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| 2011年06月05日(日) | たいらじょう氏の人形劇『毛皮のマリー』 |
「衝撃的な大人の人形劇」
「終演後、立てなくなる人続出…」
という評判の人形劇を観に行ってきました。
場所は新国立劇場
寺山修司 原作の『毛皮のマリー』
を、一字一句変えることなく、
ト書きさえもしっかり表現するといった徹底した忠実さでした。
人形があんなにも哀しくせつない表情をもつなんて。。。
人形が魂をもっていて
その人形から情念が湧き出ている感じ。
寺山の作品をやろうという意気込みからかな
たいら氏の執念も感じられる。
あっぱれだし、何度も息をのみましたよ。
・・・本当に心を揺さぶられた。
人形劇の底力はすごい。
「みんなうそ。明日来る鬼だけが本当！」
第４幕でこう叫ぶマリー。
ここは私もガツンとやられたわ。
