SAKURA'S STUDY DIARY
さくらのきままな毎日 一日一読一書 A reading and a writing for a day
英語だったらどんな感じになるんだろう、と主要人物の初登場だけ確認してみようと思ったのに、気がついたら最後まで見てました。 うーん。 早口で長台詞をまくし立てられると、何言っているか分かんなかったけど、それでも分かる範囲内でね。 全体的に英語になったら重さがないというか。 英語という言語の響きもあるのかもしれないけど。軽いのね。日本語のように簡潔に表現できないせいとか、早口になるとけたたましく感じられるのか。言葉や声の調子が変わっただけで、すごい印象が変わる。 全体的に声域が高音域に移っている感じなので。 女性陣はみんな可愛らしい感じ。特にモロからは凄みが消え、高貴なお年寄りって感じで淋しかったわ。逆に、乙事主は聞きやすかったけど(苦笑) 後は、あのもののけ姫の歌から怪しさが消え、完全に清く美しい歌に。やっぱ、あの歌も怪しくないとダメなのねー。 映画を日本語に訳すにしろ、英語にしろ、どうしても「翻訳」の作業の部分で削られる言葉、補われる言葉があって。文章と違って、字幕映画の場合は表示できる文字数に制限があるから、削られる言葉も多い。だから最近は、吹き替え版の方が言葉の量が多い分、中味がもっとよく伝わるかしら、と思っていたけど。 今回、何度も見た日本語の映画を英語で初めて見て。 日本語吹き替えの映画を見ると、ネイティブはこんな感じの違和感を持つのかしらと思ったら。 映画全体の雰囲気を味わいたなら、言葉の量が多くて分かりやすいとかよりも、やっぱりオリジナルの音で見る方がいいのかもね。
AOISAKURA
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