薄日が射しているかと思えば突然のにわか雨。 カラ梅雨が深刻な問題になっているだけあって いっそどしゃ降りの雨になれば良いのにとふと思った。
ご近所の紫陽花がもう盛りを過ぎて枯れ始めてしまった。 桜のように潔く散れない花。椿のようにぽとんと落ちることも出来ない花。 それは毎年さだめのように朽ちて化石のような花になってしまう。
なんだか憐れでならないけれど、決して目を背けてはいけないように思う。
朝から何もする気がしなくて、ものすごく怠惰な一日を過ごす。 「トドが寝ているみたいだ」と夫が苦笑いするのもわかる気がする。
もっと時間を有効に使うべきだと思うだけ思って だらだらと時を食べる蟲のように過ごすのもけっこう癒されるものだ。
夕方近くなると雨もやんでやっと動き始める気になった。 今日も自転車でお大師堂へ行く。水の補給もしなければいけなかった。
ずっとながいことあんずと一緒に歩いて通っていたけれど 最近の暑さが堪えているのか、あんずは日に日に足が弱っているようだ。
お大師堂から帰ってから近場を散歩に連れて行くのだけれど よろけて転んだり時には尻もちをついて座り込むことが多くなった。
その現実を受け止める。それはどうしようもないことだと思う。
あんずとともに歩き続けた散歩道。あんずのおかげで歩けた道だった。
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