|
SAKURA'S STUDY DIARY
さくらのきままな毎日 一日一読一書 A reading and a writing for a day
その昔、さくらさんがUKに遊学しに行った時のこと。右も左も分からぬまま、初めて大きな町のシティセンターでお買い物をして、20ポンドちょい(4000円強)の支払に、日本の銀行で両替してもらったピン札の50ポンド(1万円)を出した。すると、お店のレジのおねーさんはあからさまにお札を掲げて透かしをチェックし、更にとなりにいたおにーさんにお札を手渡した。もちろん、おにーさんもお札を掲げて再チェック。 その時は、そんな、偽札使うような人に見えるのか、私は。と、ちょっとむっとしたし、ショックだった。 でも、現地での生活に慣れたら、誰も50ポンド札なんて使っていないのに気がついた。銀行のATMで100ポンドおろしても、全部20ポンド札で出てくる。その後、イギリスでの数ヶ月の生活の間、50ポンド札を見かけたことは一度もなかった。もちろん、更に後で砂の国や地の国から行った旅行も含めて、あれ以来全くお目にかかったことはない。 だから、あの時お札チェックをしたのは私が怪しいのではなくて、高額紙幣は必ずチェックするという体制だったのだと、今は納得できている。 確かに、日本で、お客さんを目の前にしてお札を掲げて透かしをチェックをしたら、疑われたような気分でお客さんはいい気がしないと思う。 でも、これだけ偽札が出回っているなら、旧紙幣の場合はお札チェックをするのが当たり前という風にしちゃえばいいんじゃないかなぁ。 しかし、初詣で使うなんて、罰当たりよねー。
AOISAKURA
|