QP-Days
くづき

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■ 姫が来た!

うう、明日は絶対休むんだー!うわーん!!!と仕事を片付けていたら
「くづきさーん、これからIさんが来るんですけど、お昼どうですか?」って
Mちゃんが。
Iさんは前に同じチームにいたプランナーさんでベィビー出産の為に退社した
子なのだ。当時のアフォ上司のせいでバタバタとした退社になってしまったので、
会うのは1年以上ぶりだなぁー。

待ち合わせのロビーホールに行くとベィビーをだっこしていた。
あ、前とあんまりかわってないや。テヘヘヘと嬉しくなる。

知らない人が次々と自分の周囲を取り囲む状況にちび姫(1才3ヶ月)はちょっと
ビックリぎみ。ママの足にお猿の子供のように貼り付いて離れなくなってた。
うわー、カワエエー!!!つーか、鼻のあたりとかママそっくりだね。

そのまま一緒に会社の近くのちゃんこ屋でランチ。
ちび姫と並んで御飯を食べているうちに仲良くなった♪
キャッ!キャッ!と笑うし「まいうー」と言いながら(笑)ヒジキ食べるし、何だか
見えないものを見て指差すし・・・この位の子供はホントに面白いなぁ。
まだおしゃべりが超片言なので可愛い部分だけって感じ。これが保育園や幼稚園に
行くようになると、一気に変な言葉を覚えて自我も現れて生意気になってくるからなぁ(^^;
あれはあれで面白いけどねー。

姫、お手拭きもおいしくいただきまちゅ。の図↓



明日で今年の「エリザベート」観劇はMy楽です。

舞台というものは映像作品とは違って、本当に一期一会なものなのですよ。
その場にいる、っていうだけでなく座った席で見えたり見えなかったりする
ものがやたらとあるし(笑)、自分の心理状態で同じ作品でも違う部分で
ハッ!っとなったりする。(後者は映像でもありますけどね)
こういうアバウトでいて融通のきかないところが舞台の面白いところだよね。

泣いても笑ってもこれでしばらく見納めさー。楽しんでくるよー。


また夕方になって今日の舞台のことでポツポツとメールをいただきました。
あう、山口さんが1幕で体調が悪そうだったって。心配です。

2005年09月28日(水)

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■ なるほどね

帝劇エリザも残り数公演。ここに来て高嶋ルキーニが負傷中(?)と話が。
客席に降りる演出がカットだったり、動きも抑え目になっているようです。
あと3公演。がんばれ!兄ぃ。(でも無理だけはしないでください)



今年から2幕のコルフ島のシーンでアキレウスの彫像の代わりに背景に
登場する小島のイメージ。
どこかで見た事があるなぁ・・・と思っていたところ、とある観劇レポで
あれは「ベックリンの『死の島』だ」という記述があった。

参考にコチラのサイト様を。

そうそう!この絵だー。画集か美術百科に載っていたのを見たことがあるんだ。
いろいろ面白い逸話のある絵のようです。(何枚か描かれた同作のうちの
1枚はヒットラーが執務室に飾っていたらしい)
パパはそこから現れて戻っていくのに、シシィにとってはそこさえも安住の
地ではなかった、って事?
暗殺の後の亡霊達の混乱シーンで去年は控えめだった「最後まで娘を取り戻そう
と抵抗するシシィの両親」が今年はルキーニと一緒にスポットライトも当り
かなり目立つようになっているのとも関係あるのかなぁ。

ヘレネの婚約発表の時に森のイメージは同じ作者の「聖なる森」の方なのかしら。
ソロコンで井上君にもツッコまれていたちびシシィが木から落下するシーンの
映像で、シシィの背後を黒い鳥が横切るのはトートのイメージなんすかね・・・。

夜になって友達から大慌てなメールが届いて、こちらもプチパニック。
でも発表があるまではわからないからさー。とりあえず、深呼吸だ。

2005年09月27日(火)

