プープーの罠
2003年10月07日(火)

凹め

まったくもって無感動。
あからさま。
わかりやすく。
全てにおいてどうでもよく。
中身なんて知らないわ。

そう、君の
骨格の張った肩
少し長い前髪
無頓着な眼鏡
太ももに触れるしぐさ
1年半の同棲
片翼の刺青
ダイヤの指環
うつむいた笑顔
八重歯がのぞいていて

ただ君の在り方としてそのすべてを
好きだと言ったらどうする?

私が欲しいのは何だろう。
今のままじゃ駄目な理由は何?

今のままであることを切望しながら
今のままじゃ駄目だと思う。

白か黒か
どっちでもいいから
どうかどちらかに。

本当は
君が外を向くのが怖いのかもね。

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「プープーの罠」 written by 浅田

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