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SAKURA'S STUDY DIARY
さくらのきままな毎日 一日一読一書 A reading and a writing for a day
空の上から見たことはあったんだけど、地上からは初めて。 高速で走っていたから、車の外をさあっと風景として流れていくだけで、きちんと見学したわけではないのだけど、砂漠の中に突如として現れる鉄骨の建築物とそれに付随する町は、かなり人工的なイメージ。私達が住んでる街だって十分砂漠の中の人工都市なんだけれども、それよりもさらに「作られた」空気。 そして、鋼鉄の煙突の上で、ちろちろ火が燃えてました、やっぱり。 この砂の下に石油がごまんと埋まっているかと思うと、何だか不思議な感覚だった。当たり前のことだけど、地上の上は普通の砂漠だから。 更に、帰りに通ったときにはすっかりと陽が沈んでいたのだけど、その油井地帯ははまるで大都市と見まごうばかりに、遠くから輝いて見えた。 鉄骨の建築物ひとつひとつに、まるで高層ビルに見えるかのように、煌々と明かりが灯っている。鉄塔は全て光で縁取られていて、それも、航空灯のように弱々しく赤い光が点滅するのではなく、鉄骨の節々を留めているボルトがそれぞれ眩い光を発しているかの如くに。 それは、とても興味深い光景。 ぜひとも、日本に置いてきたKissが戻ってきた時には、じっくり写真に撮ってみたい(デジカメでトライしたけど、全然ダメだった)。 ……って、油田地帯って、写真撮影禁止だったけ?
AOISAKURA
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