つくしの坊やたちが背伸びをしながら青空に手を伸ばしていた。
ふりそそぐ陽射しはすっかり春だけれど風が少し冷たく感じる。
「弥生つめたい風」高校時代にすごく好きだった歌を思い出す。
先日は青さ海苔の初出荷、昨日は入札で思いがけないほどの高値だった。
それがすごく励みになって今日も夫とふたりで一生懸命がんばる。
収穫量は少ないけれどとにかく積み重ねていくしかない。
「よかったねえ」って言える日がきっとくると信じていようと思う。
今日も娘が天日干しを手伝ってくれた。ベビーカーの芽奈もおりこうさん。
私たちが家業を継いでからもう33年目になる。
まだ赤ちゃんだった娘を背負ってがんばった日々がとても懐かしい。
お父さんもお母さんも、おじいちゃんとおばあちゃんになった。
歳月は我が家の歴史となってこれからも時を刻んでいくことだろう。
|