前途多難と前途洋洋のはざま日記



いつかはジジババ

2003年05月07日(水)

午前中に草刈りをする。
団地のいわば共有地にあたる部分なんだが、うちは1階に位置しているため、草の伸びが他の階の人より気になる。もう自分の庭のような感覚で手入れする(若干嘘の入った文章です)。

夜は会議があった。
自治会ではいろんな委員を選出するのだが、はっつは今年度、社会福祉委員である。
似合わねーよ!って言うな、そこ!聞こえてるぞ!!
アタシだってひとり暮らしのお年寄りのお宅を訪問して
「お元気ですか。」
「何かお困りのことはありませんか。」
って言うんだぞ、見てろよ!
そう怒るような話ではないんですが・・・・。

会議に出て初めて知ったことがある。
私が住む京都市N区には17の学区があり、その中でも我が学区の福祉事業はベスト3に入るくらいのレベルの高さなんだそうだ。
そんなこと全く知らずに過ごしてきたが、このままのレベルを保ってこの学区の福祉事業が展開して行けば、例えば法律ではじかれてしまっても、福祉意識の高い地域性のおかげで、孤独な死を迎えたり、飢えてどうしようもなくなったり、そんな事態は避けられるかもしれない、ここにいれば。

うちは子供なしの夫婦二人(と猫一匹)。
サラリーマン世帯で、税金は言われるままに滞納なく支払っている(引かれている)。
無芸大食のツマを抱えてはいるが、子供や老人、介護の必要な人の同居もない。
こんな世帯、法的には(行政的には)はじかれまくるだろうな・・・・と薄々思ってはいたので、なんとなくここに住んでいるということにちょっとホっとする。

因果応報、情けは人のためならず。
であるから、今年度の社会福祉委員としての活動は自分なりにがんばろうと思うのだった。

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