2003年10月03日(金)
疲れて眠る
オフ会なるものに参加してみました。 とりあえず藁にもすがる的 現状打破を狙いつつ それなりの解決策を夢見がちに の参加だったのですが どうも大本は2ちゃんねる派生なイベントだったらしく、 それを聞いたのは会場でだったわけですが 偏見を持ってかかるまでもなく 期待を裏切らず 絵に描いたように秋葉原系で 奇妙な選民意識と過剰な自己愛と。 ゲス専と言われた過去のある身ですので 外見には振り回されない方なんですが (正確に言えば外見で選んだ結果がゲス専だったんですが) そんな程度のフィルターなんて素通りなほど どうしても全てが嘘っぽく 全てが虚構のような 妄想と理想をえんえんと語られ 負け惜しみを羅列されているかのような そんな具合。 しかしまぁ 私はやっぱり前向きに というより レッテルを貼られるべき人間なんだということは しかと自覚できたので、これは大きな収穫です。 晴れやかな気分でグイグイとスピリッツを飲み下す。 知らない人と飲むお酒ほど 気楽で美味しいものはありません。
卓也が死んだということが 深くきつく堪えていて 私は対人関係への タナトフォビアになってしまい、 結果として 結婚願望にとり憑かれた ような感じです。
好きになった人と結婚したい。
そんなごくごく当たり前なこと と思うかも知れませんが、 元来結婚願望のなかった私 甘い結婚生活 とか 寄り添う老後 とか そういうビジョンは何一つなく ただ 私は好きな人の骨が欲しい と、痛烈に痛感したのです。 人が死んだ時、結婚という 「紙っぺら一枚」の存在は絶大で、 疲れて眠るチリちゃんにはそれがなかった。 友人一同だった浅田も 恋人だったチリちゃんも 「家族じゃない」者として一様に排除され、 一緒に暮らしていようが 心が繋がっていようが そんなことは一方がなくなれば ただの一方通行でしかなく、 あぁ、結婚してたらチリちゃんは きっと最期の最後まで卓也と 一緒にいられたのにな、と思った。
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