桃缶な日々 |
2004年06月16日(水) 泣けるぜ!! |
「ガイヤの夜明け」(テレビ東京系)っていう真面目な番組が結構好きでたまに見てるんだけど、昨日は「大学病院を辞めて開業医になる」先生たちの話をやってたんです。 「病気を診るのではなく、人を診る」「自分のやりたい医療をやる」「患者さんと向き合いたい」そんな理想を掲げ、“新参者の開業医なんてもしかしたら地域の信用を得られないかも”っていうリスクを背負ってまで開業医になることを踏み切る先生たちに尊敬の念を抱きながら、番組を見ていました。 その中で、30年努めた大学病院を辞め、開業された脳神経外科&内科の先生!! 外来と在宅診療に日々走り回る姿に感動。 大学病院で働いていれば患者なんて黙ってても吐くほど来るし、そんな大変な思いをしなくてもいいのに。 在宅診療をしている末期ガンの患者さんを看取る時なんて、あたしったらご家族と一緒に号泣しちゃいましたよ。 家族全員とお孫さんたちに看取られながら、自分が暮らした家で一生を終えることができる。 こういう姿って、ご家族の努力ももちろんだけど、それを支える医療体制がなければ出来ないことじゃないですか。 そして、私が壊れるぐらい泣いてしまったのが、脳梗塞で倒れた御婆ちゃんの介護を自宅で続けるご家族の姿。 私の父は2年前に亡くなったけど、やはり脳梗塞で倒れ10年間寝たきりの状態だったんです。 その時の父の姿と、この御婆ちゃんの姿が重なって“そういえば、父もこんな状態だったなぁ。開業医の先生もちょくちょく家に来てくれてたし・・”なんて思い出したら、もう(TT0TT) ダーーッって状態ですよ。 やめられない止まらない、かっぱえびせん状態の涙。 そんな時にオットが帰ってきちゃって、「桃、どうした!?」の慌てぶり。 まさかTV番組をみての涙は思えなかったらしいです(笑) 説明しようと「あのね・・」って言っただけで、また涙ぼろぼろ。 やっと説明したところで、オットが大笑いするんじゃないかと思ったけど、妙に神妙な顔。 全然笑われなかったのが、逆にすっごく恥ずかしかったです。(^^ゞ 病院勤めよりも開業医の方が儲かるっていう話を聞いたことがあるので、ちょっとそういう目で見てた部分も今まであったんだけど、反省です。 そうそう、注文をつけられるなら内科の往診だけでなく、眼科や歯科、皮膚科とか、他の分野の先生たちも往診してくれると在宅で介護を続けてる家族にはありがたいんだけどなぁ。 |
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