● 2005年12月14日(水) |
『本日の惜別』 ● |
昨日の日記で話しましたが
ボクのヘソから突然よしおが生えてきました。
全裸で。
全裸のボクから。
全裸のよしおが。
コワモテだけど気のやさしい彼は
ピングーに出てくる女の子キャラをピン子と呼んで疑わないような
片桐はいりと広末涼子の区別がつかないような
山田優とあびる優の区別がつかないような
加藤あいと阿藤快の区別があまりつかないような
だけども、マナとカナの区別ははっきりつくような
好みの異性のタイプは?と聞くと、
巨乳だけどお土産をおどさんと読んでしまうような女性、あと古風。と豪語するような
そんなお茶目な一面も持っています。
が、
しょせんヘソから生えてます。
だのでいろいろアレだし困っています。
そこで、やんわりと出て行ってもらうために寝る前に手紙を書いておきました。
あと、よしおがウチから出て行っても、おなかをすかせて困らないように
おにぎりを握って置いておきました。
翌朝。
起きたらよしおはいなくなってました。
おにぎりは家から出る前に食べてしまったようです。
おにぎりの具として入れておいた人生ゲームの車(緑)がご飯粒だらけになって落ちています。
ボクはふと、自分が書いた手紙の裏側に
よしおからの返事が書かれているのをみつけ
拾い上げて読んでみました。
「さよならは別れの言葉じゃなくて
再び逢うまでの遠い約束
それはそうと、姉歯建築士とヨン様の区別がつきません」
意味がわかりませんが、なんかお別れの挨拶なようです。
こうして、ボクは再び自由なひとり身となりました。
瞳を閉じればまるで昨日のことのように
よしおと過ごした思い出がよみがえってきます。
後悔するのはやめておこう。
前向きに生きていこう。
よしお、いつかまた逢おう。
よしお、元気でな。
そう思い、静かに瞳を開けたのでした。
ミュ?
今度はたけしが生えてきました。
たけしは非常にシャイガイで、絶対に目を合わせようとせず
うつむいたままちっとも話そうとしません。
沈黙が続いているので困っています。
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