| 2003年07月21日(月) |
私はひとりしかいないのだから |
漠然と閃くことがあった。 専業主婦になるのが私にとってイチバン最適であるということ。 二日こうしてのんびりとしていただけで唇の腫れが引いたのだから。 昨日から薬も飲んでいないのに。何を食べてもおっけい。幸せなことこの上なくて。
余裕・・すごく余裕がある。時間はもちろん心にもそれなりに。 ただ・・朝の家事が一段落すると少し暇で、ちょっとよけいなこと考えてしまった。 いろんなことで行き詰まっているなって。これ以上がなくてひたすら落ちてるみたいで。 それは多分自分の年齢とか考えて焦っているのだと思うけれど・・・ このまま落ち続けるのは空しいなと思った。何をしても手応えがないように思って。
ダメダメ・・このままでいいのだから考えてはだめ。 こんな時は動くことが肝心。とにかくそんな卑屈な場所から抜け出す努力をしなければ。
で・・暑いけど行くか〜と決心してクルマに乗った。 15分くらい走って『とんぼ公園』へ行ってみた。 その名の通り色んなトンボが飛び交っているところ。沼池がいっぱいある。緑もいっぱい。 でも・・観光バスが。でも・・県外ナンバーの親子連れが。出店まで出てるじゃないか。
しまった・・って思ったけどそこしか思い当たるところがなくて。 人を避ける。なるべくすれ違わないように横歩きの蟹さんみたいに。
沼地には睡蓮の花がいっぱい。ピンクやら黄色。白いのも綺麗だった。 けど・・落ち着かないこころ。人の話し声がする。すぐにそれが近くなって。 でも撮らなきゃと写真を撮る。綺麗だな・・でもダメだなと思いながら撮る。 嫌だったそんな自分が。やらなくちゃいけないことなんて何もないというのに。 自分に期待なんかしてない。はずだったのに・・すごく追い詰められた嫌な気分。
案の定・・帰宅して確かめた写真はすべて気に入らなくて。 一枚だけピンクの睡蓮が・・まあこんなもんかと思いホムペ用に加工した。 けど・・自分はもうダメだとちょっと思った。もう以前のように写真が撮れない。 昔の写真が愛しかった。どうしてあんなに夢中になれたのかと・・。 なにもかも色褪せていく。すべてのことが自分自身も。落ちているどこまでも。
もういい忘れようと思って茶の間でテレビを観ていた。 『海は見ていた』っていう映画を。 そしたら携帯にメールが。ホムペの掲示板に書き込みがあったらメールで知らせがある。 嬉しい・・そのメールが来ると私は飛び上がって喜ぶ。いつも・・時々だけど。
「睡蓮いいなあ」って書いてあった。古いお仲間が久しぶりに来てくれたようで。 涙がぽろぽろ出て来た。ちっとも良くないのに・・ダメなのに。それでもいいの? そっか・・いいのか。うん・・いいかもしれない。いいとしよう。 社交辞令でもお世辞でもいい。なんてありがたいことだ。声をかけてもらうだけで。 ああ・・助かったと思った。このままの私でいいのだと思えるようになった。
ぼちぼち続けられそう。色褪せていても私はひとりしかいないのだし。 とことん落ちてみるのもいいかもしれないと思う。
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