ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2004年01月14日(水) ずっと元気でやりよ

昼間すごく嬉しいことがありました。心がすごくほかほかになった。
仕事が午後から研修会やって。それがほんの一時間で済んだから。
もう会社に帰らんでもええし。わ〜い儲かったの気分やった。

そんで。すぐ近くに昔よく行った喫茶店があったから。
ちょっと久しぶりに寄ってみようと決めて。さっそく行って見ました。

そしたら。誰もお客さんがいなくて。ママがびっくり顔で奥から出て来て。
その時の笑顔。満面の笑みやね。久しぶりやし。よう来てくれたねと言って。
ブラックコーヒー飲みました。ここのコーヒーは美味しいからそれがいいです。
そうして味を確かめる。うんうん・・ちっとも変わってなくて嬉しい味やった。

いろいろ話しました。不景気で大変や・・とか。亡くなったご主人のこととか。
私も・・父のこと話したりして。それがすごく親身になって頷いてくれて。

実は。この店のママは。うちの夫君が10代の頃からお世話になっていたので。
ほんまに手のかかる子やったよとか言うの。いっつも心配かけていたって。
そして・・今でもその頃のこと忘れないで。時々顔を見せてくれるから嬉しいって。
他の子はもう誰も来ないけどね・・とか。淋しそうに言うのだった。

「ひとって。親切にしたことは覚えているけど。されたことは忘れるらしいよ」と
私は言ったけど。ふたりで顔を見合わせて「それは・・あまりに淋しいね」って。
笑った。だって・・忘れたのなら仕方ないもん。そんなもんやねと笑い合った。

でもケンジは忘れてないから。そう言いながらママは自慢の子供を褒めるみたいに。
だから・・私もすごく嬉しかった。人情とは・・ひとってそうであって欲しい。

若い子達がたむろしていた頃。お金なくてもご飯食べさせたり。
成人式にはネクタイ買ってあげたって。恋愛沙汰まで面倒見たんだよって。

ついこの前のことみたいに話す。そして笑った。もう大昔の事やねと。

私は「風邪ひかんように 元気でやりよ」って。まだまだ話していたかったけど・・。

ママは駐車場まで一緒に出て来て。うるうるした目で「ありがとね」って言って。
私がクルマをバックさせてる時も。そして交差点に向かっている時も。
ずっと手を振っているのだった。なんだか今生の別れみたいな顔をして・・・。

すごくすごく心が熱くなる。ああ・・会いに来てよかったなって思った。

       今日はとても嬉しくて・・とてもいい日でした。


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