2004年06月11日(金) |
『DRACULA』〜LONGITUDE〜 |
月明かりに浮かび上がる影。木々のざわめきに紛れて、かすかに聞こえる羽ばたきの音。 濃密な夜が翻り、長身の男の姿となる。 まばたきの後に残ったのは血のひとしずく。
……どうして、吸血鬼に惹かれるんでしょうかね!? かなり昔っから好きなんだが〜、妖怪とかモンスターとか。中でも吸血鬼は好き。(モンスターを好きって言う子供は不気味ですかね?) そんなワタクシがこれを外すわけにはいかないでしょ!
行ってきましたよ、Studio Lifeの公演『DRACULA』(原作:ブラム・ストーカー) 評判が人を呼び、近頃は公演チケットが取り難いとされる、Life。FC会員の友人の力技でLONGITUDEバージョンの初日を観劇。
この作品は過去にたくさんの舞台、映画と様々に表現されている。ホラーとして扱われる事が多いが、Lifeの舞台ではドラキュラのラブストーリーになっている。ジョナサンに想いを寄せるドラキュラのラブストーリー。 やっぱ、Lifeだわ。
吸血鬼でイメージする衣装は、黒く長いマント。ドラキュラ役の役者さん、上手い事着てました。大きな一枚の布だからね、かなり姿勢正しくしていないと決まらないんだよ。長いマントのゆるいドレープが美しくならないんだよ!姿勢悪いとぜんぜんかっこよくないの。 それにかなり動き難いはずだしね。綺麗に着てましたわ〜。 激しく動くシーンでは大きく翻し、存在感威圧感の大きさを、ひっそりと動くシーンでは身を包むようにたたずんで。 すっげ、カッコ良かった〜♪ 「好きになっても、嫌われ、疎まれて……」と述懐するシーンはドラキュラ、かわいそうだわー!って、思ったし。
もういっぺん見に行きたいなあ。出来れば、別バージョンのLATITUDEバージョンを。 どういう違いかっていうと、演者がまったく違う。舞台の印象自体が違って感じるだろうなあ。 ……お金が無いのが、残念!でも、評判良さそうだから、後にDVDで発売されるかも。そしたら、購入しても良いかも♪
上演が終わって、会場を出ての道すがら劇中でのあれこれを話して歩いた。 こういうトコが良かったね〜、あのシーンがステキ!だの。で、ワタクシが特に力説していたのは「マント捌きがステキ!!」だの、「黒子のフード付きのマントがステキ」だの。 友人からは「目が行くところは、マントかい!?」 いや、それだけじゃないけどね。でも、吸血鬼というキャラクターより、衣装が好みなのかな?と自分に疑問を感じた夜でもあった。
木々の花が色美しく開く夏、でございます。 この時期は紫陽花が見ごろでして、会社へ向かう道すがら、紫陽花を辿って行く毎日のワタクシ。 朝の清々しい空気に瑞々しい蒼が爽やか。これから、仕事かよー!!と、うんざりする気分を軽やかにしてくれる。青は鎮静効果が有るっていうしねえ(笑) 仕事を終え家路への途中、夕方の空気に溶け込むような赤い紫陽花。手元に落日が落ちてきたかのよう。
紫陽花には、晴れ渡った空よりも薄曇の鈍い日差しが良く似合う。微妙な色彩に見とれている夕方、ワタクシは何かに取り囲まれた。 いや。取り囲まれたんじゃない、ワタクシがやつらの中に入ってしまったのだった。
うっぎゃー!む……虫!胡麻粒くらいの小さい虫が、うわぁーんと、群れていて層になっている!しかも、顔の位置に層があるとは!ギュッと目と口をつぐみ走り抜ける。
なんで、しっとりエレガントでいさせてくれないんだ!?
今日も一日ご苦労様。お疲れ、お疲れ〜。お腹も空いたことだし、ささ、早く帰るべなぁ。
定時で退社し、駅への道を急ぐ。色移り行く空を見ながら、心は早くも夕餉の卓の前だ。
強い夕風に背を押されるように、駅への道を急ぐ。家々の夕餉の支度が風に乗ってワタクシの傍を通り抜ける。鼻先を掠め、唇に触れる。
ペタリとした感触。とっさに指でぬぐう。げげげ!!虫!?
