前途多難と前途洋洋のはざま日記



これ、どうしても直して下さい!お願いします。

2003年08月26日(火)

近頃は携帯電話が時計がわりという人も増えていると思う。
私も目覚まし時計がわりに携帯電話を枕元に置き、アラームメロディとしてフォーリーブスの「ブルドッグ」で目覚める毎日だ。

腕時計も長らくつけていなかったのだが、思うところあってまたつけはじめた。
バイト中などはよく時計を見る。
時間を区切ってテキパキ動かないといけない仕事だしな。
ところが、バイト中につけていたため、時計に大きなダメージを与えてしまった。

冷蔵庫というか冷蔵室内での作業があり、冷えた冷蔵庫からムッとする庫外に出、また冷蔵庫内へ・・・・・を繰り返す。
これは体にもよくないだろうが、時計にもホントによくなかった。
湿気が時計の細かい部品、隅々にまで行き渡り、ウンともスンとも動かなくなってしまった。
愛用の時計は防水加工ものではない。
それをあんなふうに扱ってはいけなかったのだが、やってしまった・・・・・。


修理を依頼すると、
「ほとんど全部品の交換になるかもしれません。」
「もう別の新しい時計を買った方がいいくらいかもしれません。」
と言われた。

それでもいい。

仮に全部品の交換になり、実質別の時計になってしまっても、
「じゃ、新しいのを買います。」
ではなく、あの時計にこだわりを持っていたいのだ。

あの時計は、私が親元を離れて初めて迎える誕生日に母が贈ってくれたものだ。
腕時計をしていなかった長い時期もあったが愛着がある。
乱暴な使い方で修理に出すことになってしまったが、それでも大事に思っている。

大酒くらって女房を殴ったり、ギャンブルに給料つぎ込んで生活費を家に入れない男が「でも、おまえのことは大事に思ってるんやで。」って言ってるみたいだけど・・・・・、大事に思っているの、時計。

田舎の老いた母と私をつなぐ時計のような気が、勝手にしているのだ。


どなたか私に、バイト用完全防水、湿気がどーしたドンと来い!!の時計をプレゼントして下さい。
ただ今より受け付けます。

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