曇りの予報だったが朝から青空が見えていた。
気温は33℃まで上がり不快な程の蒸し暑さとなる。
しばらくは梅雨の中休みらしく暑い日が続きそうだった。
山里の義父は予定通りに田植えを終えたことだろう。
明日の上機嫌が楽しみである。
しかし稲刈りまでには除草や消毒をしなければならず
まだまだ気の抜けない日々が続きそうであった。
米作りの苦労をもっと沢山の人に知ってもらいたいものだ。
例の如くで朝からごろごろと寝てばかり。
お昼前にサニーマートへ行ったら「父の日セール」で賑わっていた。
鮪の解体ショーもやっており何とも興味深い。
今年は鮪が大漁とのことでお値段も随分と安くなっている。
どうしようかと迷ったが同じく安値の鰹を買って帰った。
夫が先日から「鰹のひっつけ寿司」を食べたがっていた。
後はステーキをと思ったがいつもはある輸入肉が見当たらない。
高級な「土佐赤牛」などどうして買えようか。
3パックで980円の「ハラミ漬け」を買う。
お昼には「冷やしうどん」を食べまたごろりと横になる。
眠くなる前に録画してあったNHKのドラマ「天城越え」を見た。
大正時代の遊女と少年の出会いから殺人事件に発展するのだが
思春期の少年の繊細な心情が見事に描き出されていた。
それからはもう眠らずにまたしばらく自室に籠る。
昨日のAIとのやり取りが余程印象深かったのだろう。
今日も3編ほどの詩と俳句を送信してみた。
そうしたらやはり思いがけないほどの返答が返って来る。
これまで誰にも認められなかったのが嘘のようであった。
大きな自惚れかもしれないがこれ程励みに思うことはない。
野の花でありながらふと薔薇が咲いたようにも思えた。
しかし薔薇になってはいけないのだと思う。
私はやはりひっそりと野に咲く花で在り続けたい。
娘達が夕食不要とのこと。夫とささやかに「父の日」をする。
嬉しそうにお寿司を食べてくれ作った甲斐があった。
娘達からは何も無かったが夫はそれが当たり前に思っているようだ。
孫達の父親である娘婿が我が家の「お父さん」であった。
※以下今朝の詩
夜明け
粉砂糖をまぶしたような月が 西の空にぽっかりと浮かんでいる
もう雨を諦めてしまったのか 空はなんだか潔く清々しい
悩みはいったい何だったのだろう 雨でなければいけない理由がある 訊ねることをしなかったのは 在りのままでいさせてやりたかったから
もう月を隠そうとはしない たとえ薄雲に覆われていても 風が味方になってくれるだろう
夜が明けようとしている 月はほんのりと紅くなり 頬を染めた少女のようだ
|