いくら腹が減っているからって、虫は食べないっての!勘弁してー(涙)
週末はお天気が悪かったですねー。も、どうしようもないくらい悪かったですねえー。 ワタクシはお出かけの予定があったというのに……。どうして出かける用事のある時に限って、天候が崩れるんでしょうかね? まあ、天候が少々崩れたくらいで予定を中止にすることは無く。というよりは、少々の崩れくらいで中止されたら、ワタクシはちゃぶ台ひっくり返して大暴れするぞ!とまあ、それくらい大掛かりなイベントがあったのだ。
某俳優さんのFC一泊旅行に参加♪……って、いまさら某にする必要はありませんな。先日、堂々と書いちゃったし(笑) 東京をバスで出発し、約8時間かけて志摩スペイン村へ行って来たさ! 実際のイベントよりも、移動時間のほうが長いという、体はしんどかったが、心はとても充実した一泊二日だった。 なんだか、幸せが強化された感じ♪合宿、大成功!
2004年05月20日(木) |
空っぽから生まれる楽しさは |
クレジット会社からの請求が届いた。うううう(涙)
今回の請求額はデカイ。なにしろ、newマシンの支払いと松田悟志のFC旅行参加費があるからなあ。
分かっていた事だけど、キツイよなぁ。また、貯金は出来ずに今月も過ぎるのだー。
ま、仕方が無いか。その分、元取れるように気合入れて楽しみましょうっと!高いからね〜、相当楽しむ期間は長いぞー(笑) ……PCは長い期間かけて元が取れるけど、松田の旅行は一泊だ。気合の入れ方が違ってくるぜ!頑張るぞー!!
松田の旅行を楽しんで帰ってくる日は、ガーゴイルさんのFC遠足イベントがある。ガーゴさんを蹴って松田に行っているワタクシ。 なので、この件はガーゴさんにはナイショ♪松田にも、ナイショ♪ いや、バレたってどうってことありませんがね(笑)
ライヴハウス、O-eastに昨日行ってきた!今年の春に改装(というより新規建築だった)が終了して以来お初! 今まではライブスペースひとつの敷地だったのに、ビルを建てて複数のスペースを作ったから、eastとしては少し小さくなったけど、音響良いっすねえ。以前は(ON AIR EAST時代)見やすいけど、少し音が聴きにくいって思っていたんだが、心配無用だったわ。 さて。何故出かけたのかというと、イベントライヴ『東京地下室―地下12階―』が目当て。 出演陣には(もちろん)ガーゴイルがいて、他にlab.、メトロノームなど。出演者の半分は始めて見る方だったんだけど、皆さんとても個性的なうえ、エネルギーがでかくて見ていて楽しかった〜。 出演陣が多いイベントは、飽きちゃうことが多いんだけど、これは珍しく最初から最後まで楽しむことが出来た。 一番の要因はメイン、サブステージと二つ使って客にステージ転換の待ちをさせなかったことだと思う。これは有り難かったなぁ〜。 好きなバンドばっかりでも待ち時間が有ると、ダレちゃうんだよね。正直、見たくないバンドなら、見なければよい。でも、見たくても待ち時間が有るばかりに気持ちが冷めちゃうこともある。始めて見るトコならなおのこと。間髪いれずに次のステージが始まるというのは楽だったなあ。
次いでは、やはりバラエティに富んだ出演陣。先に出した3バンドの他には、tosinn、YA-SU、エレキ隊、オナンスペルマーメイドが出演。 イベントだからとはいえ、もうねえ、色がバラバラなの(爆) tossinは打ち込みも使ってちょっと重めの音。YA-SUはカラオケで歌うってノリなんだけど最後に歌った歌の曲名がどーしても思い出せなくて先程までめちゃくちゃ悩んでた。エレキ隊は曲の演奏よりコントのほうが長い。っていうか、曲やってねえ!オナンスペルマーメイドは声の調子が悪いからって歌は無し。トークでしっとりと(笑) もう、おかしいったらないって!特にまた見たいトコはエレキ隊とオナンさんだなあ。楽しかったですよー。 そして最大は最後のセッションのとき。皆めちゃくちゃ楽しそうなんだもん。特にlab.のKUONさんはかなりはじけてたよー。もう、KUONじゃない。あれは完全に桜井青だって(笑) ガーゴイルのTOSHIさんはメトロノームの曲で不慣れな振り付けで(側で振り付け指導をメトロノームのリウさんが!)照れていて、しかもクルクル回ってたし。あ、KENTAROさんもクルクル回ってたなー。 イベントの時って皆が遠慮しすぎていたり、前に出すぎていたり客側が乗り切れない事もあるけど、今回はそんなこと無かったね。 本当に楽しく過ごせた、ひと時だった。そしてうれしかった一言。
