前途多難と前途洋洋のはざま日記



痛みに耐える?

2002年11月01日(金)

竹中財政大臣の不良債権処理策の中身もよく知らずに言うんだけど、銀行や与党の猛反発にあって骨抜きにされたってことが、なぜかとてもへこむ。
別に竹中田村亮子似大臣のファンでもないし、竹中プラン、すばらしい!と言えるほどわかっちゃいないんだけど、10年以上国全体が沈滞してきたことを、ここで、今ここでなんとかしようとしている勢いが、銀行や与党の反発で萎えてしまうといいのが、なぜか悲しい。
結局強いのはそこかと。
そこがGoと言わなければ始まらないのかと。
銀行員はけっこうな給料をもらっているんじゃないかと。
平成の御代に「定期にしてくれたらこれあげるよ」とキャラクターグッズをちらつかせるようなバカなことをしている銀行が、まだあるじゃないかと。
わかってます、話がそれています。


もわもわんとした沈滞ムードがまだまだ続くのだ。
私は橋本治言うところの”それ自体が利益を生むような財産”もなければ、とりあえずの大金も持たない。
持たざる者の暮らしは、昔も今もたいして変わりはないのかもしれない。
でも、こう長期にわたって不況だ失業だ倒産だ自殺だと聞かされると、さすがののんきな私も、もういい加減スカっとしたいな、たとえ痛みを伴っても・・・・なんて思ってしまう。

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