らんらんとスキップをしたくなるような春っぽい一日。 仕事をしていても自転車で郵便局とか行きたくなるような。
あちらにもこちらにも梅の花が満開。陽射しを浴びてきらきら光っている。 いいな春は嬉しいなって思うよね。こころがいっぱい深呼吸してしまう春。
お寺さんから頂いたカレンダーに“寒さなければ花は咲かず”と書いてあって、 うん・・そうだよね。いいこと書いてあるよねと専務オババと心を通わせてみたり。 穏やかな時間を過ごせるってとても幸せなことだと思う。忙しくても心はまったり。
帰る時、専務オババがイノシシと大根を炊いたの持って帰ればと言ってくれた。 久しぶりにオババの台所におじゃました。でっかいお鍋に猪肉がてんこもり。 猪は狩猟が趣味の社長というかお父さんというか・・とにかく彼が仕留めたものだ。 私は・・その死体というか・・そのものを見ちゃうと食べられないけど・・・ こうして料理してくれたら食べられる。美味しいと思う・・当たり前のことかもしれないけど。
で・・その時、少し温めてからが良いねとオババが言って、ガスに火を点けた。 私は帰る時間が気になりながらしばらく待つことに。 そしたらなんだか頭がくらくらして来た。目が右回りにクルクル回って来て。 ん?何?これ?って思いながら、今にも倒れそうになってしまった。
一瞬のうちに不安と恐怖に陥ってしまったのさ。ああ・・これは死ぬのかもなんて。 ちょっと待ってよ・・まだやりたい事あるし・・困るよって神様に祈ったくらい。
専務オババも心配顔で、ちょっと横になっていなさいとか言ったりして・・ そしてすぐさまオババが叫んだ。「わぁ〜ガスが消えてる」
そうなんですよ!まったく・・。お鍋が大き過ぎたのかどうだか、ガスが途中で消えてるんだわさ。 え?じゃあ・・私ってガス中毒?わぁ・・これは初めての経験だったわ。 感動している場合じゃないけど・・なぜか微妙に興奮してしまったオバカな私だった。
う〜む・・。オババは少しくらいのガスを浴びても大丈夫なんだね。なんでや?ってちょっとギモン。
そしてめでたく小鍋をクルマの助手席に乗せて帰宅した。 夫君も息子君も大喜びしたのは言うまでもないが・・・。
「今日あたし・・ガス中毒でね・・そんでもって大変だったんだから」と訴える。
「ああ・・それは残念やったね。いっそのことそのまま死んだら良かったのに」と夫君。
あぅ・・悲しい。すごい傷ついたわよその発言。
おまえな・・いつも俺にそう言うだろが。たまには自分が言われてみろや!とお言葉。
ああ・・ごめんなさい。
やっぱ私が悪かったわ・・・・。
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