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■ コミケ終了と『阿修羅城の瞳』
コミックマーケット無事に終了しました! スペースに来て下さった皆様、ありがとうございました。 今回はサークルカットにあった新刊がなくて申し訳ない状況でしたが、用意した ペーパーもお昼過ぎにはなくなってしまい更に御迷惑をおかけしました(><。 予想より大勢に方に足を止めていただけて感謝です!
ところで、今回のペーパーでヴォルフとアマデを描いたのですがそれを見た友人 数名から「絶対『攻』なヴォルフだよねー(ニッコリ)」と指導が入りました。 ええー!?そ、そんなつもりで描いた訳ではないのよ〜。 井上ヴォルフイメージで描いたから中川ヴォルフよりはそうかもしれんが!(苦笑 うちの最強は「内野アマデ」です。(←オイオイ)
お天気が悪かった一日だったけど、エリザやモーツァルト!のコスプレイヤーさんを 何組かスペースの中からウォッチ出来たのが眼福〜っ。皆さん衣装凝ってます。 集合写真撮りたかったなぁ。 後の予定があったので3時には会場を後にしたのですが、ウッカリ次回の申込書を 買い忘れ、17日参加の友人に代理購入をお願いするハメに…おバカ。
売り子で一日入ってくれたくんちゃんと有楽町の『NEWS DELI』で遅めの御飯を 食べくづきは新橋演舞場へ劇団☆新感線の『阿修羅城の瞳』を観に重い荷物を しょって移動。会場から宅配便で送っちゃえば良かった〜と本降りになってきた 雨に泣きが入りました。
『阿修羅城の瞳』とは… 幕末間近の江戸の町に突如蘇った鬼達と彼等を武力で祓う鬼御門の戦いに、背中に 赤い痣を持つ謎の女「つばき」が絡み、果ては「阿修羅王」復活と阿修羅城の出現と いう未曾有の恐怖が人々を襲う…かつて「鬼殺し」と呼ばれた元鬼御門の一番手、 出門は今では静かな暮らしに身を置いていたが数奇な運命に巻き込まれていくことに! ま、こんなお話です。
で、観劇の感想。 新感線お得意の伝奇アクション物で派手な立ち回りがGood! 4時間近い上演時間もあっと言う間にすぎて楽しめました(^^) 去年の『アテルイ』よりも内容が軽い分だけ主演の染五郎さんのいろいろな顔が 見られて楽しかったなぁ。「アオヒゲ!」って…いいのかー(^^; 花道を風をきって駆け抜ける姿はカッコええ〜!!!立ち回りもなかなか美しかった です。 つばきの天海さんはやはりお美しい方です。前半のチャキチャキした姐さんぶりは なんとなく宝塚時代を彷佛とさせ、後半の白い衣装では人外の者の華やかさを感じ ました。ソロの歌もあってビックリ〜。「オケピ!」の時よりもいいんでない?
飛び道具キャラの桜姫の高田さんは笑い所キッチリ押さえてくるし、最強の鍛冶屋 祓刀斎の橋本さんは出てきただけで可笑しいぞ! 轟天なネタも入れこみつつのアクションは拍手喝采でした。五行の娘たちを助けた後 の「いいんじゃない!」の爽やかさにホレますわ! 安倍晴明の近藤さんは…太りました?(笑 途中まで「誰だっけ?」と気付かない くづきでした。新感線メンバーとは違う感じのいい味でてますな。 美惨の夏木さんは怪演!超音波のような声も御自身で出していたのかな?ゆったりと した動きが妖怪っぽくてイイ!恐くて綺麗でおぞましい鬼でした。
ただですね、不満がない訳ではないのです。 メインの出門とつばきの最後の対決(…ホントはその前からずーっとなんだけど) での「宿命度」の濃さが足らないっていうか。出門の「純情(アッチの意味ね)」と つばき=阿修羅の「女が鬼に変わる程の業」との絡み合い具合が物足りなかったです。 もっと、こう、ドロドロした粘液のような濃さが欲しいんだよ〜ん。 最後だけでも熟しすぎた果実のような淫媚な香りというか色気が欲しいのですわ。 その上での2人の本気の斬り合い、殺し合いが見たかった。 染ちゃんも天海さんも元々がそういう「陰」の要素が少ないイメージの人たちだから かなぁ。前振りの「蟲毒の法」の設定も染ちゃんだとイマイチ緊迫感が足らないと いうか真実味がないというか。 相手がこの出門くんだと伊原さん演じる邪空さんの思いも空回りして当然という感じ でした。邪空さんがデッカイ捨て犬状態でアレやコレやとあがくのは萌ポイント。 しかし「男」を捨てるシーンでこの人も色気がイマイチないのは哀しい(ToT)
全体にアクションとおバカとシリアスのバランスがもう一つだったのが惜しいです。 回数重ねればこなれてくるのかなぁ。大阪公演はこれからですからね。
パンフが2冊組で2800円!って高っ! 1冊はキャスト紹介や対談なんかが載った普通のパンフでもう1冊がB4サイズの イメージ写真集ですよ。写真は確かに綺麗、買って損はない…でもバラ売りもして あげて〜。一緒に行った松吉さんは「こんなデカくて高くちゃ、いらんわっ!」と 購入見送り。だって大雨の中じゃ持ってかえるのも一苦労だもんねぇ。
終演後には『CHICAGO』を観劇していたsibuyaさんと落ち合って遅い夕食。 sibuyaさんの飼い犬のアンジーの話に花が咲く〜。
フル活動の一日でした。あー楽しかった!
2003年08月16日(土)
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