日、3ステージのトークショー。しかも、じっくり堪能しようと、最高な席を奪取するためにダッシュで移動!
 過酷な運動量と慣れない昼の日射しで、思いの外、疲れていた。いつ眠ってしまったのか分からないのはこのせいだ。

 しかし!出掛けて良かった〜〜!

 トークも楽しかったし、客席から直接質問を受けるためにインタビュアーになりフロアを歩く面々。そのおかげで、間近でお姿拝見!……か、かっこいい〜☆
 今までの『龍騎』関連のイベントよりも、ずっと個々の色が良く出ていた素の雰囲気の皆さん。とても素敵な印象のイベントになったよ。

 その印象を更に向上させてくれたのは、隣り合ったファンのみんな。
 ショーの開始まで、「去年のイベントはこんな感じだった」とか「この本、もう買いました?」だの「出版記念のイベントはどうでした?」と情報交換。色んな話をしながら出演者のスケジュールをファン同士で確認しあったり、意外な共通点を発見して話が膨らんだり。
 ホントに出掛けて良かった〜!

 特別ステージでのヒーローショーも意外なキャラの登場。
 何で、ライダーショーに宇宙刑事3名(ギャバン・シャリバン・シャイダー)と、イナズマンが出て来るんだよ!なんで、キカイダー&キカイダー01!?すっげぇ〜、悪役は王蛇とハカイダーのタッグ!マニアなワタクシ、大盛り上がり。
 いや〜、三井グリーンランド、面白いね!名物絶叫マシン“NIO”(ニオー)も乗ったし。

 松田さんをはじめ、出演者の皆さんが、せっかくのステージだからと、細かい工夫を凝らしているのが伝わったし、ソレがいちいち面白い!お祭りの晴れ気分で面白さは回を追う毎にエスカレート!
 まったくもう。イイ男にここまでやられちゃあ……惚れ直すしかないじゃないか。



2003年05月02日(金) 明日のために

 普段から整っている、とはいえない部屋の中が、より「整っている」という形容詞から遠ざかった。広げられた服や雑多な物で埋まっている。ひとつ、物が現れる度に、頭の中の混乱も増していく。
 はわわわわ〜!
 どうしようどうしようどうしよう〜!!

 迷うなぁ、どうしよう。お天気は……良いんだよね?雨の心配はない。傘は要らないか。でも、念のために持った方がイイかな?
 え〜っと、服は?服は何を着ていこう?あのブラウスとスカート……それとも、こっちのパンツと合わせて……ああ!色の組み合わせ、これだとおかしい?じゃ、こっちのシャツにして。ああ〜、やっぱりこの季節向きのニット物が欲しいなあ。 昼間は暑くなるみたいだし、といっても、夜は少し肌寒く感じるかも……。ノースリーブだけじゃあ寒いよな。やっぱり薄手のジャケット欲しいなあ。
 去年は何を着てたんだろう、ワタクシ。そういや、毎年同じ様な愚痴を言ってはタンスの前で悩んでいるような気がする。
 あー、洗面用具は何処へやったっけ?まあ、無くてもホテルに備え付けの物があるからそれで良いけど。
 でも、メイククレンジングは自前の物を持って行くべきだ。基礎化粧品は……小瓶に移そうかと思ったけど、面倒だから、このまま持って行くか?でも、デカイままでも面倒だし。パックも持って行った方がイイかな?ホテルの部屋は乾燥するしなあ。
 あ、いかん!コンタクトレンズ。せっかく今日の午前中に会社を抜け出して買ってきたんだ。これを忘れたら、意味がない。視界もなくなるし。
 え〜っと、カメラでしょ、フィルムも買ってきたし、電池もまだあるね。良し。
 それから……。

 ああ〜!いつまでも、こんな事に考えを巡らせていては、時間ばかりが過ぎてしまう。早くお風呂に入って、マッサージして、お肌用のパックして寝なくっちゃ。

 昼過ぎの飛行機で発つとはいえ、夜更かししてはいられない。(多分、飛行機の中で眠っていることだろうが)愛するダーリン(達)に逢うんだから!

