SAKURA'S STUDY DIARY

さくらのきままな毎日

一日一読一書

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言語力の低下とついったー 2009年12月04日(金)
更新が度々開くこの日記だけれども、日々感じたこと、考えたこと、書きたいことは実はたくさんある。でも、それを文章にまとめて書くと言うことが出来ない。
それは、おそらく時間的な制約もあるけれども(じっくり誰にも邪魔されずにPCに向かえるのは21時すぎの数時間のみ。そして、PCにだけ向かうわけにもいかず)、考えたことを文章に落とす作業そのものが出来なくなっているのだ。自分が感じたことだけをただ発するのではなく、それを元に何を伝えたいのか、ということをまとめることがうまくいかない。うまくいかない、というだけでなく、そこまでする必要もないか、みたいなこともある。

「鳩山さん、9億円もおこずかいって羨ましいなー」
例えば、こう思ったことは事実。でも、コレだけ書いてもこの日記は成立しない(いや、成立すると言えばそうだけど……。さくらさんの基準としては成立しない。箇条書き日記ではないので)。
そこから、批判するのか、別にそれはそれでいいと擁護するのか、自分は政治資金はどうするべきだと思うのか、等々、広がる意見をまとめて書き込むのは、それなりの時間と労力が必要なのだ。

でも、そういう箇条書きも書き込みたい。
意見の投げっぱなしもやってみたい。

と、最近さくらさんは思うようになって、そこでやっと気が付いた。
ついったーが受ける理由ってのを。

だって、簡単なんだもん。言いっぱなし。起承転結、オチいらず。便利なツールじゃないか! 今頭に浮かんだこと、そのまま届け、って。

そういう、簡単な意見表明にもいい面はあると思う。
でも、一方で、これって言語力の低下とも関連あるよな、と思う。表現力の低下ともいえるかな。

この日記にしたってそうなのだ。
以前は、日記はあくまで日記で、色々考えたり旅行記みたいなものは、ちゃんと文章にまとめて、エッセーという形で本邸にアップしていた。
でも、いつしかエッセーではなくて、日記に殴り書きになった。日記で毎日のように自分の思ったことを書くようになった反面、ちゃんと下書きして推敲して、というエッセーは書かなくなってしまった。

なので、多分、つーいったーでその時思ったことを呟けば、それはとても便利なんだけど、頭にふっと浮かんだ物を、その後に考えたりまとめるとかはしなくなるんだと思う。
そうやって、どんどん自分の頭の中にある物が、推敲されずに他人様の目に触れていく様になるのだ。思考の過程で捨てられて表に出なかった物や、一時的な感情が、漏れ出てくるというか。

ネットとかPCには便利なツールがいっぱいあるけれども、気軽に何かできると言うことは、鍛錬の道を歩まないとも言えるのだ。まさに、諸刃の剣なのね。

……でも、便利だよなー、お手軽だよなー、ついったー。
さくらさん、ちょっと心を動かされてるよ……。

 


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