まるで初夏のようなお天気が続いていたのだけれど 長続きはしなくて明日からまた雨になってしまいそうだ。 植物にとっては恵みの雨になることだろう。 木々の若葉も潤っていっそう緑が濃くなりそうだった。 川仕事にはちょっと辛い雨だけれどありがたく受け止めようと思う。
午後の作業を終えていつものようにお大師堂へお参りに行く。 昨日は初顔のお遍路さんが来てくれていて嬉しかったのだけれど 今日は誰もいなくてし〜んと静か。川のせせらぎが耳に心地よい。
手洗い水が汚れていたので入れ替えようとバケツを持って川におりる。 その時ふっと視線を感じて川辺を見ると屋形船からたくさんの人が見ていた。 なんとも照れ臭い。手を振るのも恥ずかしく黙々と川の水を運んだ。 世間ではGWとかで観光客も少しずつ増えているようだった。
お参りを済ませてお供えしたばかりのおせんべいをご馳走になる。 最近は必ず袋の口を開けておくことにしている。 私も食べているけれど、みんなに食べてほしいなあなんて思って。
帰り道、土手の黄色い花がいちめんに広がってとても可愛い。 ふっと孫の綾菜の姿を重ねてみる。ここに連れて来てあげたいなと思った。
時にはどうしようもないことを考え込んでざわざわとしてしまうけれど 楽しいことや嬉しいことを考えている時の自分がとても好きだった。
「好きな自分になる」それは決して不可能なことではないと思うのだ。
人はみんな自分を愛してこそまわりの人を愛せるようになるのだと言う。
言い換えれば自分を愛せない人がどうして人を愛することが出来ようか。
もうずっと昔に読んだ本にそう書いてあった。 そんな大切なことを忘れていたのだな。思い出すと心がすごく清々しくなった。
|