ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2003年07月10日(木) 初心

今日もバテ気味。冷房のせいかなと思う。家に帰るとどっと汗が吹き出る。
そして帰るなりビールを飲むのが唯一の楽しみ。酔いながら料理を作る慣わし。

するとお炊事がすごく楽しい。時々・・食器を割るけれど笑って誤魔化したりする。
あっ・・そうだ。今日は包丁で指を切った。慌てて血を吸った・・甘い味がした。

男達もがんがん飲んでいる。私はどんどん料理を作る。
作る片っぱしおつまみにしてしまう男達。これが結構幸せな気分。女のしあわせ。
美味しい顔の男が好きだ。私は自惚れている。自分はすごく必要とされていると。

ずっと昔・・独り暮らしだった頃は食べることが億劫だった。
カレーが食べたいなと思っても作る気がしなくて。
だからすぐに誰かを引き摺り込んでいた。その被害者と今は暮している。
彼の美味しい顔がすごく好きだったから・・毎日一緒に居たくなったから。

時に思い出してみる。いわば初心にかえること。

うんざりすることもいっぱいあった。ながいこと一緒に暮していると・・。
向かい合って食事をするのでさえ気が重くなる時も。一言もしゃべらない時も。

ながく一生暮すこと・・何が愛でどうすれば愛なのかそんなことどうでもよくて。
自分が必要とされているとは思えなかった頃・・むなしくてたまらなくて。

最近たまにふたりきりでご飯を食べる。よく話すいろんなこと。
仕事の事とかネットのことも。彼は真剣に聞いてくれる。すごく疲れていても。
私はおしゃべり雀みたいにまくしたてる。聞いてくれるだけでありがたくて。

懐かしいな・・と思う。ずっと昔そうだったこと思い出す。
無理してなんかいない。すごく自然にそうなってる。不思議だなって思うけれど。

食べている時だけ。ほんの少しの時間だけ。それ以外はただ暮しているだけかも。
無口でいつも疲れているんだと思っていた。そんな暮らしに慣れていたのに・・。

懐かしいなと思えること。もっとたくさん気付きたいなと思う。
私がそうなれば彼もそうなんだと・・やっと思えるようになったから。

        私は彼に懐き始めているのかもしれない。

          もともとそうだったから・・帰ることが出来る。


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