ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2022年10月05日(水) 執着を潔く手放すこと

北日本や東日本では一気に気温が低くなったとのこと。

西日本は一日遅れ明日から肌寒くなりそうだった。

今日もほぼ真夏日となり蒸し暑い一日となる。



高知新聞に「あけぼの」と云う随筆欄があり

今朝は小学校4年生の時の担任だったN先生の随筆が載っていた。

80歳になられた先生はそろそろ終活を始めたらしい。

断捨離をしていたら女学生だった頃の日記帳が見つかったとのこと。

懐かしさもありついつい読み耽ってしまったと書いてあった。

少女だった頃の先生を知る由もないけれど

文学少女であり恋もし物思いに耽る時もあったことだろう。

私も読んでみたかったなと思った。それは憧憬にも等しい。


先生と私は50年以上も会ったことがないけれど

今でもその縁はささやかに繋がっているのだった。

お昼休みに早速電話をするととても喜んでくれた。


そうして衝撃的な事実を知ることになった。

随筆には書かれていなかったけれどその日記帳のすべてに

火を点けて燃やしてしまったのだと言う。

私が残念がると笑い飛ばすように「すっきりした」と言った。

読み返した時点で納得しもう未練はないのに違いない。

それほどまでに潔くこの世から消してしまえるものだろうか。

私はひたすら胸を打たれた。きっと私もそうするべきなのだろう。

この20年間書き続けてきた日記がまさにそうである。


執着を潔く手放すこと。それこそが断捨離なのだと思った。






整形外科の受診日だったので仕事を終えるなり急いで病院へ。

予約制であったけれど今日もかなりの待ち時間だった。

診察を諦めて薬の処方箋だけ貰って帰ろうかとも思ったけれど

医師に会いたくてならない。少しでも語り合いたかった。

ひたすら待った甲斐があった。医師のなんと優しいことだろう。


先日の川仕事のことも気にかけてくれて「よう頑張ったね」と。

まるで子供を褒めるように言ってくれてとても嬉しかった。

鎮痛剤は胃弱の私にはあまり勧められないけれど

朝だけだったのが夜の分を頓服として処方してくれる。

我慢できない程の痛みがあればどれほど救いになることだろう。

私はもはや藁にも縋る思いである。本当に良き医師と巡り合った。


帰り道はとても清々しい。すかっと爽やかな気分だった。

スーパーで沢山買物をしたけれど重い荷物もなんのその

気がつけば颯爽と歩いている自分が別人のように思えた。


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