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■ FF/さくらももこ/エリザベート

★『FINAL FANTASY�� ADVENT CHILDREN』★
松吉さんから『オペラ座の怪人』DVDとトレードで借りる。

・・・あー・・・うーん・・・自分で買わなくて良かったな(^^;、って。

見ている間も見終わってからも、なんだかモゾモゾした気分が残った。
やっぱり自分で操作してこその面白さなんだろうなぁ。
CG処理ゆえにリアル感が全くないアクションも自分が操作した結果について
くるならば、『カッチョエエー!!!』と思えたんだろうけどオートで進む
綺麗なだけのムービーじゃ冷静に『そりゃないだろう!』と思ってしまう。
同じような重力&距離感無視風な動きでも宮崎アニメだと素直に見られるのは
何故なんだろう。FFのは作り物のお約束を超えたウソ臭さが目立っちゃう。
大型の乗り物やモンスターに全く重量感が感じられないからかなぁ。
ただ美麗なだけじゃダメなのは以前の映画版でわかってると思ったのに。

キャラクターの表情は時々もの凄くイイ顔を見せていたのは良かった。
造りこみ過ぎ?って位に丁寧なところとサラっとしてる部分のバランスの
悪さは気になったけどね。
ヴィンセントが文句なくカッコ良いい!
シドは以外にガリッと細身な印象のオヤジだったね。
シドってもう少し骨太だけど細く見えるってイメージだったんだがなぁ。

エアリスってクラウドよりも『少し年上のお姉さん』だったんだっけなーと
最後の笑顔を見て思い出した。

脚本のつまらなさが一番ダメなところだったかなぁ。
まあ、エヴァンゲリオンの影響受けまくり時代の遺産ですからグダグダ
ズブズブな主人公なのはいいんだけど、ジェノヴァ細胞の子供達って
どうしておバカさんばっかりなのかしら。
セフィロスがヴィジュアルバカのままだったのはいいだけどね(笑)
あれで突然哲学的な事を理論的に語りだしたら別の意味でビックリさ。

レッドXIIIの声が市村さんだと聞いていたのでワクワクと待っていたら
たった一言ですか・・・orz

この前DVDで『ヴァン・ヘルシング』を見たんだけど、アレを見終わった時と
同じようなグッタリ感でした。脚本の甘さを映像でカバーしようとして滑って
大失敗・・・なところが似てないか?
ゲームの方にのめり込んでいた体内記憶でかなり補完しているのが良いのか
それともゲーム版を知らない人の方が純粋に楽しめたのかなぁ?

※そうそう『ヴァン・ヘルシング』にはヴァンパイア化したシシィもどきの
 女性吸血鬼がちょっとだけ登場してます。
 例の髪飾りをつけての喪服なドレス姿。舞踏会で歌ってます。
 年をとっても美貌を保った逸話があるとこういう扱いになるのかね?
 作品の舞台上、エリザベートはエリザベートでもバートリー伯爵夫人の方
 のイメージも入ってたのかな?


★『さくらももこワールド』〜20年の軌跡★
招待券をいただいたままになっていた個展。
最終日なのであわてて行ってきました。

デビューから今までの原稿やカラーイラストの展示が主なのだけど、この人の
仕事量は凄いな。アニメの『ちびまるこちゃん』の脚本を連載と並行して
書いていたり、雑誌連載どころか自分で雑誌の編集までやっていたのは
知ってはいたけれどこんなに細々としてるとは思っていなかった。

はぁ〜、単純に凄い。好きだから、っていってもこれはなかなか出来ないよ。
って感じ。

初期の味はあるけど技術が足りないタッチから数年で自分の世界を自由に
描けるようになっている原画を見るとウキウキする。
カラーイラストでは小さいものをチマチマ描いてあるのも可愛いし、独特の
色彩感覚と様式の作り方が面白いよね。
いつまでも見ていて飽きないし、見れば見る程新しい発見がありそうだ。
暖かい視線でのトボけた天然文章も面白いしねー。

いろいろなものに興味をもって、ゆ〜ったりとしてても驚異的な行動力で
それらを形にしていくところは見習いたいです。ホントに。

★『エリザベート』★
最初で最後の内野トート・井上ルドルフ回。またサクっとね。
ああ、観られて良かった。
『闇が広がる』は自分の中でのベスト回だったと思っている初演山口楽回に
続く見事な世界でした。
井上くんが今回戻ってきてくれて良かったし、内野さんがその期間にちゃんと
歌の技術を磨いていてくれた事を本当に嬉しく思った。
ええ、そうです。こんな『闇が広がる』が見たくて、聞きたかったのです。

