朝のうちは曇っていたけれどだんだんと青空が見え始める。
喜び勇んで海苔をいっぱい干した。なんとも久しぶりのこと。
今年は海苔の生育に悩まされ天候にも悩まされているけれど
気が付けばなんとかなっている。ほんとにありがたいことだった。
自然相手の仕事だからどんなことがあっても当たり前なのだと思う。
早朝からの川仕事を終えるなり訃報が舞い込む。
となりの地区に住むいとこのご主人が亡くなったとのこと。
昨年まで青さ海苔を採っていて今年孫に後を継がせたばかりだった。
やっと楽になり穏やかな老後を過ごせていたと言うのに。
ひとは死ぬ。その現実を突きつけられたような気がしてならない。
「明日は我が身だよな」夫と二人でつぶやき合った。
明日のことがわからないからこそ今日を精一杯生きていかなければいけない。
今日も平穏無事。なんだか奇跡のような日々が続いている。
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