ウィングのつぶやき
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2005年08月23日(火) 「幻のコース」が函館にあるらしい。。

今日、友人から面白い話を聞きました。
とあるイギリス人が函館にある潰れかけのコースをウン十億円で買取り、
そこに自宅を建てたそうです。

そのイギリス人は大金持ちなので、コースで収益を上げようとはこれっぽっちも考えていません。なのでごく限られた知人にだけプレーを許し、コースの情報をいっさい公開していないのだそうです。

友人がそのイギリス人と回ったところ、3番ホールを終えたところで、「朝食食べましたか?」と聞かれ、「まだです」と答えると、グリーン奥の小高い丘の上にある英国風の東屋に朝食が用意されていたとのこと。

なにしろ自宅なので、何でもあり! なんです。

給仕の人に慇懃にサービスされながら、紅茶とパンとハムエッグでお腹を満たし、眼下に広がる雄大な景色をしばし楽しんだ後、一向は悠然と4番ホールに向かい、残りのホールをプレーしたそうです。

なんとも優雅な話ではないですか。

ちなみにコースの状態はというと、グリーンだけは完璧に手入れされていたものの、スルー・ザ・グリーンは自然のままで、さながらアップダウンの激しいリンクスコースの様相だったそうで、そこもまた惹かれるものがありますよね。




ゴルフライター小林一人

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