SAKURA'S STUDY DIARY
さくらのきままな毎日 一日一読一書 A reading and a writing for a day
教室には誰もいない。 あれ、おっかしーな。 他のクラスはもうタームが終わっているから、授業を受けに来ている生徒の姿も他にはない。みんな、次のタームの受付に来ている人ばかり。レセプションに聞きに行くと、インド人のおばさんが「授業は来週からよ〜」。 いや、違うのよ。次のタームじゃなくて、私達はまだ前のタームの授業がふたっつ残ってるのよ。そう伝えると、隣のおじさんに「そんな授業ある?」と聞く。おじさんは、そのまた隣で忙しく新しい生徒を受け付けているおねーさん(レセプションの主)に、「そんな授業ある?」と聞く。おねーさんは、ある、とだけ答えて、生徒の受付に戻ってしまった。 授業があるけど、時間は変更になってないよ、とおじさんは言う。 先生も他の生徒もいないのは事実なので、いまさら時間について文句を言っても仕方ない。まあ、無駄足にならないだけマシか、と思って教室で30分1人で待った。結局、先生はいつも通りの時間に来たのだけど(それでも最初生徒は私だけで、めっちゃ不安だったさ)。 でも。 絶対、電話では「6時から9時まで」と言ったはずだ。 だって、だって、さくらさんはロンドンから帰ってきたばっかりだったから、お耳が英語仕様だったもん! 口からこれっぽっちも英語が出てこなくても、UKに行って英語に浸かって、感覚ちょびっと戻ってたんだもん! だから、聞き間違えは絶対ないと言いきれる(←をいをい)。 絶対、6時45分とは言ってない。「残りのクラスは土曜日と日曜日の6時から9時まで」と言ったから、私もそれをきちんと復唱したのだよ。「土曜と日曜の、6時から9時ね」って。 英語電話嫌いのさくらさんは、それ故に電話の場合は時間と曜日を、例え単語の羅列でも復唱して確認するのだから。 ひょっとしたら、ラマダン中7時台はじまり10時終わりだったのが、6時台はじまり9時台終わりに戻ったと言いたかっただけなのかしら? だったら、そう、言って欲しかったな……。いや、私の英語はわかんなくてもさ、私はあなたの英語は分かるのだよ、比較的……。 やっぱ、英語の電話は嫌い(大泣)。 読了:『蹴りたい背中』 綿矢りさ 先月は他にも『OUT』とか『新宿鮫シリーズ』とか読んでました(苦笑)。何かと話題の『蹴りたい背中』を読んだわけですが、読んで良かった。文章の種類というか、表現の仕方が私好み。良い意味で私も頑張ろうと思える作品は、本当に久々でした。
AOISAKURA
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