一橋的雑記所

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2003年10月29日(水) バレンタインの思い出。



と申しますと、アレで御座いますですね。
初めてチョコ貰ったのは確か、小学校6年生…(をい)。
最高記録は、片手で足りないくらい…(をいこら)。
ちなみに、ホワイトディにちきんと返した記憶は御座いません(食い逃げ…?)。

などと。季節外れのネタ振りは。
昨日の続き、怒涛の読了本シリーズの為で御座いますです(笑)。

○『マリア様がみてる―ウァレンティーヌスの贈り物』前編
今野緒雪(コバルト文庫/集英社)

静さま再登場〜♪(笑)実は密かにファンで御座いましたのです。
なんつーか…激烈に羨ましいぞ、佐藤聖!(あ、呼び捨て)
ええい、静さまか志摩子ちゃんか祐巳ちゃんかはっきりしろはっきり!
…と怒るまでも無く、志摩子ちゃんにしてるやうな気もせんでもないですが。
そりは兎も角。ヴァレンタインディっつーと、何ゆえこうも乙女は
燃え上がるので御座いましょう。己で食するための銘酒入りボンボンを
探し回った事や(笑)学生寮の共用台所が、後輩たちの作る
チョコレート菓子の匂いで一杯になった頃のなどを思い出しつつ
(味見と称してお零れに預かる為廊下をうろついたのも良い思い出/笑)、
山百合の乙女たちの奔走をにやにや眺めさせて頂きましたです。
それにしても。
祥子さまと祐巳ちゃんって、まるで景麒と泰麒ちゃんの(強制終了)。

○『マリア様がみてる―ウァレンティーヌの贈り物』後編(同上)
祥子さまのジーンズ生着替え(違)も鈍感な令さまもストーカーコンビ(笑)も
健気な由乃ちゃんとちさとちゃんも強かな静かさまも良かったのですが。
嗚呼もう…志摩子ちゃん、かわいすぎ…(マテ)。
つーか、ええい佐藤聖!(躊躇い無く呼び捨て)お前はホンマに高3か〜!!
……という冗談はさておき(冗談なのか?そうなのか?)。
「ファースト・デート・トライアングル」冒頭の、
マリア様を素通りするまでの白薔薇姉妹のシーンは。
やっぱ何度読んでも(ええ読み返しましたとも)胸が痛かったっす。
「いばらの森」を潜り抜けた白薔薇さまだからこそ。
志摩子ちゃんが唯一、涙を流せる相手で居られるのだと思うと余計に。

以上、前後編、夜中にくらくらしながら一気読み致しましたもので。
本筋である筈のカード争奪戦とか祥子さま&祐巳のすったものだとかよりも、
「白薔薇さま&志摩子ちゃんを始めとする乙女たち」の名場面ばかり
覚えているとは如何なものか…(泣笑)。
斯様に偏った己的視界からすると。
後編巻末の感動短編「紅薔薇さま、人生最良の日」に於いてすら。
佐藤聖(最早呼び捨てる事に躊躇い無し)のほっぺについた
マーブルケーキの欠片を目ざとくみつけた紅薔薇さまの愛情溢れる
仕草とまなざしがベストシーン(爆)、という事になっており…。
ええい、佐藤聖め…(八つ当たり)。


本日の、こっそり『ひみ階』日記;

『マリみて』での猫のゴロンタのエピソードで、
『ひみ階』のかんぴょうを思い出しました方、手を挙げて〜♪(大笑)
(ぼそっと)三島も苦しい恋を経験したら、白薔薇さまのやうなセクハラヲヤジになるのかなぁ(をいこら)。


2003年10月28日(火) 「ひみ階」効果…?(笑)



ええ。
数年前に途中挫折していた、かの女子高モノ(妖しい表現だな/をい)を。
縁あって再び手にすることになりました己で御座いますですが。

スンマセン、鼻血吹きそうです…(ヲヤヂ…)。

てーか!お貸し下さったM様♪有難う御座いますです♪
まだ7冊目なので御座いますですが、すっかり嵌りこんでおりますです!
嗚呼、薔薇の館の階段でもすっころんでしまいたい…(をいこら)。