 九州は熊本、三井グリーンランドへ行って来るよ。『龍騎』に出演していた俳優さん達のトークショーを見に。
 5月3日を移動日にした為に、ショーを見るのは4・5日の二日間のみだけど。
 ホントに、去年のゴールデンウイークに「こんないい大人がそういうイベントに行くのは良いのかしら?」なんて悩んでいたのが嘘のような、この言動。

 部屋も頭の中も混乱しっぱなしだけど、確実に「今、好きなことをしているんだもーん」という芯がある。
 好きなことだけは、固まっているのだ。そして、もっと強固に且つしなやかに拡大させていくのだ。

 さて。続きに取りかかろう。



2003年04月28日(月) 所得税分のお金

 収入には所得税がかかる。

 どんなに頑張ってお仕事をしても、収入の桁により、所得税も増える。まさに、働けど、働けど楽にならざり我が暮らし。ってなとこだ。

 また、収入を得る場所が複数になると、色々申告もしなければならん。
 昼は会社に勤めていて、夜は何処かでアルバイト。そういう生活をするのなら、そういう生活してますよ〜と、勤め先や税務署に申告しなければならん。
 働き口を倍にして頑張っても、頑張った分、所得税として引かれる。引かれる額が、惜しい。悔しいのだ。なんだかとっても損した気分!

 そう考えると、本業の収入が少なくても、副業をしたらいけないのかな〜、かえって面倒かな〜と後込みする。

 いま、本気で考えている。
 本業が休みの時だけ入れるアルバイトって……やっぱり登録制の日雇いのお仕事?平日の夜から数時間できるアルバイト……水商売しか思い浮かばないが(笑)また、水商売の似合わないワタクシだ。ところが以前友人から、ホストならイケルかも!?と言われたワタクシは、永遠の16歳でバリバリの乙女なのに〜と反論をした。案の定、鼻で笑われたが。
 条件の提示が幅広く、未経験者でもOK!アナタの都合が良い日を登録してね、なんて優しいこと書いてあると、この仕事、実はやばいんじゃないの?と、かえって疑っちゃうワタクシ。

 それじゃ、いつまで経っても副業は出来ない。少ない収入で、やりくりするしかないのかな〜?
 本業の収入から、所得税が引かれていなければ、バイトのことをそんなにせっぱ詰まって考える必要、ないのにな。
 そう、ほんの所得税分、ン万円の差。それさえあれば……。



2003年04月26日(土) 成績は上位(自称)

 悔しい!!

 何がって?「ちょっと普通じゃない」だの「……マニアだよね」だの言われ続けて××年。そんなワタクシがろくろく判らなかった問題の連続!

 本日(4月26日土曜日(東京では))放映された、『TVを一番見ていた人決定戦』(司会・みのもんた)を観覧中、何度も叫び声を上げた。
 「あ〜〜〜〜!!これ知ってるよ、見たこと有るよ!でも、何だっけなぁこれ!」

 特にアニメ部門でこの台詞を吐くことはワタクシにとって屈辱に等しい。判る物もあったけど、半分は「それ、知らねぇよ!」と顔をしかめた。

 アニメ部門で悔しがるって事はそれだけでマニアを自称しているもんだよね。普段はそんなこと一言も言っていない(言ったつもりはない)が。でも悔しいよ!自分が見ていた好きな作品で「ええ〜?何それ!?」って呟く瞬間は。
 特筆すべきもっとも悔しかった場面は……「『アタックNo.1』でこの場面での鮎原こずえの魔球は?」ぐはぁ!竜巻落としね!知ってるってばよ!出てこなかっただけっしょ!
 それから、うっかり見逃した部分、「『魔法使いサリー』でカブが投げようとした物を魔法で変えたが、ソレは何?」
 その場面、見た方いますか!?ぜひ、教えて下さいませ!



2003年04月17日(木) げに恐ろしきは己なり

 勢いってのは凄まじい。

 ゴールデンウイークは何処へ出掛けるにも金がかかる。ここぞとばかりに交通費、宿泊代が跳ね上がる。だから、賢いワタクシは出掛けない。家でのんびり〜。……が、昨年までのワタクシ。

 ゴールデンウイーク真っ直中。そんな時期に九州は熊本、三井グリーンランドへ出掛けてくるよ〜。
 何故って?ゴールデンウイークならではのイベントが目当てさ。愛しのダーリン達(『仮面ライダー 龍騎』に出演していた俳優さん達)に逢いに行ってくるよ〜。

