kakera


微かな kakera 引き合い重なる…偶然か必然か
夢か現か 吉か凶か

2004年01月26日(月) ナマケモノ

 テレビ番組で。ナマケモノの生態に少し触れていた。

 意外と愛嬌のある顔。全ての動きがゆっくりとした、木の上からは殆ど降りずに生活する動物。そのくらいの認識しかなかったが……。
 3枚の葉が一日の総食事量。消化するのに約1ヶ月かかる。排泄は約1週間毎。全てがスローモー。
 地上での動きは木の上よりも遅い。とはいえ泳ぎは意外に達者。浮力が掛かるせいだろう。
 他には、自分エリアを大事にするナマケモノ。余所者が侵入してきた際には当然闘う!しかし、その戦い方は、人間から見ればちょんちょん、と突くのみ。争いもゆっくり。

 ああ。なんだか、どことなく自分と似ているかも。そういえば、以前やたらに流行った動物占いはナマケモノだったっけ?
 いや。ナマケモノっていうカテゴリーは無かったわ。ワタクシはコアラだったわ(笑)。
 その前に一日の食事が3枚の葉なんて、小食にはなれない。ついさっきの夕食の量を見たら、とてもナマケモノではない。
 がっつりガテン系の食事だもの。



2004年01月17日(土) よそ見注意!

 色彩がやけに白っぽい空。今日は雨か、雪かと天気予報では言っていたっけ。それを横目で見ながら、PCの電源をON。
 メールチェックし、お気に入りサイトを覗く。程良く暖房が効いた部屋にはコーヒーの香り。
 はああ、休日の午後。のんびり〜♪
 うーん、他にも面白いトコ、ないかな?目はモニターへやったまま、手にしたカップをサイドボードの上へ置いた。……はずが転げて、手が熱い。ぎゃー!!棚の中のビデオテープが、本が濡れてしまう〜!!

 ビデオテープを、本を守らなけりゃ!服の袖や、手は後回し!

 一転してアタフタの午後。



2004年01月15日(木) マリア様を見てる

 色々なところ(いや、一部だけ?)で話題が高まっている作品。『マリア様が見てる』(コバルト文庫)
 本はまだ未読だけど、ともかくアニメを見てみよう!

 うっわ〜。思っていた以上に古典的少女マンガの王道だわー。そ、そっかぁ。こういう作品なのねえ。
 ちょっと、名前(役職名…とは違うな。階級?笑)が長くて覚えにくいんだけど、キャラクターの差はしっかりしてる。
 こういう女の子関係の作品は他にも有りそうだが、(多分、ギャルゲーなんかには有るかも)エロがないのがいい!
 他にもキャラクター達が、ギャーギャーわめかないのがいい。そして日本語で会話をしている!少し、言葉が古めかしい気もするが。
 やはり、不況の時代には正統派が強いのか!?

 よし。来週の第2回も見なくてはね。先週、第1回を見終えてそう決めたのに。
 
 そして、昨晩。……録画、忘れた。
 また来週まで、ごきげんよう。



2004年01月11日(日) 『人体の不思議展』

 好評につき、会期延長!
 本来は2003年12月31日で終了だったのが、まる1ヶ月延長されたイベント。『人体の不思議展』
 最寄り駅の有楽町を降りると、案の定、長蛇の列。
 「当日券をお求めのお客様、列は向かいのガラス棟の中が最後尾となっております」
 ぎええ〜!窓口前のこの列以上に、別場所で並ぶのか!?入場までにどれだけの時間が掛かるのだ!
 指示されたビルの中へ入る。ここでもスンゴイ人の列。正直、止めようかと思った。挫けるほどの人の列だったんだもの。しかし、今日を逃せばいつになるかワカラン!という事で、並んだ。
 予想よりも早く入場することは出来た。約三十分程で入場したことになる。で、入ってまたビックリ。入場して最初の展示物付近が大混乱!
 入場しても、閲覧は無理!呆然としてしまうワタクシ。
 そのすぐ側では、もぎりのスタッフ相手に怒声を浴びせているおじさんがいる。

 ひとまず、撤退!!