で。先に申し上げておきますです。
白薔薇さま(佐藤聖さま)美味しすぎ…(マテ)。

てな訳で。暫くは読了本、『マリみて』日記と化すこと請け合い…。

○『マリア様がみてる』今野緒雪(コバルト文庫/集英社)
剛毛を二つにふり分け括ってる…といへば、今の己であれば。
『はじめちゃんが一番!』を想像する訳で御座いますですが。
何ゆえか己的祐巳ちゃんビジュアルイメージは、
初読の頃からずっと、はじめちゃんといふよりは、
『ゴースト・ハント』シリーズの麻衣ちゃんなのでありました…(謎)。
個性強すぎるメンツの中にあって、振り回されつつも己の地位を確実に
築き上げつつある健気さのせいでございましょうか…。読みながら、
初めて読んだ時何が苦手だったかというと、紅薔薇のつぼみ・祥子さんの
センシティブに過ぎる性格描写だったのだと思い出しましたのですが。
いい加減イイ歳(涙)になってから読み返すと、彼女の突っ張りぶりが、
かなりいとおしく感じられる事が判明…(笑)。
そーいや、「同類は分かる」(by.白薔薇さま)にも当時、
相当仰け反ったよな、若き日の己。
……ほんと、若かったんだなあ……(遠い目)。
今じゃ、ほっぺにちゅーくらいでは動じもしません……(泣笑)。

○『マリア様がみてる―黄薔薇革命』同上
美少女の意外な愛読書っつーと、池波正太郎しかないのか(大笑)。
由乃ちゃんの場合は恐らく、山田風太郎なんかも読んでおられると思われますが。
聞く所によると、某友人の色白美人なご学友も、池波正太郎を
ご愛読なされていたとか…やっぱ、お約束なのか…。
ところでこの巻から、令さんのビジュアルイメージは何故か
『天然素材で行こう!』の美晴さん。何でや?(笑)。
そーいや、紅薔薇さまは理々子さんでしたな…。
ところで、ほっぺちゅーには動じない己で御座いますですが、
イラスト195頁のシーンでは久々に、仰け反りました。
いやあ…幼馴染ってこういう事確かに平気でするもんですけど(笑)。
でもラストシーンの祐巳ちゃんと祥子さんのやり取りの方が赤面ものです…。

○『マリア様がみてる―いばらの森』同上
己的一押し美味しいキャラ(笑)、白薔薇さまこと、佐藤聖さまの物語。
つーか……痛い。ごっつう痛いお話で御座いましたのです。特に後半。
てーか、蓉子さま、あなた聖さまかなり愛してますね?(をっと)
いえその、変な意味ではなく…ええ…その…多分(をいこら)。
今回、『マリみて』を再読して良かったなあ…と思った1巻。
でないと、白薔薇さま、己の中で只の美味しいセクハラヲヤヂのままでした。
……ではなくて(汗)。
恋愛であれなんであれ。心の中から何かを根こそぎ奪い取られるような。
そんな経験を耐えるには、許し、支えてくれる誰かの手を信じられる事が、
何より大切なのだと。
知り得た上での、今の佐藤聖があるのだとしたら。
白薔薇さまって、ホント、凄い人だと心から思いますのです。
「白き花びら」読了後、「いばらの森」読み返すと余計ずしっときますです…。

○『マリア様がみてる―ロサ・カニーナ』同上
とか見直してみたのですが白薔薇様。
役得を心底楽しんでませんか?……(羨←?)。
取敢えず、この時点で己的一押しは定番ながら、白薔薇姉妹。
聖×祐も捨て難いものの、やっぱコレで御座いましょう……。
それにしても、祥子さんと柏木氏。
従兄妹とはいへ趣味が近過ぎませぬか(大笑)。
いやマジで、柏木氏は祐麒くん目当てで御座いましょう!
花寺学院物語も是非一度、拝見したいものです…。


ところで、6冊ばかり読み終えたところで、
『マリみて』未読の某友人に電話にて内容を掻い摘んで説明してみたのです。
ええ、「スール」制についてとか「山百合会」についてとか薔薇様についてとか。
以下はその会話から。

