ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2003年01月23日(木) 小料理屋物語

今夜も相変わらず男達と夕食。すごく熱っぽく語り合う男達。
まるで仕事帰りにちょっと立ち寄った・・小料理屋の雰囲気だった。
そっ・・私がおかみさん。客は初老の男とその部下のような・・・。

でも・・この部下、ちょっと口の聞き方が偉そう。
上司を舐めてるというか「俺の言うことちゃんと聞いてるのか!」って言ったり。
おかみは・・はらはらしてしまう。でも上司はへらへら笑って頷いている。

イカの一夜干し。子持ちカレイの煮付け。キンピラごぼう。
あと・・おかみの好きなポテトサラダを最後に。

でも・・部下の男が言うの。「おかみ!動物はないのか?え?」
はぁ・・それって豚とか牛ですか?それともイノシシとか?
あいすいません・・今日は仕入れの時・・ぼんやりと海を漂ってました。
海ほど心を癒してくれるものはありませんわ・・お客さんもそう思いません?

そこで上司の助け舟。「おかみ!カレイの卵も結構うまいもんですな」
あらぁ・・さすがダンナ、お口が肥えていらっしゃるわ〜
まぁ・・綺麗に食べて頂けて作ったかいがありますよ。ありがとうございます。

ううっ・・と俯いて唸る部下。「まっ・・旨いと言えばうまいかな」とか。
優越感に浸るおかみ。てめぇ・・ええかげんにせいよ!と心の中で呟いていたが。

結局・・最後のオーダー。ふたりそろって焼きソバを食べたいとか。
で・・こんな時は明星です。明星鉄板焼きそば・・ママと一緒に食べたいな。
そんな古いCMもあったような?・・部下の男は知らないでしょうね・・。

インスタントですものサービスしときますよ。お代なんて要りませんって。
その代わりまた・・お仕事で疲れた後・・ちょっと立ち寄って下さいね。
おかみ・・動物を忘れないよう仕入れておきますので。

語ることも忘れ一心不乱に食べ尽くすふたりの男・・・。
おかみは・・ああこの店やっててよかったとつくづく思うのであった。


これがたぶん・・おかみの幸せであろう。


          息絶えるまで店は閉めませんとも・・・。


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