 航空券も、ホテルも押さえた!しかし、この安月給で、どうやりくりをしたらいいんだろう?資金をどうするか(笑)。
 かなり迷っていたんだが(迷うって事自体、行く気はあるって事だ)友人と話していたら盛り上がってしまい、
 「行こうか」
 「うん、行こう」
 ワタクシとは別のワタクシが勝ってしまった。

 勢いってのは恐ろしい。



2003年04月14日(月) 萩野引力

 眠い……はず。なのに、それほど眠気は酷くない。確実に睡眠不足なのに。土曜の夜は半徹夜、日曜の夜の睡眠だけで、補えるわけがない。(理想睡眠時間が9時間半のワタクシには)それなのに、何故?

 昨日、四月十三日の日曜日。前日の雨が嘘のように、晴れ渡った日。夏を思わせるほどの暑さだった。それほどの暑い日、逃げ場の無い熱気が籠もった、もっとも熱い場所にワタクシは居た。
 ある俳優さんの写真集が発行され、高田馬場の書店にて、サイン会が行われた。

 萩野崇さんの初めての写真集。
 『俳優 萩野崇』という書名。直筆の作文と詩も盛り込まれ、一冊丸ごと、萩野崇がギッシリ。
 萩野崇であって、萩野崇ではない顔がある。素であり、役柄上のキャラクターでもある。
 ページをめくる度に、ドキドキ。こんなにもドキドキしちゃうのは、きっと、萩野さんの事を何も知らないからだね。
 決して、刺激的なショットのせいだけじゃない(笑)

 会の進行としては、
 購入している写真集をスタッフに渡す→本人がサインを入れる(入れるページは決まっている)→サインを入れた本を萩野さんはスタッフに渡す→スタッフから本を受け取る
 という具合。その間に萩野さんに一言、二言大慌てで告げる。もちろん、撮影厳禁。プレゼントや手紙等も本人に直渡しではない。スタッフに預けるという手順。
 しかし、初めて直接逢うのに、何を話せと?どう接しろと?泡食っちゃって、しどろもどろの体たらく。ド初心者には、手紙やプレゼントを渡すのをキッカケとして、ようやく一言を発せられるというのに〜!
 手紙を取り出すのにも、何処へ仕舞ったのか判らなくなり、スタッフから「プレゼントなどは後からでもお受けしますよ」となだめられる始末。いや、まあ、その辺は鈍くさい自分が悪いんだが(笑)
 それはともかくとして、彼はこういうイベントが余り期待できないお人である。せっかく生で会える少ない機会。それなのに……。
 サインのみ!握手はない!!ちょっと寂しかったな……。それとも、他の方のイベントが美味しすぎるだけなのかな?
 でも、にっこり笑顔が可愛らしかったので、次に期待……しちゃ、いけないのかな?
 ご本人も、「楽しかったから又こういう機会を」と言っていたし。次は、もう少しスキンシップ(握手)のあるイベントを希望。

 ちょっとだけのモヤモヤ。でも、正直な気持ちである。しかし、そんな軽いモヤモヤをアッという間に取り払ってくれたのも萩野さんご本人。
 ファンの人とのほんの少しのやり取りを、楽しく過ごしているんだよ。声を上げて笑い、ツッコミを入れる。そんな彼を見ていて、こっちも楽しかったよ。だから、もし、次の機会があったらスキンシップ(握手)切望。捕って食うわけじゃ、ないし!頼むよー、事務所さん。

 待ち時間の最中にお話をしていた方と、イベント終了後「こうして一日居たのもご縁という事で」と近くの喫茶店へ。話は大盛り上がり。萩野さん、『龍騎』だけでなくそれ以外の趣味も被っていることが判明。
 三時頃に「軽くお茶でも」と入店して、店を出たのが夜の九時!そ、そりゃあ睡眠不足に拍車が掛かるってもんだよ。眠る前に写真集をじっくりと読み込んでもいるし。それでも眠気はそう、酷くない。

 萩野崇、をきっかけにワタクシに新しい人との繋がりも生まれた。だからだろうね。

 あ、書き忘れ。萩野崇、すっごい男前です。……『龍騎』出演者では松田悟志を大プッシュしているワタクシなんだが……。
 萩野引力、超強力なんだもん。


 < キラメキ  ツナガリ  トキメキ >


桜 [MAIL]