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SAKURA'S STUDY DIARY
さくらのきままな毎日 一日一読一書 A reading and a writing for a day
うちでの彼の愛称は「トルネコおじさん」。 ふさふさ眉毛にひげといい、太り方といい、商人でお金儲けが上手いところといい、もうまさにDQ4の武器屋トルネコにそっくりだったから。ヤクザみたいなのや映画俳優気取りや自己陶酔な怪しいリーダーが多い中東で、親しみやすかったトルネコおじさん。 瞬く間に、内戦でぼろぼろのベイルートの復興を成し遂げた立て役者。 そんなトルネコおじさんが。 国会から自宅に帰る途中、シーサイドのホテルの前の道路で、車ごとどっかん。 誰の首謀かはわかっていないけれども、一番の疑いをかけられているのはシリア。シリアはレバノンを属国扱いしており、現在でも自国軍をレバノン国内に展開。国連はシリアに撤退するよう勧告し、トルネコおじさんはこれを支持。トルネコおじさんは反シリアで、去年暮れに親シリアの大統領と対立、首相を辞めた経緯があって、彼が死んで一番ラッキーなのはシリアだから。 もちろん、シリアは否定しているけどさ。 こういうことが、まかり通る中東は恐ろしい。 気に入らなければ、殺してしまえばいいという考え方が蔓延してる。 正直、これ以上関わりたくないと言うのが本音。 真剣に将来のことを考えよう。
AOISAKURA
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