ここ数日梅雨らしくないお天気が続いている。 蒸し暑さも感じずとても過ごしやすいのだけれど 農家の人達にとっては雨不足が深刻な問題なのではないだろうか。 何もかもが順調とは限らないものだなとつくづく思ったりしている。
今日はお大師堂でとても嬉しいことがあった。 先日の少年遍路さんと明くる日に出会った青年遍路さんが再会出来たこと。 そうしてまた偶然出会ったというもう一人のお遍路さんも一緒に居た。 いつもはしんと静まり返っているお大師堂も今日はまるでお祭り騒ぎ。 その三人の輪の中に私もちょっぴりまぜてもらってとても楽しかった。
少年遍路さんは順調に進んでいれば、もう伊予路を歩いているはずだった。 けれども途中で熱が出てしまって民宿で二泊して休養していたそうだ。 まだ身体が本調子ではなくて、まるで我が家に帰るように戻って来たらしい。 そうしたらちょうど打ち戻って来た青年遍路さんとばったり再会したと言う。 そこにもう一人のお遍路さんが到着する。すぐに仲良くなって意気投合したらしい。
すべてが偶然と言ってしまうのはたやすい。 けれどもなんだかすごく特別な「縁」を感じずにいられなかった。
日々の暮らしのなかでも、「あの日そこに行かなければ」とか 「あの時ああしなかったら」と後ですごく不思議な気持ちになる事が多い。
その結果、良い事もあれば悪い事もある。それが世のしくみかもしれない。
今回は良いことでほんとうによかったと思う。
しかもその場所が「お大師堂」きっとお大師さんがひき合わせてくれたのだろう。
耳を澄ませば、三人のお遍路さんの笑い声が聞こえてきそうな気がする。
みんなで励ましあってきっとこれからも無事に元気に旅を続けることだろう。
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