己  「だからね。姉妹の契りを結んだ薔薇のつぼみは薔薇さまの跡を継いで
   生徒会役員を務めるわけっすよ。で、つぼみの妹も将来の役員候補、と」
某友人「世襲制?」
己  「ええと…ちょっと違うけど似たようなもんかなあ…(汗)」
某友人「あ、そっかー(ポン)。ギルドか」
己  「……友よ……それは、徒弟制……」

もしかしたら、花寺学院では「お兄さま」ならぬ「親方」と呼ばれていたり…
しないっつーの(泣笑)。



本日のこっそり『ひみ階』日記:

山百合会の皆様が「ひみつの階段」を寸劇などでやるとしたら、
三島はやっぱ、令さんが演じるのだらうか…。
で、白薔薇さまには是非、ヤマグチ先生をやって頂きたいものです(笑)。


2003年10月27日(月) のぞみで帰ったよ〜♪(もぉええ)




てな訳で。

ブレ−キングがちょこっとカックンなのぞみにて。
花のお江戸は新宿コマ劇場まで。
家人に連れられ、若様の座長公演を拝見に行って参りましたです。

昨日書き書きしたとおり、なごやんの時より近い席でしたが。
それだけではなかろう、若が大きく見えたのは。
経験が自信を生むので御座いましょうか。
中日劇場の時よりかは、安心して拝見出来るお芝居になってましたですね。

などと。
まるでファンのやうな心境に達しつつある己が怖い今日この頃…(笑)。


ところで、品川宿。
己、初めて逗留致しましたので、新幹線の駅が出来たから何が変わったのか、
なんてちっとも分からんかったのですが。
取敢えず、手軽に飲み食い出来るお店があったのと。
駅前にも色んな食材を購入できるお店があったのには大満足で御座いましたです。
家人が行きたがった浅草へも地下鉄一本で行けましたし。
確かに便利で御座いましたのです。

ところで、浅草では。
念願の、日本最古の遊園地(笑)にて。
これまた念願の、日本最古のジェットコースターに乗って参りましたです。
いやもう、あれは良い!癖になりそうなくらい、良いです!(大笑)
後、江戸開府四百年記念とかで「浅草奥山風景」なる催しが行われておりまして。
江戸時代の浅草奥山風景の再現とて、
伝統工芸品の出店がズラリ並んでいたり、
大道芸人さんが様々な見世物を見せてくれたり、
的当てで見事♪大当たり〜♪したのは良いけれど、
その景品が、既に遊び終えた花やしきの入場券だったり(涙)…と。
いやもう、色々と楽しんで参りましたのです。
これで、神谷バーで電気ブランでも一杯引っ掛けられたら大満足だったのですが。
流石に、時間切れにて叶いませんでしたのです…残念無念。
いつか是非、再訪したいもので御座いますですね、浅草…。

あ。5656会館横の「天晴地蔵」は無事お参り出来ましたですよ(笑)。


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本日のひみ階日記:

……改め、『マリみて』日記開始か?!(笑)
本日より、とある親切なお方より、
噂の『マリみて』既刊14冊をお借り致しまして御座いますです。
昔、2巻で挫折した暗い過去を持つこの作品で御座いますですが。
今ならどんとこいな気分なのはやはり『ひみ階』のお陰であらうか…?(をい)

ところで。
誤解されている方は居られないかと思うので御座いますですが。
『ひみつの階段』は、コミックスで御座いますですので。
書店では、児童書コーナーではなくコミックスコーナーを、
お探し下さいませ。

つーても、何処に分類されているのかがイマイチ掴めないのが『ひみ階』。
ちなみに己、1巻はレディスコミック棚付近で、
2巻はボーイズラブ棚付近で発見しました…なんでやねん(大笑)。

ちなみに、『Cotton』は少女漫画新刊コーナーでした。

『Cotton』といへば、奈月ちゃんって『ひみ階』のなっちゃんが大きくなったらこうなるのでは、とふと思ったのです。
じゃあ、理子ちゃんは佐伯…?(をいこら)


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