前途多難と前途洋洋のはざま日記



すてきな奥さん(予備軍)のひらめき

2003年06月22日(日)

引き出しの中を整理する。
いったい、この狭い部屋の中に引き出しというものはいくつあるんだろう。
きょう整理できた引き出しはひとつ。たったひとつでっせ奥さん!
整理を始めるとどうしてもあちこちに寄り道をしてしまう。

ああ、こんなとこからこんなモノが・・・・(しみじみする)
あれ!これはこんなところにあったのか!(驚愕のあまりしばらく身動きがとれない)
うううぅ、広げたはいいがどうやって片づけよう・・・・(呆然とする)

このように、しみじみ・驚愕・呆然といった時間が蓄積され、気がつけばとんでもない時刻になっており、引き出しひとつのために一日おいらはナニしてたのさってことになる。


私の理想はモノが少ない部屋にすること。
バンバン捨てて、スッキリ暮らしたい。
あくまで理想。
現実は何年も開けられていない段ボールが押入の奥にひっそり佇んでいたり、いつか使うかも・・・・と捨てられずにいる日用品が輝きを失ったまま棚の中で息をひそめていたりする。
なかなか捨てられないので、整理といってもあっちにあったものをこっちに移動させるだけのことで、な〜んにもスッキリしていなかったりする。
こういうのを徒労に終わるというのだろうか。



もう長いこと食器棚の片隅を占領していたものがある。
それは紙コップ。
昔はよく友人たちの間で、バーベキュー大会や野外焼きそば祭りなどが開催され、その頃に買ったもの。
だが、多く買いすぎたのか残っていた紙コップ30余。
そのままポイするのがしのびなく、いつかまた野外焼きそば大会があるかも・・・・と思いながら月日は流れた。

きょうは、きょうこそは、思い切って捨てる日ではないか。
いつか使えるとため込んだモノに圧迫される生活とはもう決別しよう。
捨てるよ、捨てちゃうよ、サヨナラだよ、紙コップ。
・・・・と語りかけること数秒。
パっとひらめいたね、来た来た来たぁっ!!
どうしてこんなことに今まで気づかなかったんだろう。
すてきな奥さんをめざす身として恥ずかしい。

紙コップは、どうしても野外で使わなければならないものではないんである。
家の中で使えばいいんだ。
毎日コーヒーだのお茶だのをマグカップやら湯飲みやらに注いで、そのたびに洗い物を作らなくても、紙コップでいいやん。
私が飲む分は紙コップでいいやん。
未使用のまま捨てるのがいやだったんであって、きっちり使って捨てるなら、本来の紙コップの役割を充分果たしてるやん。
そうだ、そうしよう。
これから35杯くらいコーヒーは紙コップで飲む。

ああ、はっつ、すてきな奥さんへの階段をまた一段・・・・。


00:38:00
【ふたたび】
昔読んだ本を引っぱり出して読み始めている。

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