朝はぐんと冷え込んだけれど日中はとても暖かくなる。
絶好の行楽日和となって家族で山里の「どぶろく祭り」へ。
振る舞い酒をごちそうになったじいちゃん。
その時テレビカメラが近づいて来てインタビューも。
その様子が夕方のローカルニュースで流れて大歓声の我が家。
芽奈も一緒に映してもらってとても良い記念になった。
いつもはひっそりと静かな山里も今日ばかりは大賑わいだった。
会場でお遍路さんの姿も見かける。きっと思いがけなかったことだろう。
今朝の事、早目にお大師堂にお参りに行って嬉しい再会があった。
一昨日見かけた常連のお遍路さんが連泊していたようだった。
うちの息子と同い年、名前は私の弟と同じというのも奇遇。
風来坊だとかニートだとか陰口を言う人もいるけれど
まだ若いのに職業遍路の道を選んだのにはよほどの訳があるのだと察す。
母の気持ちになってみる。姉の気持ちにもなってみる。
出来る限りの事をしてあげたいといつも思うのだった。
またの再会を約束して別れて10分ほどしてから
土手の道を颯爽と歩いていく姿を窓から見ていた。
なんだかとてもせつない。目頭が熱くなるような遍路姿だった。
みんなみんなそれぞれの人生がある。どうしてそれを否定できようか。
午後、お供え物のお菓子を補充にもう一度お大師堂へ。
お賽銭箱に赤いお札にくるまれた小銭がまるで「こころ」みたいに落ちていた。
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