ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2003年02月19日(水) 酔いどれて

夜になって静かな雨がぽろり。しっとりと物思う訳でもなく・・ただ今酔い始めの私。
洗濯物を畳みながらテレビ観てたら・・なんか感動して泣けた。
実話再現とかで、最後は結婚式のシーン。お母さんに語りかけるところで大泣きになる。
思わず乾いた洗濯物で涙を拭ってしまった。ああ・・なんていい話なんだとひたすら感動。

涙・・たまには流さなきゃね。こころがぶるぶる震うような涙もたまにね・・・。

それからすぐ娘が帰って来て、今度は母21歳の頃のヒット曲とか一緒に聴いてた。
母はその頃・・一緒に暮らしていた男と別れたばかりだったのさ〜とか過去を偲んだり。
男が残していったステレオで“わかれうた”など聴いていたけど、もう涙も出なくなってた。

ただ・・すごく寂しくて誰でもいいからそばにいて欲しい・・そんな感じ。
酒びたりの夜とか・・もうどうなってもいいとか・・自棄になってた頃だった。

でね・・イチバン手近なところにいたのがお父さんだった。割と簡単に引っ掛かったよ彼。
まったく理想のタイプではなかったけど・・とりあえずそばに置いておきたいようなひと。

でもね・・ほんとうは拾ってもらったんだと思う。助けてもらったんだって。
だからお父さんには恩がある。あの時・・私を助けてくれてありがとうって。

そしたら娘が言うの。「私も・・誰か助けてくれないかな・・・」って。
その頃のお母さんと一緒かもしれない・・なんて。

少ししんみりとしてしまう母と娘。そしたらいきなりお父さんが現れた。
腰をかがめてまるで老人スタイルでトイレに行く途中。

笑ったね・・なんか無性に可笑しくなって娘と笑い合った。
「あの人がお母さんの恩人?」なんて言って・・一気に現実を噛み締める母。

赤い糸とか・・運命とか言うけれど、それはずっと後になって気づくこともあると思う。
心細いような愛情とか不安な気持ちとか。それがずっと続いたまま人生を終わるとしても。

私は・・たぶん死んでから実感するのかもしれない。彼が・・私の骨を拾う日に。
甘い言葉を囁く訳でもなく愛情表現なんて俺は苦手だと態度で示す彼が・・
私の骨を拾いながら・・・涙を流す日。だから・・私は彼よりも早く死にたいと思う。

どうしても確かめたいだけんなだけど・・・。先に死んだりしたら許さないから。

かくして今日という日も・・不確かな愛なれど、家族という暖かな庭にいて
私は蕾になったりもうすぐ咲きそうと思ったりしながら・・・


          また酔いどれて・・・眠ります。

                
            おやすみなさい・・あなた。


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