古い魔法
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2003年11月24日(月) 赤い図書室

30歳で男の子を産んで、32歳で女の子を産むんです(笑)。お兄ちゃんが中3のときに、妹は中1。先輩から「○君の妹だ」とか言われて「いや、いや」と。そういうお友達がいて羨ましかった。私にも兄がいますが、4つ上で中学、高校では一緒になれなかったから。自分の娘にそんな思いはさせたくないんです(笑)。

 婦人公論インタビュー/石原さとみ


冬将軍がやってきた。わは。寒いけど、ダッフルコートが着られます。スクールアイテム万歳。「百年の恋」の筒井道隆も着てました。32だというのに、いつまでも大学生か新入社員のような筒井道隆。筒井君みたいなひとと結婚すれば、と友だちに言われましたよ。
ホットワインもいいかも。なんかあまくして。今夜はAlpen Floraという信州のワインをあけました。亜硫酸が入っていないので頭がいたくならず、安くておいしい。でもお酒、ちょっとしか飲めない。
ほぼ日の腹巻きも注文。迷った末「赤い図書室」に。売れ切れてなくてよかった。
夜、テレビつけてたら、キリンジ「FBHL」のCMが電波にのって我が家に飛来。退屈貴族のときでした。いいもん見た。
これを書きはじめてひと月たちました。


2003年11月23日(日) 刹那

遠くから届く宇宙の光 街中でつづいてく暮らし
ぼくらの住むこの世界では 旅に出る理由があり
誰もみな手をふってはしばし別れる

そして毎日はつづいてく 丘を越え僕たちは歩く
美しい星におとずれた夕暮れ時の瞬間
せつなくてせつなくて胸が痛むほど

 ぼくらが旅に出る理由/小沢健二


大嫌いなこと。それはあたらしく買った本が、家に帰ってふうをあけると他人が手荒に読んだ折り目がまざまざとついてることで、今日の銀色さんの家の本がそうだった。気づかない自分もいやだけど。やっぱり本はまっさらで。
ふつう本の広告に装幀者は記されていないと思うけど、リトルモアの刊行案内は、雑誌ならデザイン、書籍なら装幀したひとの名も載っているところがやっぱなんかちがうなって思わせる。
トラは最も深刻な絶滅の危機にある野生動物で「the Last 5000」という保護をうったえるキャンペーンもWWFがしているんだけど、日本でまずそれに応えた有名企業が阪神タイガースで、つぎが「とらや」だそう。すごい。で、それについて検索していたら、熊本のスナックのラストまで5,000円、という意味の料金表が出てきてしもうて。


2003年11月22日(土) エアソファ型カステラ

甘いものが甘過ぎにかんじる最近。彩のチョコラムレーズンも、ネスティの杏仁ミルクティも、あま〜い。おぢさんになったのだろうか。それからコーヒーゼリー。名水珈琲ゼリー・羊蹄型(←北海道の会社だからかな)っていうのを食べたらおいしい。これはゼリーは無糖で、シロップ16gとミルクが別添になっているのです。コーヒーゼリーはあまくないのね。だからいいみたい。
気になるのは栗きんとん。GARDENに行ったら、岐阜のがあったんだけど、食べたいなと思っていたのは「すや」さんのだったので見送り。11/28からは、無印でエアソファ型カステラが発売。マイケル、かわいそうなひと・・・。


2003年11月21日(金) 東京番外地

子供のころ、団地の4階に住んでたことがあったんだけど、いま散歩しながらおなじような体裁の建物を見遣ると、4階だったそれは6階半くらいの位置にかんじる。4階なら軟式ボール届いちゃいそう。よくある話だが、むかしかんじてた2階半分の高さはいったい何処へ・・・。母親の大きさも縮んできたです・・・。身長はいったい何処へ・・・。
ヒルズのレジデンスで一番高いのはなんと43階建て。子供が見たら、さぞ高い、つーか、大人が見ても高すぎ。酸素あるのか。いちどお訪ねしたい。ヘリウム声で脅かすよ。で、ベランダからスーパーボール、バウンドさせるのも忘れずに。キャッチ出来たら乞う拍手。
あわあわ、の出版ラッシュ。GIRL'S KITCHENとか、ムーミンのCUTとか、平凡パンチ表紙集とか、sunlight galleryのエッセイ集とか、しまおまほちゃんの本とか、いろいろ読みたい。あのコーヒーやお菓子のある図書館がふと思い出されます。見送って道具の本を1冊買いまちた。根本きこさんってかわいい。でも芯がしっかりしていそうで、ちょっと出の人にはない貫禄がある。料理研究家ってわりとはっきり、心意気が男派か女派かわかれる職業ではなかろうか。けっきょくは取り扱うものや職種じゃなく、本人の裁量なのだね。
街は店はクリスマスムード、てか商戦。でも手がのびるものは実はあまりない(やせがまん)。sixはかわいかったけどもう閉まってたよ。ささやかながらうれしいのは赤いGAPの紙袋。GAPはこども用がいつにもましてすこぶる可愛く、冬モチーフのおもちゃブレスを買ってしまいました。おねだんもすこぶる可愛く。
マコーズベーグルがなんか読めない名前にかわってた。ちょっと見ないとすぐコレ街って。木里子と陽春さんもちょっと見ないうちに結婚して完で。子役もちょっと見ないとすぐギャルで。「ピュア・ラブ」のおんなのこもTommy Februaryプロデュースでデビューだし。Tommyも入籍だし。そのうち、鼻でもほじってちょっと見ないうちにエア・カーとか走りだすよこれは。
シカゴの友達、Office Trip先のテキサスからステーキ風味の葉書。


2003年11月20日(木) ひしゃげた傘の歌

気圧が下がるせいなのか雨でねむいねむい。でもしばらくわすれてたやりがいを思い出したのでがんばろう。

無所属や少数派党の議員の国会での席ははしっこもはしっこなのに、なんで無所属の田中真紀子はまんなかのいい席にすわれるのだ? 

