絶好のお花見日和。 ふと空から桜を愛でてみたい鳥の気分で。
出勤前にJ君の日記を読む。 はっとする。目頭が熱くなる。 「思いつくまま気ままなわがまま猫さん」 ああ・・そう私も。私もそうだったって。 思い出す。そうしていつも自由だったなって。 書きたいな・・今すぐにでも書きたいなと思った。
そう・・ずっと昔から。 私は猫で。たまに犬で。鳥にだってなれたのだ。 魚になったこともあった。貝殻になったことも。 波にもなれたし。嵐の海にだってなれた。
まあるい木になって空を仰いだことも。 枯れても生きることを忘れない木の実にだって。
踏まれても大地に根をはり泣くこともせずに 種を蒔き続けた道端の花にだって。
そして『おんな』血のように紅いおんな。 髪をむしられ。目をくりぬかれ。足さえももぎ取られ。 ぽたぽたと血を流しながらも。ひとつだけ希望があった。
それはこころ。心があったから書くことが出来た。
とくとくとくとく血の塊になって。書いた・・ずっと書いた。
私はそうして。今も生かされている。
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