ガーゴイルを見たことの無かったお嬢さんが「ガーゴイルって面白いねー!」ってきゃぴきゃぴしてた一言。うん、楽しいんだよー。イベントだけじゃなくて、ワンマンも見に来てね〜!怖くないからねえー。
起きた時から「暑いなあ」とは思っていた。出勤前にチェックした天気予報では「沖縄では今年初の夏日となるでしょう。その他、全国でも高い気温となり……」って言ってたもの。 案の定、都内の最高気温は30.5度だったらしい。
5月中旬で、真夏かよ!先が思いやられるわ〜。とか言っていると、また「3月の気温で」とか後戻りしたりして。
連休明けの仕事は憂鬱だ。擦れきったヤル気を繋ぎ合わせてどうにか出勤。この半端な時期の印刷業界は、中途半端なんだよなあ。ヤル気を出すのも難しいよ。え〜っと、何をやるんだったっけ?
昨日から取り掛かったお仕事。作業内容はいつもどおりで、なぁんの変哲もないんだが、ブツが違う。とっても魅力的♪ 某団体の名簿作成である。
本来、そういった完成品はほぼ全てお客様の元へ納品されるのだが、少し多めに予備分として印刷して、その中から一冊、頂いちゃおうかしら……と画策中。 ふはぁっ!?最近各企業での情報漏洩とかってあるけど、そういう行為も、それとひっくくられるかな?
ち、違う。違うんだぁー!そんな犯罪まがいのブツじゃない!えーっと……そう!各ご家庭にあるような電話帳のような名簿なんだよ!ただ、限られた業界のみに回るから、一般の目には触れないってだけで!それを、安月給のボーナス代わりに一冊頂こうかと思うだけなんだ。
いいよね?
とうとう終わってしまった、春の大型連休。今日から仕事に、学校にという人も多かろう。 そして、休みの次の日には必ず、
「ああ〜今日って月曜日だと思ってた!」
という人が出てくる。 ええ、ワタクシもその一人である。月曜日と勘違いしても、実際は木曜日。明日の金曜日に出勤すれば、またお休み! お休みがすぐ来るっていうのは、なんとなく得した気分がある。
いや〜。普通の人が一日がかりでやる事を連休中全部にかかっちゃったよ。 いろんな意味で人間じゃないとは、言われたことがあるが……ワタクシには、ナマケモノの血が流れているのかもしれない。
まずはお休み初日。次の日を気にしないように呑んで、起床時間を気にしないで眠り続けた。 二日目、近所のおいしいパン屋さんへ買出しに行って、休み中に飲むお酒を買って、自分のwebサイトをちょこっと手をつけてみた。見逃していた映画をレンタルしてきた。 三日目、レンタルしてきた映画を2本一気に見る。途中、右肩が上がらなくなる。痛みをこらえつつ即日返却。再びwebサイトをいじくる。弟が購入してきたとある同人誌を読む。十数冊すべて、『鋼の錬金術師』だったのは何故なんだろう?偶然だと言っているが……。 本日四日目、右肩の痛みと闘う。一日中シップ臭い。でも、おかげで肩が上がるようになった。首も回るようになった。楽。webサイトをいじくる。弟が新たに購入してきた同人誌を読む。ぷぷぷ、とある本(商業誌・コミック)、大爆笑。
そして明日の最終日はライヴ、ガーゴイルの。しかも、激しい楽曲のみを演奏するという、バトルガーゴイル。やっぱり、ライブは欠かせないよな! あ、けっこう積極的に活動している!?
ゆるいながらも、それなりに楽しんだお休み。そして、掃除はまったくしないで終わってしまうんだなあ。 やっぱりナマケモノかも。
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