一橋的雑記所

目次&月別まとめ読み過去未来


2003年10月23日(木) という訳で。


本日、約一名の友人に『ひみつの階段』を貸し出してみたり(笑)。
嵌れとは言わぬが、せめて階段から転げ落ちてみてはくれぬかのう…(をい)。

ついでに、ファンタジー週間復活を目論み。
図書館の児童書コーナーで『ダレンシャン・サーガ』を手に取るも。
その分厚さに眩暈を起こしてふと視線を転じれば。
エーミールくんたちが己を手招きしておいででした…。

と、その前に、うっかり買ってしまったVシリーズの文庫版も読まねば。あう。


本日の「ひみ階」:
19日付雑記で“たけまり”だの“みしまり”だの“みしなつ”だの並べ立てておきながら、
本命の“みしたけ”を忘れていたのは己的痛恨の極みで御座いましたのです…(マテ)。
取敢えず、己は竹井至上主義であることだけを此処に宣言しておきたいと思いますのです…(マテマテ)。




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本日の疑問符:


ええと。
"至上主義"って、総○(任意穴埋)ってイミではないですよね…?(マテや)



2003年10月22日(水) 持って行かれた魂の分だけ。




何かネタにならないものかと、画策中(をい)。



昨日は錯乱の侭に突発暴風布教活動、お目汚し失礼をば…。
でも、嗚呼、誰か一緒に語ってやって下さいまし…(本気)。

てな訳で。残る2冊の読了本で御座いますです。

○『田園少年』紺野キタ(CRAFTコミックス/大洋出版)
……ボーイズラブ?……。
余りそっち方面には詳しくないので(笑)これがスタンダードなのかどうかは
良く分かりませぬが。
少年同士の恋愛モノ、といふよりも。
『ひみ階』やその他短編にみられるやうな、人が人を想う気持ちの様々な形を
描いた作品集かと思いましたのです。
表題作以下の連作3編は、幼馴染の少女の存在もあってか、
友情厚い少年の在り様にそれほど違和感を感じず。
ズバリなBLモノと言へば言へる「Top of thaWorld」も、
それが全てでない広がりを感じる中編で御座いましたのです。
でもやはりこの1巻の白眉は「夜を訪なうもの」で御座いましょうね。
名前は藤間ですがオスカーな彼が良い感じ(をいこら)。
でもやっぱ己的壷はひろちゃんですか…(笑)。

○『夜の童話』紺野キタ(POPLARコミックス/ポプラ社)
タイトルから怪しいものを想像してはいけませぬ(笑)。
それこそ、掌の中にいつまでもそっと眺めていたいやうな。
胸の奥底に置き忘れてきた何かにふと気付くやうな。
優しさとむくもりと懐かしさを思わせる物語集なのです。
傷つく事も辛い事も多い世の中の現実を、
忘れさせるのでは無く受け止めて。
それでも柔らかな気持ちで生きていくことが出来るかもしれないと。
そういう希望のあかりを灯してくれる、穏やかな肯定の空気が。
紺野さんの描かれる作品には満ち溢れている気が致しますのです。
表題連作の第2章、そのたった6頁に描かれた優しさに触れて。
不覚にも涙してしまった己にはそう思えるのです…。


ええと。
布教頁作ったら手伝ってくれるかね某友人。
(その前に読ませねばな/大笑)


2003年10月21日(火) 積極的布教活動を。



開始するべきがどうか、思案中(笑)。

お待たせ致しましたです♪
怒涛のオトナ買いラインナップ読了でありますです。
……誰も待っててくれなかったとしても、己は幸せですが(泣笑)。

○『ひみつの階段』第2巻 紺野キタ(POPLARコミックス/ポプラ社)
己的には、竹井の魅力炸裂な「四月天使」を一押し〜♪(をい)
やっぱ、“たけまり”がオフィシャルなのかそうなのか…と思いきや、
「本日休館」では何気に“みしまり”も乱入(をいこら)。
でもでも、“みしなつ”だって捨て難く…(もおええっつの)。
そんな邪念はさて置き。
竹井が何気に毬絵を「まり」と呼ぶ時の表情が優しいのは、
己の眼に何かフィルターが掛かっているからではない筈なのも事実…な筈。
………ええと。
プラトニックですよ?勿論(当たり前だっつの)。
でも、山口安藤は多分にオフィシャルだと(強制終了)。


○『秘密のドミトリー 乙女は祈る』紺野キタ(POPLARコミック/ポプラ社)
これにて、現在までに単行本化されている祥華女学院が舞台のシリーズは
コンプリート…?(でもないらしい/涙)
この巻に収録されているお話を読むと、『ひみ階』の1巻2巻に又、
戻りたくなる事請け合い。つか、何度でもぐるぐると読み返したくなりますです。
毬絵が、竹井が居たから今の毬絵で居るように。
竹井は、三島が居たから今の竹井なのかもしれない、とか。
そんな三島も、竹井がいたから、今の三島で。
………ええと。意味不明な事は重々承知なので御座いますです。
是非是非、シリーズ3冊通しで読み切って頂きたい。
そして己のこのぐるぐるにもお付合い頂きたい!(マテ)
ところでこの単行本には、シリーズ以外の短編が3作収録されておりますですが
グリムに題材を取った「森を抜ける道」には衝撃のあまり、瞠目。
紺野キタさんという漫画家さんの凄さを垣間見た心地ぞ致しますです…。

○『あかりをください』紺野キタ(バーズコミックス/幻冬舎)
表題作は、母を無くしてから5年、若すぎる義父と幼い妹と3人で暮らしてきた
高校生の少女鳩子ちゃんの物語なのです。
けれども、決して悲劇や、安易なハッピーエンドには流れていかないのが、
このお話の凄い所かと。それはきっと、鳩子ちゃんと同じ切なさを抱える、
親友の唯ちゃんの存在が大きいのかもしれませんです…。
その辺が、己的にはかなり壷(そう来るか)。
この本には他に後書き漫画を含め、短編5編が収録されておりますですが、
「ビューティフル・デイズ」のような真っ向勝負な恋愛物語には少しく吃驚。
ファンタジーあり恋愛ものありSF?ありと、どれもこれも粒揃いな短編集。


……あと2冊あるのですが、本日はこの辺でお開きに……。
久々に煩悩全壊……もとい、全開に語ってしまって幸せの余り、
相当体力を消耗いたしましたです……(大笑)。

しかし、『ひみ階』一美味しいキャラはやっぱヤマグチ先生ですなあ…。
毬絵のどこに「ちゅー」したのかがとても気に為る今日この頃……(笑)。


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本日のひとり言:

これのどこが、積極的布教活動でないと……?(苦笑)



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