曇りのち小雨。ほんのりと匂うくらいの雨が好きだ。
ぽつりぽつりとコスモスの花が咲き始める。
「おばあちゃんのいちばん好きな花よ」と綾菜におしえる。
午前中に買物とコインランドリーを済ませ午後はのんびりと過ごす。
テレビっ子の綾菜がお昼寝の時間になってもテレビを見たがり
「もうダメ」とテレビを消したら大泣きになってしまった。
ひっくひっくと泣きじゃくりながらやっと眠ってくれた。
愛しい寝顔。叱ってごめんねと汗の額を撫で続ける。
娘が遅番だったのでいつもより忙しい夕暮れ時だった。
肉じゃがを作る。芽奈の好きな人参もたくさん入れた。
家族みんなの美味しい顔が見られるのがいちばん嬉しい。
食いしん坊のめいちゃん復活である。人参ばかり食べるのも愉快。
そうして今日も平穏無事に暮れて行った。
すごくすごく平凡なのだけれどそれがいちばんの幸せに思う。
焼酎グラスを傾けながらまったりと今日を記す。
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