井上ルドルフ。今日はシシィへのまとわりつき方がちょっとウザい系になって
いてGood!シシィを縛る鎖の一つとしての機能が強化されていた気がします。

内野トートの『死』の存在感に光と心地よい軽さを感じのは初めてかも。
「星の王子さま」に出てくるヘビみたいな役回りに感じたのが新鮮でした。

一路シシィ。
自分に繋がったたくさんの鎖を見えるもの、見えないものに関わらず全てを
トートが断ち切ってくれていた事を理解して最後の一歩を踏み出した感じ。
最後の白い姿が美しかった。

今年のエリザは始まった時は『どーしたんだろう?』思う位に停滞感を感じ
てしまったのですが、徐々に盛り上がってきてちょっと安心。
(エリザのカンパニーってたいていこのパターンなんだけどね)

手持ちのチケットはついに残り1枚。
29日で最後です。(30日も行けるものなら行きたいよー。)

2005年09月26日(月)

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■ 覚え書き

今夜は徹夜でお絵描き仕事です。
3連休は毎日遊んでいたんだから仕方ない。

なので、サクっと覚え書き日記。

23日。
某ファンクラブのイベントに参加。
春に続いて私はかなり楽しかった!皆さん芸達者だなー。
でも持ち時間1分じゃなかったっけ???今回どれも長めだったなぁ。
あと、ネタのかぶりが多かった・・・ってひっぱってくるところが同じだから
仕方ないか。
あれらを見て大汗かきながらでも笑ってくれる社長さんは『大人』ですニャ!
既に持ちネタ化してる殿下たちとのキス話は・・・ああ、そうか、と(笑)
初演時の殿下が一番良かった(過去形)らしいですよ。
他には東欧の劇場事情の話とか至福な時間の話とか。

以前はやってないような事を話していたけど、意外にネットとか見てるような
気がします>社長さん(もしくはスタッフさんがマメにフォローいれてそう)

24日。
日帰りで京都へ。
メインの目的はボークス社の人形を買うサチコ先生のお付き・・・ってか
オマケ。会員の予約がないと入れない『天使の里』というところへ行くので
一緒に連れていってもらいました。カワエエー人形をたくさん見られて幸せ。
一瞬自分も欲しくなったけど、価格を見て正気に戻る・・・今は買えないよ。

清涼寺というところで湯豆腐も食べて、渡月橋を見て、嵐山の緑を散策して
帰ってきました。

25日。
帝劇で『エリザベート』。
今日の山口トートは笑顔の大バーゲン状態だったかも。
基本は笑顔少なめのクールビューティさんだったのだけど、ポイントポイント
で、もの凄く綺麗に笑うのだ。なんだか『死』であると同時に『幸福』って
感じがする存在。『楽しそう』ではなくて、『幸せそう』な死。
思わず近付いて触れてみたくなるような感じがしたなぁ。
触ったら死んじゃうんだけどさ。
まあ、トートから見れば彼がもたらす『死』は『祝福』みたいなものだから
幸せそうに見えてもいいのかもしれない。

井上ルドルフは22日よりも進化してる感じだった。
短い時間での感情のアップダウンが一層クッキリして、ルドルフの人生や
感情がギュッ!っと詰まった濃さがあった。表情や動きも細かくなってたかな。

『闇が広がる』でのトートとのデュエットは、やっぱりいい。
今日は最後の方で二人の声が溶合ったみたいに聞こえて歌詞や歌というよりも
音の波が押し寄せてくるみたいに聞こえてウワーって感じがした。
圧縮データを一気に脳内に叩き込まれたみたいな感覚。
この『闇広』でもマイヤーリンクでもダンスの時の力の入り具合が井上くんは
イイ感じがする。トートに気持ちが引き寄せられている時は身体は逃げるような
感じで、反対にトートに身体や意識を操られているような時は心は抗って
いるように見ていて感じるのだ。
真直ぐ素直にトートに反応する浦井ルドルフや状況に流されていくような
パクルドルフとの大きな印象の違いはそのあたりから来るのかな。

マイヤーリンクで銃をもらった後で、今日は『これ・・・どうしたらいいの?』って
感じで戸惑っているように見えたなぁ。
ちょっと震えて涙目になっていたけど、最後はやっぱり少し笑って引き金を
引くんだね。

一路シシィは自分の信じる自由な生き方を貫いても、何故か満たされない心を
抱いて彷徨っているようだった。その理由が自分でも判らず、大事なものを
どんどん失っていくような感じ。
今日は最後にトートに抱き着くところで、トートの方からもギューっと抱き
締め返してくれてたなぁ。

