ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2004年06月05日(土) 母が痛くて

朝は陽が差していたけれど。日中はずっと霧のような雨が降ったり止んだり。

土曜日も仕事。ほんとは月に一回だけは休んでも良いのだけど。
よほどの用事が無い限りは、ずっと出勤している。
月曜日にいつも思う。休み足りないなあ・・って思う気持ち。
まっ・・それは贅沢ってもんでしょう。と思い直すことにしている。

今日は。専務オババ・・母が、膝の痛みに耐え切れず病院へ行った。
このところずっと痛みを訴えていたけど。忙しくて行く暇がなかったから。
お天気のせいだろうか・・今日は特に歩くのも辛いくらい痛がっていた。
土曜日でも診てくれる病院が見つかってよかった。

もう65歳なので無理もないかな・・と思う。
自営業なので定年がないから。たぶん彼女はとことん頑張るのだと思う。

午後少し遅めに機嫌よく帰って来た。病院の帰りに焼肉定食を食べたとか言って。
「嘘みたいに楽になった」と歩きぶりも良くなって。

でも・・それはほんとうにつかの間。多分痛み止めの注射が効いていたのか。
私が帰る頃になると。また顔をゆがめて痛そうに嘆くのだった。

湿布をしてあげてから帰ることにした。そうして彼女の足を抱きかかえるように。
白く柔らか過ぎるようなふくらはぎのあたり。なんだか怖くなってしまう。
どれほど記憶を遡ってみても。触れたことなど一度もないように思う。

張りをなくした足。ところどころに老人性のシミのようなものがあって・・。
ああ・・知らなかった。いつの間にこんなになってしまったのかと。

私が母として記憶している彼女は。とても若くて綺麗だったから・・。

一緒に仕事をするようになって16年。母だと思ったことが何度あったろう。
いつも厳しく。時にヒステリックで。たまに優しくても母ではなかったような。

そんな気がする。だけど・・やはり。それは母に違いなかった。

タイムカードを押していると。「ありがとね」と母が言った。


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