 やっぱり、平日に行こう。



2004年01月05日(月) 松の内の宴

 正月の三が日、宣言通り飲み続けていたワタクシ。最近はあまり呑み系の日程が組めなかったから、満足満足。
 四日の日曜日は、翌日の仕事始めのために体を労り……。なんざ、するわけがねぇ!むしろ、四日が呑みの本番!

 年始らしく、待ち合わせたみんなで初詣。混雑の中、お賽銭と共に願いを込め「神様、お願い!!」と唸る。続いておみくじを。「ぎゃあ〜、凶!?」と悲鳴が響く境内で、景気良く大吉を引き当てたワタクシ。よっしゃ!!今年は、ワタクシの年!?

 境内を一回りしたのち、早速宴会へ。近況を交わし、楽しいひととき。仕事のことから趣味のこと、某所で大流行の本やファンの流れの推察。二転三転する話題にボケ・ツッコミ・ノリツッコミをナチュラルに組み入れてハイテンションの宴。
 各自持ち寄ったおつまみ、酒が瞬く間に空いていく。ハイスピードの宴。

 ご機嫌なままカラオケへGO!……しかし、最近の歌を全く知らない。まあ、いいか。懐かし歌合戦スッタァァ〜ト!!
 懐かしいのから最新の曲。オタクじゃなきゃ選曲しないディープな曲。……やはりディープな歌が多かったよ(笑)
 誰かが濃いオタク曲を入れると、負けるもんかと更に上を行く。ホント、闘っていたよ。ハイレベルな宴。

 楽しさハイパワーの宴。 



2004年01月01日(木) 今年の行く末

 大晦日をライブハウスで徹夜で過ごし、元旦の朝を迎えた。寒い朝だった。この時期の出待ちは辛い(笑)。

 眠いのと、ライブ後の高いテンションで朝の膳を前に家族揃って新年の挨拶。
 早朝からお酒も入り、おせちの重箱もつつき、雑煮を食べ腹が膨れると、途端に眠くなった。もう、我慢できなくなる程の眠気が襲ってきた為、寝た。わずか3時間ほどで昼食の時間に。
 空腹では無かったが、時間のために食事にした。

 昼の1時から夜9時半までぶっ続けで放映されていた初代ガンダムの劇場版3作。
 お茶やお菓子を軽〜くつまみながら見る。勿論ぶっ続けで。

 夕食もしっかり摂る。正月休み用に買っておいたシャンパン1本を(父親と一緒に)飲み干す。

 食べて寝るだけ。人として正しい過ごし方だと思う。が、しかし。
 飲み食いし続けて、今日一日見ていた物はガンダム。……女の子としてはどうだろう?

 ……今年一年もオタク街道爆進か!? 



2003年12月31日(水) 決意!?

 今年のスケジュール帳を見返してみる。

 一月。年明け早々に、名古屋へ仮面ライダーショー(『龍騎』出演者の須賀さん、涼平さん、松田さんを目当てに)を見に出掛けた。それを皮切りに、いやぁ出掛けるわ。我ながら呆れるほどに(笑)
 出掛けた先は、芝居だライブだ映画だと盛りだくさん。新しい役者、ミュージシャンに沢山逢えた。雑誌、チケット、貢ぎ物の購入で幸せなのやら大馬鹿なのやら。その為、いつにない大恐慌がワタクシの財布の中を吹き荒れている!
 それでも、そういった数々のイベントを心待ちに過ごし、終われば余韻に浸る。そして次のイベントへ思いを馳せ……。
 幸せなんだな、結局(笑)
 毎週末、何かしらのイベントが入っていた今年。スケジュール帳は凄い書き込みの量だ。充実、していたのかな?
 そんな今年の幸せ締めくくりは、ライブハウスにてオールナイトライブで年越し!毎度恒例の(?)ガーゴイル(と愉快な仲間達・笑)といっしょ。

 来年のスケジュール帳を見返すときには、今年以上に充実した書き込みと思い出が残っているように、更にイイ女にならなくては!