カーテンコールではシシィとトートと2人で出てくるのが3回。
今年の公演の最後の休日ってこともあってか、客席はかなり盛り上がってました。
1回目は二人並んでニコニコお手ふり。
2回目も最初は手を振っていたんだけど、幕が降りていた間に何か二人で
話していたのか、一路さんがいきなり山口さんの衣装のリボンあたりに
手をかけようと・・・(ドクトルコートの下に着ているヒラヒラの衣装ね)
なんだ!?一路さんそのままリボンほどこうとしてたのかっ!?
うーん?なんだろ、今日も帝劇のエアコンは調子が悪かったから暑がりの
山口さんに『暑ければ脱いじゃえばー』とでも言っていたのかな。

客席の拍手が止まらなかったので、もう1度幕が上がって袖から二人で出て
きてくれました。また並んで手を振っていたら、山口さんが一路さんの空い
ていた左手首を掴んで、そっちでもバイバーイとさせたので一路さん苦笑い。
また悪戯されないように先手ですかい?

こんな感じ。
うー、仕事に戻るかぁ。




2005年09月25日(日)

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■ 帰って来た井上ルドルフ

電話が来ない・・・FAXしたスケッチの返事が来ない。
これが来ないと今日の仕事が終わらない。あと15分で会社を出なくちゃいけないのー。
・・・メールで来てんじゃん!
あう、キーボード打ってる間に1本電話してくれればいいのに(^^;

普通は絶対帰れない定時2分過ぎで会社を飛び出し、帝劇へまっしぐら!
開演2分前にゼーゼー言いながら劇場到着。
ロビーにも人がほとんどいないよ〜。

観て来ました。井上ルドルフ復活公演。
今日のマチネから戻って来た井上くん。19日までのソロコンで毎日少しずつお披露目、
というか予告編?いや・・・NG集?(笑)な状態でちょっとだけ雰囲気は見せてくれ
ていた訳ですが、実際に通して動く姿は2001年の秋以来だから4年ぶりだね。

とりあえず一言。
初演、再演でこのミュージカルに腐女子を大量に釣り上げてたのはやっぱり君かー!?

いやー、井上ルドルフって特別だわ。どこがと言われると困るけど、なんかイロイロ。
最初の霊廟シーンでのソロで『♪ママと僕は似ている 分かりあえるはずだった』を
フワッと柔らかい声と少し微笑んだ顔で歌ったところで『おおー』と思い、陛下との
対立で真直ぐ父親の姿を見つめ、市民の前から立ち去る彼の行動をちゃんと追っている
ところにグっときた。
『闇が広がる』は山口トートと井上ルドルフって組み合わせだけで、なんか泣きたく
なる位に気持ちがグラつく。多分マチネで内野トートとの組み合せを観た初演からの
ファンの人たちも同じ気持ちだったんじゃないだろうか。
以前のようなトートに頼りっきりで『オイオイ、その笑顔はなんだ!喜びすぎだろ!』な
ところがなくなって、ルドルフの孤独と焦燥感が奥行きを持って表現されるように
なったのも嬉しいなぁ。
大人になったな、井上ルド・・・とちょっと感慨深い。
ソロコンで気にしていたダンスもイイ感じでした。全体にまだ振りが馴染んでない
ように見えたところもあるんだけど、踊り過ぎない感じがわりと井上ルドの出す
雰囲気にはあっていたと思う。(なんだ、このフォローは)

私の席位置が悪かったのか、マイクの音量バランスが悪かったのか『闇が広がる』の
1番はルドルフの声が大きすぎでした。でも井上君も声量はついたから山口トートと
声でも真直ぐぶつかれるようになったよね。

井上ルドルフはママにはとても優しい息子でした。
彼女の気持ちを理解しているかのようの務めて優しく接しようとしているかのように
声をかけていて、なんだろうな・・・怪我をした小動物を手の平で優しく撫でる子供
みたいな雰囲気?
ママの側にずっといられたのなら、幼いルドルフは一生懸命ママを慰め、パパには
出来なかった分も助けて守ってあげたいと思っていたのかなーと短いやりとりで、感
じさせるルドルフ。
一路シシィの『久しぶりなのよ』の台詞には別の意味でも泣かされそうになった。(><。
ルドルフの思いを超えたところに既に行ってしまっていたシシィの心の鏡には、自分
の分身である息子の姿も映らなくなっていて・・・闇に取り込まれるルドルフ。

