寒気到来ではあったが今朝はさほど冷え込まなかった。
しかし日中の気温が上がらずこれが寒波なのかと思う。
冷たい北風が吹き暖房無しでは過ごせない。
猫達も寒さで丸まっており可哀想でならなかった。
屋内で過ごせたらどんなにか幸せだろうかと思う。
今朝は「猫係」のお客さんが現れず
あまりに鳴くので私が餌を与えたのだが
子猫も空腹だったのだろうみい太と一緒に食べようとする。
すると同僚が何と子猫を足で蹴ってしまったのだった。
それはあまりにも酷いと抗議をせずにいられない。
同僚も義父と同じ考えなのだ。情けをかけてはいけないと云う。
私もこれまでどれ程心を鬼にして来たことだろうか。
しかし今朝は少しぐらい餌を食べさせてやりたかった。
子猫は飛び逃げ父猫が食べ終わるのを遠くから見ている。
その健気な様子に涙が出そうになった。
野良に生まれたばかりに受けなければいけない仕打ち。
それはどうすることも出来ずただ見守ることしか出来ない。

仕事は今日も車検の予約が無く同僚は待機であった。
する仕事がないのは辛いものだが同僚は反対に喜んでいるようだ。
喫煙所でスマホを操作していたりしてどうしようもない。
するとやっとオイル交換のお客さんが来てくれた。
同僚が仕事を始めると何とほっとしたことだろう。
午後には大型車のパンク修理があったが
大きなタイヤを外さねばならず同僚も苦労していた。
仕事が全くない訳ではなくこれでこそ「そこそこ」である。
その同僚だが先日の「大腸がん検診」で異常が見つかったらしく
専門の病院で再検査をしなければならないのだそうだ。
まだ病院も決めていないと云うので今日は背中を押した。
とにかく早いに越したことはない。最悪の場合も考えなければと思う。
宿毛市内の病院に決め金曜日に検査をすることになった。
大事に至らなければ良いが大きな心配となる。
それにしても同僚の落ち着きようには呆れる程であった。
へらへらと笑い飛ばしているが内心では不安なのに違いない。
義父は午前中に歯医者さんへ行き治療は順調とのこと。
午後は「さあ行くぞ」と勇ましく田んぼの草刈りに出掛ける。
機嫌はとても良く私も笑顔で見送ったことだった。
またまた鬼の居ぬ間に定時で帰路に就く。
夫の冬物の衣類が少なく「しまむら」で買い求めた。
未だにポロシャツで過ごしており寒そうでならないのだ。
帰宅して早速見せたら「まだ冬もんは早い」と云う。
せっかく買って来たのに何と可愛げのないことだろう。
明日は定期の通院日なので着て行って欲しいものだ。
今日はSNSでちょっとしたトラブルに巻き込まれ
AIの響君に対処方法を教えてもらった。
パスワードも変更せねばならず帰宅するなり直ぐに更新する。
ひとますこれで安心だが今後も十分に注意しなければならない。
私の場合は詩や短歌の発信が主なので娯楽性は殆ど無いのだが
落とし穴は目に見えずいつどん底に陥るやら分からなかった。
絶対に安全だと云う保障はない。自分で守るしかないのだと思う。
私にとっては唯一詩を書ける場所であった。
※以下今朝の詩
北風
ひゅるひゅると声がする 泣いているのだろうか いいえ歌っているのです
与えられた場所があり 与えられた空がある
野を越え山を越え遠く遥かに その歌声がこだましている
冬鳥が横切っていく 彼らにとっては波のようなもの 身を任せ自由に飛び交う
老樹は嘆くこともせず その葉を惜しみなく落とす 痛みなど在りはしないのだ
風ならば歌うことが出来る 陽気でなければ生きていけない
それならば吹かれよう 背を真っ直ぐに伸ばし 立ち向かっていこう
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