森本レオって、本名かと思ってた下条アトムみたいに。ヨネスケみたいに。(嘘。ヨネスケは芸名でちた)

マンハッタンって舞台でやってもおもしろそう! 今日のオンエアでそう思った。しかし「はったんまんじろう」って? 清志郎って?

再放送の「ホームワーク」、携帯はおろかポケベルも出てこないたしか。でも筧利夫は出てる。

大沢たかおの少年時代を森山未來が演ずるなんて。似すぎ。髪型のせいかな。「世界の中心で愛を叫ぶ」。

ピピピクラブで読んでから、MEGUMIと森三中の村上さんがだぶってしまう・・・大きなげっ歯類みたいなかんじが。冬にむけ、どんぐりやなんかをせっせとほおに蓄え中。

フリッパーズのトリビュートCDのジャケット、なんであんななのだ?

中島美嘉や上戸彩のわけめだけツンツンヘアって、のばすとき困りそう。かぶっちゃったよねふたり。

石原良純が軍団時代のことを(今はちがうの?)「あれは、まさしくごっこだった。皆がそれぞれに、ボス役、若頭役、チンピラ役に徹してのごっこだ」とあっけらかんと言ってたけど、徳重聡もチンピラ役、使いっぱ役やらされてるのかな。気の毒。

クウネルの日。


2003年11月19日(水) タイムマシン

「おばあちゃんは、ぼくのこと、あやしまないの?」
  いいえ。
「おばあちゃん。のび太くんがかわいい?」
  ええ、ええ、そりゃもう。
  いつまでも、いつまでも、あの子のそばにいてせわをしてあげたいけど、そうもいかないだろうね。わたしももう年だから。
「そ、そんなさびしいこと、いわないでよ」「信じられないかもしれないけど。ぼく、のび太です」
  やっぱり、そうかい。
  さっきから、なんとなくそんな気がしてましたよ。
「信じてくれるの? うたがわない?」
  だれが、のびちゃんのいうこと、うたがうものですか。
「おばあちゃん!!」

 おばあちゃんのおもいで/ドラえもん第4巻より
 幼稚園のころに亡くなったおばあちゃんをドラえもんとタイムマシンでたずねて―


のび太が自分のうまれた日に行く話とこのふたつがドラえもんの中でいちばんすきです。(なんと、のび太は昭和39年うまれ)
感動しにくいわたしのわずかなつぼに迫る描写だけど、3才の子のおばあちゃんにしては、老け度があまりに高いと今日気づきました。
アンデルセンバーガーをひさしぶりに食べる。@ヒルズ。他のバーガーのピクルスは苦手でとっちゃうんだけど、ここのはピクルスも食べられちゃうベストワン。ピクルスである前に野菜。Bros.の日。Richard Scarry「ABC Word Book」購入。ほぼ日の腹巻きの色に迷う。


2003年11月18日(火) 木のホール

桜木町で降りてランドマークとは反対側に出て、音楽通りを歩いて、もみじ坂をのぼると、神奈川県立音楽堂という来年で50才のホールがあるんだけど、1,000人ちょっとしか入らないホールなんだけど、その佇まいはとてもかんじのよいもので(なんだかかんじがよいというのは重要)、キリンジがここで演奏したらとってもいいことになりそうなんだけどだめかな。
ロンドンのロイヤルフェスティバルホールを模して作られたそうで「木のホール」って呼ばれてる。以前クロノス・カルテットを聴きに連れていってもらいまちたが、むずかしいことはわからないけれど、とっても音がいいんだ。今回のツアーではバンドアンサンブルのすばらしさや迫力を味わえたので、次はアコースティックなアレンジで、銅像は入るかわかんないけど、武道館のわるくちじゃないけど、こじんまりとした丁寧で大事にされているホールで、ホールもひとつの大きな楽器になり得るような、ツアーはいかがか。あの「カウガール」が終わりだけどはじまりだった、みたいに。
だれかこれを読むことがあったら、えらいひとにづだえでぐだざい! おでがいじまず! もうからないからだめー、とか東芝さんがいうかも(メモカぴあってなにさ)。それにチケットがとれなくて泣くかも。でも叶って聴いても泣くかも。
音楽堂から届く手紙には、ホールの前にあるクスノキが樹木医にかかっていて今は元気がないですけど、30年たてば元の姿より元気になりますから安心してくださいなんていうお話があったりして。30年、だよ。坂をさらにのぼれば、刺激の少ない野毛山動物園があるし、赤い京急に乗って行くこともできるよ。散歩するにもうってつけ! お茶うけにも!

ここに限らず全国にそんなホールがあると思うけど、(たぶん)長くなるであろうキリンジの歴史に、お遍路さんみたいに津々浦々兄弟でめぐるものわるくないと思うけどな。


Rina |MAIL

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