井上ルドルフは衣装で首のカラーがない?暑いからつけてないのかなぁ?
井上君の首まわりがやけに開いてるなーと思っていたんだけど・・・ルドの衣装は
赤い立て襟の内側にもう1つ青いカラーがついていて喉部分を隠すハズなんだけど
何故か井上くん、ついてません。ハンガリーのダンスの時に外れちゃっただけか?
さらに、青衣装の下の白シャツの前も開け過ぎ・・・半分位開けてたよ。(笑)

ダンサーズたちの翻弄されるマイヤーリンク。
あー、ここだよ。井上ルドルフって襲われ方が上手いっていうか・・・妙な無防備感
があるのか、痛々しさの質が他のルドルフたちと違うんだな。
今回はダンサーズに心臓をえぐりだされるイメージのところや突き飛ばされるところで
少し声を出していたりする(軽い悲鳴のような息を飲むような声です)のもルドルフの
苦しみに拍車をかけてます。
金トート。目の前に現れたトートはルドルフの真正面から彼の顔を覗きこむように
近付いてくる。足が動かないみたいにギリギリまで動けないルドルフ。
間一髪でトートに背を向け逃げ出すけれど、すぐに背後から捕らえられてまた動けない。
逃げるでもなく、抵抗するでもなく、怯えるでもなく。
トートの瞳に引き寄せられて、そのまま自分から堕ちる感じ?
そのままほっといたら、自分からトートにキスしにいきそうな雰囲気があるんだよ、
彼のルドルフは!(腐った視点でスミマセン・・・でも、そうなんだもん)

銃の受け渡しが上手くいかなかったのかな。ちゃんと手で受けられなくて曲げた肘の
内側に押し込まれた感じでした。ボーっとした顔でそれを見つめた後で、安らかな
笑顔で引き金を引く。
『はやく楽になりたいんだ』って声が聞こえるみたいでした(ToT)

井上ルドルフは自分で考えよう、ちゃんと決断しよう!としているみたいな感じです。
この回の陛下が『何かを決断しないこと』がモットーのような石川フランツだった
こともあってか、父子の違いがかなり出てます。そこへ山口トートが『考えさせない
私の望む方向へ進め』と後ろからルドルフの視線を固定させて操る感じね。

初演、再演でもそうでしたが井上ルドルフ版は父子の関係性がとても色濃く浮かび上がる
感じがします。井上ルドルフだとトートとも友人格よりも疑似親子な関係性が
見えやすい
んだよな。
皇太子であるということ、息子であるということ、反面教師的なフランツの影とある種の
理想像としてのトートの姿の三角形がクッキリしてくるのね。(浦井くんだと母子関係
パクさんだと個としての家族性が強い気がするのです)シシィ・フランツ・トートの
基本の三角関係に+される要素のルドルフではなく、シシィ・トート・ルドルフの疑似親子
ルドルフ・トート・フランツの父性関係というような別の関係性も強化されて出て来て
面白いなぁと思うのです。

井上ルドレポになっちゃったな。
まあ、いいか。客席の雰囲気もちょっとお祭りっぽかったです。
ちびルドは塩野くんでした。塩野君は日に日にメイクが濃くなってないかぁ?
今日は目の上のブルーのシャドウがかなり濃かったぞ(笑)
井上君になんとなく雰囲気が似てるかな。
歌詞に感情を乗せるのがまた上手くなったなぁと思いました。

一路シシィは今日は前半はもの凄く子供っぽかった!石川フランツ相手だとお子さま
度が増すのかな。17日みた時はまるで妖精の取り替えっ子みたいな雰囲気だった
シシィなのですが、今日はかなり人間に戻ってました。
彼女自身が心の深いところで『死』に魅入られている雰囲気がグー!その他の人と
違う世界を持つ部分にフランツや周囲の人々はまるで魔法にかけられたかのように
引き寄せられ、ある種の狂気を産み出していく感じ。
ヴィンディッシュ嬢たちを見て、自分の今の姿を認める彼女は強い人だと私は思う。
シシィは何かから逃げている弱さと同時にそうした自分を見つめる強さも持っている
んだよなぁ・・・今年のシシィはその部分が強くなっていて好きだなぁ。


