夜明け前まで小雨が降っていたが日中は概ね晴れ。
幸い猛暑日にはならず過ごし易い一日だった。
肩の力がすうっと抜けて無気力を愉しむばかり。
朝寝を一時間程。昼寝はなんと四時間にも及ぶ。
寝れば寝るほど元気になりゲンキンな者である。
カーブスも好調。楽しく身体を動かすことが出来た。
自然と笑みがこぼれる。これが本来の私なのかと思った。
ほか弁を買って帰る。ノンアルビールも飲んだ。
最高の気分であった。もう鬱だなどと言ってはいられない。
何事も気の持ちようなのだろう。そう肝に銘ずるばかりである。

ふと思いついて短歌を書くスタイルを変えてみた。
今までは時間を作り集中して三首書いていたのだが
そうするように自分に課していたのだと思う。
もっと自由気ままに好きなように書いてみたらどうだろう。
思い浮かんだ時に書く。そうして発信してみることにした。
さらさらさら。まるで川面に浮かぶ笹船のようである。
たとえそれが一首であってもきっと海に辿り着くだろう。
それはちっぽけなプライドを捨てることにも等しい。
もう拘らない。もう縛られない。私はただ流れて行くだけである。
幸いと言うべきかもう同人誌に掲載されることはない。
毎回16首を選んでいた苦労からも解放されたのだ。
これほどの自由が他にあるだろうかと思う。
SNSは儚い世界かもしれないが「拡散」されることも在り得る。
それを一縷の望みに思うのもささやかな希望に繋がるだろう。
私のような者。それ以上でもそれ以下でもあるまい。
どれほど落ちぶれていても「わたし」であることを誇りに思う。
いつかは最期を迎えるがそれが「いま」ではないことが救いである。
「陽は西に私も西に沈むのか明日は東の希望に会いに」
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