強い北風が吹き荒れてなんとも寒い一日だった。
もう46年も昔の朝のことをふっと思い出す。
あの日もとても寒かったこと。そして途方に暮れていたこと。
もう忘れようと思いつつ今年も思い出してしまう自分が嫌い。
今朝は元気に保育園に向かった綾菜が
「おばあちゃん、あやちゃんのちょきんでケーキをこうちゃるけん」って。
その一言で昔の事を思い出していた自分がとても恥ずかしく思えた。
いまがある。ちゃんとある。それがどれほどありがたいことだろう。
お父ちゃんありがとう。お母ちゃんありがとう。
ふたりのおかげでさずかった命もここまで辿り着くことが出来た。
どうかどうか許される限り長生きをさせて下さいと祈った日。
寒い一日だったけれどこころにはほっこりとおひさまの光。
生きているってほんとに嬉しいことだなってあらためて思った日。
|