山口トートは今日はエコー控えめでした。(私の席ではほとんどエコーかかってない
ように聞こえたなぁ)
例のハンガリー部分は『嘆き』にふったみたいですね。シシィの悲しみとシンクロ
するような泣いているみたいな声で出だしだけ入って、そのままサーッとトートの声
に持って行く感じでした。けれど、これでも休憩時間には『山口さん変な声』と
いうお客さんの声がチラホラ。けれど、今期はコレで通したいんだよね、山口さん。

今日のトートは偉大な王様って感じでした。側に立たれるだけで自然と背筋が伸びる
みたいな清しい空気感を伴いつつ、ちょっと策略家。ちっぽけな人の常識や倫理観や
価値観とは別のところにいる感じで、魅力的だけど少し得体がしれないもの。
姿を捕らえようとすると形がつかめない存在みたいで不思議な感じ。
目の前にハッキリ姿は見えているんだけど、ホログラフみたいに触れたら実体がない
ような雰囲気だったので、最後にシシィがその存在を確かめるかのように彼を抱きし
めるところで、妙に感動。

石川フランツ。
禅さん・・・シシィの魅力にハマりすぎ。シシィを失う事、彼女に嫌われることを
極端に恐れ本当に全てを捧げ続ける感じが泣けるのよ。
『皇帝は何も決める必要はありません』と叩き込まれたはずの彼が唯一自分で決断した
『シシィを愛し続ける』事の誓いは重過ぎです。
実は今日は『あなたが側にいれば』でウルっと来てしまったのです。だって、石川
フランツってば1人で不安は抱え込んで、シシィには満面の笑顔で接してこれからの
暗い部分は極力見せないように!って気をつかっているみたいだったんですよ。

シェネラーに熱狂する人々を見ても何かを『決断する』事が出来なかった彼の姿に
息子は絶望し、別の道を進むのね(ToT)
『夜のボート』でシシィとも違う道を1人で歩いて行かなければならないと理解した
時も静かに頷いて、全てを受け入れるのよ。そして、顔をあげを自分の道を真直ぐ
見つめるフランツ。(史実のフランツのシシィ没後の人生を思うとまた泣ける)
『悪夢』ではボーっとしていてルキーニにされるがままに引きづり回される姿が
ツボです。今日はその途中で上から見下ろすトートとモロに目があったようで、蛇に
睨まれた蛙状態でブルブルとその場で固まっていましたね。ガイド役のルキーニが
次の見せ物へ連れていかなければ、そのままヘタリこんじゃいそうだった。


革命家チーム。
今日は革命家チームがとってもキラキラとして見えました!
カフェでの周囲への警戒を怠らない態度、密談に相応しい抑えた低めの声、彼等の
思惑とは反対にハプスブクルクの支配を熱狂的に受け入れる人々への戸惑いと怒り。
私の求めていた革命家たちの理想の姿がそこに〜(苦笑)
2004年版からの革命家チームは田舎から出て来た素人集団がトートのおかげで
なんとか形になった風だったのが不満だったのですよ。革命も失敗して当たり前!
みたいなのがちょっとね。けれど、今日のチームなら30年がかりの悲願達成も
夢じゃなかったかも、トートの裏の策略さえなければ、な感じが良し!
野沢ジュラがカッコええー。

マダムの館で最近ムチの音がちゃんと出てる。ムチが壊れるくらいに伊東さんが練習を
した成果なんでしょうか(^^;
ここでのグリュンネ伯爵は去年は相当遊び慣れた雰囲気で、娘さんたちの誘惑にも
『その程度じゃダメダメ』ってあしらった末にマデレーネを選ぶみたいだったのに
今年はどの子に迫られてもメロメロさん。シュヴァルツェンベルクは隅で次回の
約束してる姿が可愛いのぅ。
今日のロミーちゃんはマダムにおねがりした後で冷たく追い払われたけど、悪魔っぽい
笑い顔で返してましたわ>Mさん

あと3回。もう3回。まだ3回。

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昨日の21日はくづきの誕生日でした。もう派手にお祝いする年でもないのですが、
今日の観劇後に一緒に観ていた友達が『くづきちゃん!おめでとう!』と可愛い
包みをくれました!オイオイ、なんだよ〜。照れるなぁ。
『Afternoon Tea』のマグカップとティーセットでした。
ありがとうー!
そして、家に帰ると閣下と殿下のファンクラブから同時にバースディカードが!
殿下の方は直筆でフルネーム入りですよ。
いやー、お祝いしてもらえるっていいもんだなぁ。




2005年09月22日(木)

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■ お休みします

すみません。また仕事で動けなくなってます。
「吉原御免状」と井上君ソロコン楽レポはちょっと待ってねー。
どっちも楽しかったよー。特に吉原の方は普段の新感線とはちょっと違う
雰囲気が面白かったです。

週末のイベント類への参加も微妙になってます。
演芸大会・・・京都で￿￿￿湯豆腐・・・帝劇で井上ルド・・・うわーん(>m<。
行くんだー!全部行くんだー!!!
仕事も片付けるんだー!!!!