2003年12月25日(木) オンリーワン クリスマス

 12月24日。クリスマスイブ。冬らしからぬ暖かな日。仕事もあまり無く、定時で帰宅。冬らしからぬ日。
 家で温もりつつ、この季節らしい(?)ビデオ鑑賞。『THE NIGHTMARE BEFORE CHRISTMAS』

 12月25日。クリスマス。冬らしからぬ暖かな日。何処へ寄ることもなく、本日も定時で帰宅。冬らしからぬ日。
 日本酒をチビチビやりながら、のんびりと振り返り綴る一日。

 冬らしからぬ穏やかな日。
 穏やかだけど、暖かくないワタクシ自身。心も、懐具合も暖かくない。今日は、給料日なのに……。

 ワタクシにだけ寒風吹きすさぶ、クリスマス。



2003年12月20日(土) 12

 もう後何日か、でクリスマス。
 ところが街中のイルミネーションや、各ショップのディスプレイも特にクリスマスを意識した物は薄そうだ。
 TVやラジオでも、クリスマス向けの曲がかかっていたり、クリスマスソングを新曲として発表するミュージシャンも多いんだが、どうも「うわぁ〜、クリスマス♪楽しみネ〜」という雰囲気がない。
 このくらいの日付になると、並行してお正月用品も盛り上がって来るんだが、こちらも弱い雰囲気。
 年末に向けての浮き立つ慌ただしさが、あまりない。

 ワタクシのお仕事も、12月だっていうのに、定時で帰宅する日が多い。
 自分が忙しくないから、街の雰囲気も盛り上がっていないで弱いと思うのかな?
 ……この時期に忙しくないと、年越しの蕎麦に、正月の餅に酒が買えないじゃん!こ、こりゃあ、浮き立つ所じゃないわ。
 沈むわ。いや、首括るか?



2003年12月14日(日) ツヅキを読む

 12月13日、土曜日の朝刊で知った。作家、都筑道夫氏の訃報。

 高校生の時に初めて氏の作品を読み、もともと好みの傾向にあった時代小説、ショートショートという形態の文章、それ以上に、都筑道夫という作家が出す作品に大はまりとなった。

 以来、古書店に入る度に氏の作品を買い求めるようになった。そして、いつかは全著作を求めようと丹念に『つ』の棚を捜しているのだ。ところが、これがなかなか難しい。
 地道にノンビリと追っているせいもあり、まだまだ28冊しか、手に入れていない。なにしろ、全著作はどれだけあるものなのか見当が付かないのだ。シリーズ物も多い。エッセイ(?)もある。数を追うだけでも大変。
 中には、絶版になっている作品もある。手に入れられない作品もあるという事だ。

 都筑道夫作品で知ったのは、言葉が持つ豊かさと危うさ。表現としての見せ方と隠し方。
 語彙の豊富さで、全てを明かすことは勿論だが、隠したままでも明かすことが出来る。伝えることが出来る。
 それが出来るのも知識の確実さから。不確かな知識、資料だと明かすのも隠すのも中途半端になってしまう。知らないままぼかす言葉と知っているがぼかす言葉の差は大きい。
 言葉の扱いだけでなく、作品中の世俗も分かる。
 確かな資料、確実な知識を素として、作品作りをしているという都筑氏を信頼している為に、ミステリーなのに風俗誌を読んでいるかのような、楽しみがある。
 都筑作品は、とてもお得である。

 そのお得作品を読み続けることは、ワタクシのライフワークになるだろう。なにしろ、全著作はどれだけあるものなのか見当が付かないのだから。


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桜 [MAIL]