ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2003年04月02日(水) 思いがけない贈り物

昨日からずっと雨が降り止まなくて。でも・・激しくはなく優しい雨だから・・。
職場のある山村ではもう田植えの準備。だから恵みの雨だよと喜んでいるみたい。

桜・・桜もしっとりと濡れている。風が吹かないので散り急ぐこともない。
この雨が止んだら潔く散るのだろうか。今はじっとして花びらから雫がぽたり。
雨の日の桜はとても綺麗だ。胸がきゅんとするくらい凛として美しい。


夕暮れて思いがけないことがあった。
もう夕食も済んで後片付けをしている時のこと。あんずがけたたましく吠えた。
すると玄関に見知らぬ男の人が・・。チャイムを鳴らしながらなんだかオロオロしている。
応対に出た夫君が急いで外に飛び出して行く。なになに?私も急いで後を追う。

するとすぐ近くの路地で、そのひとのクルマが畑の中に半分落っこちてた。
狭くて暗い曲がり角なのでハンドル操作を誤ったみたい。
ひとりでも男手をと思い息子君も連れて行く。そしてよっこらしょとクルマを持ち上げる。
軽自動車だったので良かった。二三度持ち上げたらすぐに道路まで上がれた。

夫君がタイヤのあたりを点検。だいじょうぶ帰れるだろうって男の人もほっとしてる様子。
すごく礼儀正しい人で何度も頭を下げたり。夫君はとても恥ずかしそうにしていた。

それから20分くらいしてからまた・・玄関のチャイムガ鳴った。
今度は私が出て行ってみると、なんとさっきの男の人がまたそこに立っていた。
「ほんの気持ちです 助かりました」とケーキらしき箱を差し出すではないか。

わわ・・ケーキだって私は喜んでる。夫君も出て来て「そんな気を遣わなくても」と言ったり。
結局ありがたくそれを頂くことに。見知らぬ男の人も笑顔で帰って行った。

かくして我が家は思いがけないデザートに恵まれ、家族四人でご馳走になる。
ついでにビールも飲んじゃえと・・またまた酒盛りモードに突入したりして。

困っている時はお互い様なんだと思う。当然のことをしただけなのに・・・。
なんだかほんとうに思いがけず嬉しい出来事だった。

見ず知らずの人が我が家の灯りを頼りにして来てくれた・・

       それだけでもありがたいことなんだよね。


 < 過去  INDEX  未来 >


anzu10 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加