2005年09月20日(火)

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■ 『エリザベート』マチソワ連続観劇

今日は帝国劇場で『エリザベート』の昼夜連続観劇です。
今期はマチソワ連続は今日だけよん。

まずはマチネ公演。
山口トート・石川フランツ・パクルドルフ。
今日はVISAカードの貸切公演でした。
お友達に取っていただいたチケットで2階A列という王様席での観劇。
前が広々視界で快適でした(^^)
とりあえずポイントだけねー。

昨日に続いてパクルドに(ToT)とされましたよ。あんな悲愴感や絶望感が漂う
『闇が広がる』はウンダバーですだ。浦井ルドとの時は山口トートの声は抑えぎみ
だったので、今回の二人そろってガーンッ!と前に出てくる歌い方はお腹一杯の満足感。
ルドルフの誰にも伝えられなかった必死な叫び声にトートだけが本気で答えてくれた
ような雰囲気が良かったのですよ。

石川フランツ。
去年の庶民派の陛下よりはちょっとロイヤルな雰囲気が強くなったかも。
2幕で年を取るごとに心の堅さが出てくる感じがしました。ルドルフの行動を叱責
した後の立ち去る後ろ姿に泣かされそうになった。『愚か者め・・・』って泣いてる
みたいでさ。陛下も孤独な人なんだよなぁ。
『夜のボート』でシシィとすれ違う時に一瞬彼女に手を伸ばそうとして、そのまま
動けなくなってしまう姿にまた(ToT)
悪夢のシーンはいう事ございません!

山口トート。
例のハンガリーでの声!
今日はまた短くなってた気がする・・・あれ位なら許容範囲(^^;
なんだろうな・・・もう少し低い潰した声の方が違和感なくていいのかなぁ?
高い変な声から低音美声のトート声に変化させたいのかなぁ。
今日はトートは結構誘惑系な『死』だったように思うのですが、シシィの方がイマイチ
乗ってきてくれなくて、トート閣下待ちぼうけみたいな感じ。
シシィの前以外では御機嫌元気な死神になっていました。

一路シシィ。
一路さんは全体に丸さが出てますよね。今年のシシィはヒステリックさやエキセント
リックさみたいなものはほとんどなくて、無闇に周囲を傷つけて自分も傷付いていた
ような去年前半のイメージとは大分違います。ある種の覚悟というか、自分の責任に
おいて行動していく感じがあっていいな。
柔軟なくせに頑固者なシシィ。『私だけに』の前半はちょっと夢々しい感じで自分の
希望や理想を歌うけど、後半ではガラっと顔つきも立ち姿も変わって現実と向かい
あって戦う意志をみせる変化がステキです。
少女→女性への変化がクッキリと出ていて好き。

高嶋ルキーニ。
なんか『狂』な成分が随分入ってきたルキーニでした。
物語全体を茶化すようなポジションに彼が戻ってきてくれたのはちょっと嬉しいな。

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この公演はカード会社公演なので途中で色紙なんかの抽選会があったり、スペシャル
カテコ挨拶がついていたりします。
抽選はくづきはハズレでした。(2列隣は山口さんの色紙だったんだよ〜)偶然
会ったお友達は内野さんのサインとトート写真付きの色紙をゲット!羨ましいー。
一番あたって欲しかったのはバックステージツアーだったんですけどね。
なかなか当らないものですな。

終演後には一路さんと山口さんに花束贈呈コーナー。花束係りの人も抽選で当った
2名の方で、しかもステージ上で一緒に写真も撮ってもらえます!

司会のお姉さんの進行で一度下りた緞帳があがると、シシィな一路さんと・・・
えー・・・『カード会員大募集中!』ののぼり旗の影に隠れた黒い人が。
トート山口さん、足しか見えてませんがな!ベタベタなお笑いネタだなぁ。
んで、その旗を手にしたままでカード会社の営業担当促進部部長代理補佐候補とか
なんとかと長々肩書きを言いつつ『トット山口です』と挨拶。
カード会社名連呼の営業活動を一通りした後で、全くまとまらないまま(笑)一路
さんへそのまま交代。
トット山口の行動に始終受けていた一路さんでしたが、『宝塚時代から10年も
このエリザベートを後援していただいてありがとうございます』とニッコリ営業
スマイルであいさつです。

この後で花束贈呈コーナー。
両手で抱えるような大きな花束をお二人に渡された訳ですが・・・う、どうやら
二人とも山口さんファンだったみたい。写真を撮ってもらう時に左右にシシィ&
トート、真ん中に当った方が入る形だったのですが、それぞれ山口さん側に超接近。
あれは出来上がったら一路さん側のところにポッカリ空間が空いてるぞー。
あえて空間を詰めないのも一路さんの気づかいでしょうか(^^;
二人目の方の時に彼女の髪の香りをクンクン嗅ぐように顔を近付けるトート。
コレで客席は大ウケでしたが、されている本人は気付いてないなー。
そんなに良い香りがしたのでしょうか。

そんな感じでオマケカテコは終了。
ちなみに写真撮影中ものぼり旗は持ったままのトート。緞帳が降りる寸前にもう
一笑いとでも思ったのか、旗をおりる緞帳の隙間から見せようとアタフタ。
そんなに頑張らなくていいです・・・(泣笑)


++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

続いてソワレ公演。
内野トート・鈴木フランツ・パクルドルフ。 

内野トート2回目です。先週は微妙にイマイチ感があった銀トート。
今日は・・・まぁべらす!うんだばー!!!
『内野トート』の見本品みたいなブラボーなトートでしたよ!

前回はあえて書かなかった歌方面。正直な話、先週は『ああ、内野さんまたヘタに
戻ってる・・・』と思っちゃったんです。いや、去年の帝劇時期よりは遥かにレベル
アップはしてます。それに発声そのものはとても安定していて、基礎力があがって
いるのはハッキリしてました。けれども、曲を思い出しきれていないような感じの
不安定さを感じて、全てが身体に染み込んでいたかのような大阪梅コマ期に比べて
物足りないーとなっていたんです。

んで、今日ですよ!
うおっ!どーしちゃったのですか!!!いやー凄い。
『歌う』ではなく『話す』ように歌ってます。台詞の延長として音を操る感じでどの
曲もこなしてるさ!コレ!内野トートで聞きたかったのはこういう感じ。
先週、というよりも初演から今までとも全く違う響きでした。
(これは劇団★新感線チームとの具体的な接触が始まったことも関係あるのかなぁ?)

あと先週は非常に気になった動きとか、眉間に皺がよってるヘタレ顔とかもなくなって
安心して観れたぞー!
銀トートはやっぱりちょっとスカした色男(でもスキがアチコチに)でいて欲しいのさ。
色気抑え目なのも私はこれ位でいいかなー。思春期の男子高校生みたいなトートも
嫌いじゃないけどさ。今年はシシィもフランツも落ち着いた雰囲気なので、そこに
合わせつつの異分子的存在感がGood!

これは両トートともなんだけど、2幕の『私が踊る時』の前後でトートの本気度が
かなり変わって見えます。1幕ではなんだかんだ言っても、惚れた弱味で多少手加減
してシシィに接している雰囲気が、この後から二人とも手加減なしの本気モードに
入るのが今年は一層クリアに見えていいなぁ。

自分にすりよってくる狂気の霊廟シシィを突き放し、現実世界へ甦らせるシーンの
張り詰めた空気感が素晴らしかった。
あのシーンの意味がくづきの頭の中でかなり変わりましたね。ただ、受け入れるのを
拒絶するだけじゃなく『愛と死の輪舞』で光の世界へ戻した行為を反転させて、絶望
しか残っていない現世に生還させてしまう感覚。ちょっとゾクっとしましたねー。
(今日のこのシーンのシシィは本当に『向こう側』に行きかけていたように感じました。
鈴木フランツも彼女の瞳を覗いて驚愕してたしね。それがトートの行動でギリギリ
『こちら側』に戻って来た、って雰囲気)

内野トート中心でサクっと書いてみました。
あうあう、内野さんは井上ルド回にもう1度観るだけなんだよね。
もう1回分くらいチケット取りに頑張っておけば良かったよ(><。


2005年09月17日(土)
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